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ふたり。  作者: キイチ
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「次しんちゃんの授業じゃない!?」

「んだね。英語かぁ…」


しんちゃん、は進藤先生のかわいらしいあだ名。あたしは決して呼んだりはしないけど。


この時間になるとみんなやたら髪の毛だとか化粧に気合いが入る。

きっとうれしいだろうなぁ、進藤先生は。


「ゆず、いま邪魔したら怒る?」

「多分、てか絶対」


女の友情なんて、所詮はこんなものだ。

男のためならなんだってやれる。多分すごいことだろうけど良くないこともある、ってことに彼女たちは気付かないんだろうか。


たとえばあたしみたいなのはこの時間になるとつまはじきだし、ね。



チャイムがなれば彼女たちは今か今かとドアを見つめて。恋する女の子はかわいいけれど、時に報われないこともあったりする、かも。


例えば、今日のような自習になるとき。


「はい、授業はじめるぞ」

「ちょ…なんで片桐」

「進藤先生は急な出張で今日は自習」

「なんだ…」

「つか代わりが片桐ってのがありえない」



そんな非難すら気にしない片桐先生は課題をさっさと配布し終えて自分の仕事をし始めた。ノートパソコンを開いて、教科書をめくりながらプリント作りだろうか?


配られたプリントに取り掛かりつつ、ちらりと片桐先生に目をやってみた。



「ゆず、」

「なに?」

「片桐先生嫌いなの?」

「んー、何て言うか興味がないっていうの?好きとか嫌いとかいう興味がわかない」



興味、か。

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