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おぉぉん…┏( .-. ┏ ) ┓
その後、とりあえず地面から頭を抜き会話を再開する
「さて、とりあえず中に戻るk」ガシッ
後ろを振り返ると恐ろしい顔をした爺がいた
「あ る け」
「……はい…と、とりあえずもの取ってきていいかな?」
「…いいじゃろう…」
ほっ、例のブツを取ってくるか
鎖で輪を作ってその中に歩いていく
この中の様子は、至ってシンプルで座布団に机、机と椅子それと多数あるモニターと言った感じである。しかし、あきらかにおかしいのがいる。椅子にこちらに背を向けて座っている。
後ろから見る限り長い黒髪のストレートを腰まで伸ばした幼女が座っていた。
「…なんでここにいるの?アザミ」
そう言うとその人物…アザミが振り返る。
その顔つきは可愛い感じの顔で金色に光る目が特徴的だ。しかし、どこか作り物めいた感じさえある。
「ふふふ、久しぶりね〜」
「…そうだね、何年ぶりくらいかな?」
「ん〜?約4年かな?」
アザミ、これが本名かさえ怪しいが爺が幼い頃からこの姿らしい、正体は今のところ不明と言われたが近いうちに分かるとのこと。
「それでどうやって入ったの、ここに?」
するとアザミはニヤニヤしながら「ちょちょいとね」と言った。
「はぁ〜」
「へいへい、ため息吐くと幸せが逃げるって言うぜ〜?」
相変わらずのテンションの高さである…
まあ、それ含めての彼女なので特には気にしない
「それでなんの用?」
そう質問するとアザミはキョトンとした
「いや、とくには」
と言いきった
「えっ?なんもないの?」
そう聞き返すと
「なんもないけど…」
「じゃあ、会いに来ただけ?」
「そのとーり!」
ビシッと指を天井に向けながら言った
「…あっ、いやあった」
と何かを思い出したかのようにそう言った。そして、コホンと言うとニヤニヤした表情そのままに
「とりあえず、こっちの問題は3年以内には終わらせて戻ってきてね」
と言い放った。
「はっ?」
意味が分からない…が、まずは気になったことを聞く
「なんで3年なの…?」
すると笑いながら
「いや〜!あの調子に乗ってるゴミ共が3年くらいで来るんだよね〜!一応、地球で招集出来るやつらは集め始めてるんだけど、保険でね〜」
「…ゴミ?」
「想像に任せるね〜?色々含めてもゴミだからね〜」
笑いながらそう言う、アザミの顔はだいぶ黒い笑みをしていた。なんの付き合いもない人が見たら、可愛らしい笑顔かもしれないが、あの笑みははそんな生易しいものじゃない。
「と、とりあえず3年だね。」
「そ、3年だよ」
「もし、過ぎたら…?」
そう聞くとアザミは更に笑みを深め、しかし瞳は何も写さない表情で
「私が退屈になっちゃうよね。」
っ!?その笑顔を見た途端背筋が凍るかと思った、目の前の少女が得体の知れない恐ろしいなにかに見えた。
取るものも取ったので早く戻るとしよう…
「わ、わかったよ…また、会いましょう…」
「んじゃあ〜ね〜」
そう言いながら手を振ってこちらを見送る。これだけなら可愛らしいんだけどなぁ…。
「…さて、とりあえず戻るとするかな?」
さっき入ってきた、場所からネル達のいる場所へ出る。
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