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俺は死ぬ・・?

なんで世界は一つなんだろうな?

ある人は言った・・・「各個人の頭の中に世界が存在している」と


人類は全部でどれくらいいるんだろう? 

2013年ですでに72億人以上いるらしい その考え通りに考えれば72億以上の世界があると仮定してもいいだろう。 


それなのになぜ、ひとつの世界に縛られなければならない? 


ありとあらゆる思想ははびこっているけれど、世界は一つなんだろうな・・・・そんな事を考えながら毎日を過ごしていた。


んじゃあ世界とは何だ?と次に考えた。 


世界とは地球上のすべての国を包括するただの言葉である。

そこに、宇宙が含まれていないと考えるならばそれだけで可能性は広がる。


まずここで俺の世界観を説明しよう・・まず人間の住むここを人間界とした時、天使やら神がいるのを天界。

魔族・・つまりモン娘たちとイチャイチャできるような世界を魔界 

霊が彷徨う世界をアストラル界

仏がいるのが仏界 

ここで言う仏界は天界の上位版と考える 

他に仙人などがいる仙界 

鬼がいる地獄界


など挙げればきりがないがこれが俺の世界観であり、人間界などその中の一つでしかない。

大したことはない。 

これだけがおれにとってのすべての世界ではない。

そのように今いる人間界を見ている。

他の世界がこの先、技術進歩によって見つかるかもしれない。

よって今ある命を粗末に考えることが全くできない。

特に自分の命は尚更である。

これまでにあらゆる場所で命を落としかけてきたが、どんな時でも命を落とすことだけは避けた。


とまぁ、こんなことを考えている俺は現在高2。

受験のことで頭が一杯に世間体には見せて、ありとあらゆる哲学書や美術品を見ては世界観に対しての知識を身に付けようと必死であった。


最近よく夢を見るんだ。自分が死ぬ夢を・・・そんな時こう思う。今までに悔いは無かったのか?

勿論悔いはある。それはモン娘と一度もイチャイチャできなかった上に、ひと目見ることも会うことも何もできてはいないということ。 ただそれだけだった。


俺はある日化学式というのに出会いDNA構造に出会った。 それまで理系科目は眼中に入れていなかったのだが

この日からのめり込んでいった・・・モン娘を化学的に作れないのかと。

それから壁にぶち当たった。 

そう人間は単一の化合物でできていないという事を意識していなかった。

次に考えたのはDNA 

それから染色体と体の構造などを敬愛するフランシス・クリック博士の論文から

人間のDNAは二重螺旋構造をしていることを理解してから様々な動物のDNAを観察し、合成しては、これならきっとモン娘ができるに違いないと信じて疑わず

又、クローン細胞の作り方や再生医療も熟知しようと大学は生物学を専攻しようと必死に勉強してる時に悲劇は起きた。


死んだ・・・・


死んだ・・


死ぬ・・?


あまりに必死に勉強してると周りに気がいかなくなるのは昔からある気質である程度自覚していたのだが、気付けばそこは火の海で空には火山灰 目の前には黒い波が・・・

頭の中から出てきた結論は地震による二次災害が重なりあって自分は死ぬという事実だった。

サイレンが遠くから聞こえる。

きっと皆避難した後だろうな。

じゃあなぜ、誰も俺のことを無理やりにでも避難させなかったのか?

死を自覚すると乾いた笑いしかでてこない。


「ははは~ へへっ」


周りは閑静な住宅街というわけでもなく通学路であり隣には道路が広がっているのになぜか自分だけが取り残された。

これだけの不運があるのか?元々自分の家は仏教系であったことから

またも2つの言葉が頭に浮かぶ 


過去の因を知らんと欲せば()の現在の果を見よ。


未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ。


つまり、過去に何かこうなることを行いこうなったということか。

なら、仕方なし。

火山岩は近くに降ってくるしあの様子だと津波に呑まれるのは2分後

おまけに上では雷がごろごろごろごろなってるなぁ。

こういう時は自分の立場が客観視できるものらしい。

潔く死のうと考え、カバンの中身から後で気分転換に飛ばそうと考えていた凧を取り出すとそれを空高く上げた。

この行為自体は自己の苦悩解決のための幼児退行のように思えた。

上空で鳴る雷による演奏会を聞きながら最も厚い暗雲の立ち込める場所を狙って

凧をあげる

こんなところかな? 

ジジジジジっと音が聞こえる。

その後のキシャーンとかバーンとか音は聞こえなかった。 

ただ視界が真っ白になった。

簡単な話で光の方が音の速度よりも速いからだ。


そんなこんなで死んだ・・・

輪廻転生に基づくなら次は虫に生まれ変わるかもとか

でも生前に殺生はしていないし、自分の考えから救える物は全て救った。

あくまでも俺の命が危険にさらされない程度には。

が、死に方が自殺のようなものもあって虫に生まれ変わることは考えられた。

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・?

とここで目が覚めた

しかも記憶は受け継がれており、五体満足でもある。

あの状態で生き残ることは難しい ということはアストラル界であろうか?

と考えていた。

大幅改丁

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