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step3: キャラが自分から動く!〜自由研究?違います、脳を切り替えればいいんです〜

では早速ですが、キャラクターってどうやって動いてます?

あなたの思うまま?

いえ、実はキャラクターにも意思があるんです。


例えば、あなたは今とてもお腹が空いている。

じゃあ何を食べます?

カツ丼?

寿司?

ちなみに私は寿司です。

ハイ質問!

何で私を寿司を選んだのでしょうか。


「わかんねーよ」?

最もです。

そうです、本人じゃないとわからないんです。


でもここがポイント!


選んだには訳がある。何となくでも、要因がある。


カツ丼は嫌いだったから消去法だったのかも、寿司が特別好きだった?それとも何か思い出があるとか。


これが理由。判断材料。

あなたは何を選んだんでしょうか。

ちなみに私は寿司の方が好きだったからです。

「じゃあ何でカツ丼が嫌いだったのか?」と掘り下げられるといいですよね。

カツ丼好きな方、ごめんなさい。

でもカツ丼は私にとって、「食べれるけど進んで食べない」という感じです。サクサク感というか、昔はお肉が嫌いだったのもあるのかな?


まあそんなことより、

そう、個人の主観で選びます。

つまり、作者がキャラクターは孤立したものと考えないと、キャラが独り立ちするのはまず無理です。

それが難しい?

そうです。ならどうするか。


ズバリ、キャラクター専用ボックス(脳みそ)を頭で作る!


自分で作ったキャラなら設定とか覚えてますよね、少なくともある程度は、その設定を応用する形がほとんどになります。たぶん。

つまり、キャラクターを知り尽くして行動を予測する、キャラクターに成り切る、憑依、みたいな。

即興劇とも似てますね。


まず、前に出した「マメとリラ」の話覚えていますか?あれはすごく短かったですが話は理解できましたよね?


あれはマメが一番最初に喋るところから始まります。


ココですよ!

つまり、ストーリーを作るには

最初に喋る人→他の人はどう反応する?

と考えるのが基本、と言うか流れがあります。

現実でも誰かと話したいとき、会話をしないと話は進みませんよね?

この当たり前を小説でもやります。

そう、「会話」をすればいいのです。


小説で会話が書けない、できないのはあなたがキャラクターに成りきれていないから。

多分大体の人が

「設定は作ったけど、キャラクターの内面は理解していない。キャラクターの表面だけをなぞってる状態。」

だからだと思います。

例えばあなたが作ったキャラがいて、私がその子に話しかけます。

「おはよう!」


その子は何と返します?


「おう!おはよ!」

「…」(無言)

「うっせえ」 


それとも他の返事?


はい、これで一個お話しできましたね。

こんな感じでいいんです。最初ですし、その調子!

ここになくても、自分でこう返事すると答えが出せたらそれでOK!

さらに聞かれてすぐ答えたりリアクションをイメージできたならとっても良いスタートの証です!


基本はそんな感じの積み重ね。

「おはよう」から「昨日何した?」に、そこから「ねぇ、君の大事なもの壊しちゃった…ごめん…」(どんな反応をする?)に、どんどんレベルを上げます。


つまり、ここはキャラの内部までの設定ができて初めてできる。そう、「step1:キャラを作る」をうまくやればここは案外スムーズに行けます。


でもこれって自分とキャラの一対一の会話ですよね?

なら次は別のキャラと話す、今度は三人で…と増やす。

まあ、ここまで丁寧にやらなくともいいですが。

何個か質問を投げかけた時にすぐキャラがどんな反応をするか想像できれば大体はできてはずです。


ん?「言いたいことはわかるが、小説にすると話は別?文字にできない?」

わかりました。

次は地の文についてお話ししましょう!

大丈夫です、そのヒントはあるんです。


そう、コツは『リアル会話の書き起こし』。

あっ、口が滑った!



【今日のポイント】

・キャラが選んだ物・選択肢には意味がある!無くとも過去の積み重ね、経験など要因がある!

・脳みそを切り替えよう!作者とキャラは別人!

・会話をする。そうするとストーリーは進む!

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