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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

世迷半年

作者: 鎖に繋がれた桃

読む人によっては不快に思われるかも知れません



※私はこんなに病んではいないので安心してください

あぁ、何故この世はこんなにも綺麗で、汚いのだろうか。

何故この世は悪が得をし善が損をするのだろうか。


何故、何故、何故


いくら思考を巡らせても、問うても答えが帰ってくることは無い。


一人でないようで一人である。とはこういう事なのだろうか。


こんなことを考えるようになったのはいつだっただろうか。


1日前。違う


1週間前。違う


1年前。違う


いや、そうだった半年前だ。


祖母を失ったあの日。僕は全てを失った、祖母は僕の全てだった。


親など居ない、祖父は3年前に死んでいる。僕に残っている物など何も無い。


だからもう僕を苦しませないでくれ。おばあちゃん。


そんな笑顔で僕を見ないでくれ。もう死にたいんだ。


世迷なんか半年充分だ。


だから、もう。






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