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ガチャは悪い文明だ…(戒め)
目の前に広がる生い茂る木々!そして、空に浮かぶふたつの太陽!
「陽の光だ〜!」「だ〜」
そう言いながら両腕を上げると、ニルも真似をする
『のう?お主の孫はこんな感じなのか?』
「ハハハ!いつにも増してテンションが高いな!」
スイの質問に答えている爺はスイを撫で回している
『ぬぬ、やはり上手いな…!』
スイのだらけ具合が凄いことになっている
「そう言えば、どこに向かうんですか?」
ネルがそう質問してきたので目的地を言う
「とりあえず妹の顔でも見に行こうかな〜」
一応こっちに来てるらしいしね
「妹さんですか?」
「そうそう、元気にしてるかな〜?」
いや〜久しぶりだね〜何年ぶりくらいかな〜
?何年?いや、何を考えてるんだわたしは…数日ぶりだろうに……まあ、いいか!
「妹さんはどんな感じなんでしょか?」
「気になる〜?」
そう質問すると後ろから
『なんかウザったいやつみたいになっておるが…?』
「響子は妹の話になるとめんどくさいのでな…」
とか言っているが無視だ無視!
「私の妹の瑠々は、それはもう可愛いの!」
「背はニルと同じくらいで、髪の毛を腰まで伸ばしてるの!それでそれで、くりくりした大きなおめめがチャーミング!いつもツンツンしてるんだけど、眠かったり少しでも寂しいと甘えてくるのも凄く可愛いし、甘いものを食べた時の反応も可愛いの!でもでも、やっぱり怒ってたりしてても可愛いのよね!」
とりあえず、ネルに妹がいかに可愛いかを説明したら
「そ、そうですか…」
と苦笑いされた…なぜ…?
「とりあえず、羅針盤に従って進もうか。」
そう言いながら、手に持った羅針盤を見る
グルグルグルグル!
えっ、こんな勢いすごいの…?
ピタッ!
そうこうしているうちに羅針盤は、回転を止めて二つの針のうち探し物を探す針が北を指した。
「そう言えば、瑠々も来ておるのか?」
ん?あーそう言えば、言ってなかったね〜
「いんや?多分あと1ヶ月内かな?」
「はあ?じゃあ、何故分かったんじゃ?」
「そりゃあ、世界間の転移だもん。専用の魔法陣くらいあるでしょう。」
「そう言われればそうじゃな。」
『ぬっ?転移?何故じゃ?』
スイの疑問の意味が分からなかったので聞いてみる
「転移がどうしたの?」
スイがこちらを向いて答えた
『この世界には転移はないはずじゃが?』
「なに?」
『ぬ〜?どういうことなんじゃ?ぬ?ぬぬぬ?』
スイが頭を大きく傾け始めたかと思うと
『ぬぬ?ふむ、ふむ…はあ…なるほど…はっ?はあ…』
いきなり独り言を言い始めた。
しばらく続いていたのだが…
『ふむ、だいたい分かったのじゃ!』
と言い放った。
もうちょっとくらい見守るか…(←オイ)




