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めっさ遅れました〜


ほんとうに申し訳ない。


「お…姉…?」


なんであんな所に?勘違いかと思い、目を擦ってもう一度見る。目がバッチリ合っている…


?????うーん??


ちょっと混乱してきた…


静かに頭を抱えていると近くにいた佳奈が小声で声をかけてきた


(ちょっと、大丈夫?)


(うん…ちょっと現実が受け入れられないだけ…)


お姉から目を逸らしつつ王様達の話を聞く


「…というわけで我々は非常にピンチなのだ。」


あっやば…全然聞いてなかった…


…なんか知らないけどピンチなのね…


「なるほどなあ〜」


西塔の声にルトロスが反応した


「そうじゃ。そして、お主たちの中に間違いなく勇者、と呼ばれるものもいるはずじゃ」


と言った


「勇者…ですか…。あのなんで私たちは召喚されたんでしょうか…?」


と南港が質問するとさっきまで息を整えていた聖女が


「勇者というのは色々と引き寄せるものです、なので勇者の周囲にいたあなた方も召喚されたのです。…こんな人数は想定外だけど…」


とハキハキと言った。最後の方は聞こえなかったが…


「コホン、さてまずは勇者の方を見つけたいと思います。皆さんステータスと言ってみてください。」


その言葉にみんながザワザワし始める、


「ねえ…これって…」


「も、もしや…ほんとに出るんでござるか…!」


「いや、有り得る出やんす!」


うちのオタク組…遠山銀、大山仁、影谷杉の3人が集まって何か言っている。


遠山銀、少し小柄(私ほどじゃないけど…)でお下げにした髪と掛けたメガネで可愛らしいのが特徴的だ。みんなからお銀さんと呼ばれている……何故江戸風?


大山仁、典型的なぽっちゃり系男子で顔のパーツが整っているので痩せたらイケメンなのでは?という噂もある。そんな彼はみんなから動けるデブやニンジャと呼ばれている。それくらい動ける。


影山杉、少し細めで鋭い目が特徴でちょっと不健康そうな見た目とは裏腹に運動も結構いける。本人曰く、「体力を付けるのは大事でやんす!」との事、最近100連爆死したらしい。爆死ってなんだろう…


なんやかんややっていると北塔が


「ぬっ!なんか出たぞ!」


そういう彼は何かを見ているのか目線が忙しなく動いている、他の人も騒がしくなってきていた


ほんとに出るっぽいね…まずは言ってみるとしますか…


「ステータス」



―――――――――――――――――――――――――――


名前:西園寺瑠々

Lv:1

職業:剣豪

称号:剣豪 ヤベー奴の妹 Aとの関わり 


スキル:剣術Lv.10 剛剣Lv.8 歩行術Lv.10 無属性魔法Lv.5


加護:Aの加護


―――――――――――――――――――――――――――


んー?強い…のかな?というかこのAってなに?何かの頭文字?わかんないや…


「ステータスを確認してもらったようじゃな、ではそこの兵士達に部屋の案内させよう」


こちらが確認したのを見て、いつの間にか後ろにいた兵士達が動いた。


「では勇者様方、こちらについて来てください」


そう言う兵士にみんなついて行くので私もそれについて行く




―――――――――――――――――――――――――――


《カドラス視点》


「で、お主らどこを見ておったんじゃ?」


そう言いながら会話に参加しなかった14人を見る


代表してか1番近くにいる、20代前半に見える男が話し始めた。


「いやなに、あの窓にとんでもないのがいてな。」


そう言いながら、天井近くの窓を指さした。


「ぬぬ?変な気配はあったがそこにおったのか!」


そう言いながらルトロスが手を叩いた。


「というより、とんでもないとは?」


儂は気になっていたことを聞くと、その質問に龍王であるミリアが答える


「ほんとにとんでもないくらい強い人でしたね〜、ここにいる私たちが一斉にかかっても勝てないんじゃないかしら?」


その言葉に全員がざわついた、()()()()()()負けを実質負けを認めたからだ。


「一体その者は何者なんだ…」


そう呟く声に誰も答えることはなかった…










なんとかなるさ…(白目)

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