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お久しぶりです…私だ!


ユルシテ…ユルシテ…

私たち一行は羅針盤の指す方に真っ直ぐに向かったのだが…



ザザーン


「ここ…どこ?」


まあ、砂浜だよね…


「こんなとこに海なんてあったかな?」


ネルは首を傾げている


「いや、ないと思うよ?」


ニルもまあ首を傾げていた


『ぬーんこの海…?は何やら変な感じがするのお…』


「そうか?わしには分からんな!」


爺はまた大笑いしている


ザザーン


にしても…


「深くない?」


そう…この砂浜一見それなりに浅そうなのだが、膝丈に届くくらいのところで急に深くなっている。


『やはり変じゃ…。こんな所に海などないはず…この気配も上司に似ている…?ぬぬ?なにがおるのだ…?』


スイは爺の肩に乗りながら器用に頭を抱えている


ん〜?確かに感じたことある気配な気がする…。


バシャンッ!


ん?


目の前の海から音がなったのでそちらを見る。


するとそこには1人の女性が立っていた。

髪は海のような青色、瞳はほの暗い深海のような紺色、体型はスラッとした手足に首や肩の所は鱗のようなもので覆われている。服装は至ってシンプルで青色のビキニに薄い翠色のパレオをつけていた。

そしてこちらをじっと見てきていた。


ジーーーー


うーん…なんで無言なんだろ…ラチがあかないし話しかけるか…


「あの〜…?」


「ああ!響子ちゃんじゃない!久しぶりね〜!」


ん?んんん?


「えーと…どちら様で?」


「あら?忘れた?マーさんよ!マーさん。」


ああ、思い出した。確か、アザミの紹介で会ったんだっけ。


「思い出しました。マーさん久しぶりです。」


「少し見ない間に大きくなって!あら?源三郎さんじゃない!」


「お久しぶりで、マーさん」


何年ぶりくらいかな?確か事故死する10年くらい前だったか?


「誰だろう?」


「…わかんない…」


ニルとネルがヒソヒソ喋っている。


「ああ、紹介するね。こちら知り合いのマーさんです。」


「よろしくね〜」


そう言って手をヒラヒラさせている。


「えっと…よろしくお願いします。」


「よろしく」


ネルはおずおずとニルはほぼ無表情と言った様子で挨拶をした。


『おっふ…もしやあなた様は火の化身様とお知り合いでございますか…?』


スイがマーさんに何やら聞いている。なんだろ?


「ん〜?火の化身ってどの人かしら?」


『えーと………様なんですが…』


「知ってるわよ〜。よくご一緒にお茶を楽しんでるわ〜」


…お茶会の集まりの人のことかな?


あのお茶会いろんな人が来るんだよね…


まあ、そんなことはいいんだけどね…


『ところでこの違和感のある海はなんでございましょうか…?』


「ああ、この海ね。私の主人がこっちに来た時に主人の上司が住居ごと一緒に来たのよ〜」


『なるほど…』



……上司って誰だろうな…

ネルが思いつかないってあんな感じなんですね…

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