表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

step2: プロット…?え、何それ新種のコブラとか?〜ごめんなさい、使うと手元が狂うんです。こう…クルンッパアア!…みたいな?〜

質問いいですか?

プロットってなんですか?

…え?もしかして本当にパチンコのスロットってやつ?(錯乱)

よくある「起承転結!事件を起こそう!」見て思うんですが、事件なんて毎回作ってたら毎回事故るじゃないですか。

大事件ですよそれ、主人公がどこにいても毎回一話ごと車に引かれるってそれはどうなん?

それに多分読者は飽きます。

別に使う人を否定してる訳じゃ無いですけど。

それは私の肌には合わなかっただけで。

え?一つのストーリーで起承転結を入れるのであって一話ずつじゃない?

なら一話はどうやって一話書くんですか、私の調べ不足?

…あれ、本当にどっちが起承転結?もしかして両方?

…なんかごめんなさい。


そんな作者失格の私はこう書きます。


「あー、なんかキャラできたからストーリー書こー」

「とりま一話!」


お分かりいただけたでしょうか。

そう、一話のことしか考えてません。二話?十話?考えてません。ガチマジ無計画。

作者も知らないんです。

しかも私はエンディングが見えない作者なので尚更終わりなんて見えません。

終わらせる気すらないと言うか…兎に角「書きたいシーン書きまくるぞ、満足するまで!」みたいな…


だって、書きたいこと書いて、舞台、場所、用意すればキャラは勝手に動いてくれる…

これで良いんです。

(※次回、「キャラが勝手に動くとは?」を解説しますので今は一旦深く考えず頭の片隅に入れといてください。)

それに別に毎回そんな盛り上がらなくたって、たまにはのんびーりしてても良いじゃないですか。

だってあなたは毎日車に轢かれてます?轢かれてないですよね?たまにはグータラ過ごす日もありますよね?ない?アッ、ゴメンナサイ、でもたまにはのんびりしたいですよね?ね?


…とにかく!


では詳しく一話見てみましょう。

例えば


【書き下ろしオリジナル:マメとリラ】


「リラ〜、今から本買いに行かない?」

今日は仕事もお休み、空は快晴、鳥も鳴いてるし、今日は予定もない。

気持ちのいい朝。

だから最近行けてなかった本屋に行きたかった。

「いいよ〜」

そう言ってリラは可愛い植物のピンを頭につける。

「それ好きだね。可愛い緑のカーディガンとグレーのワイドパンツ」

「うん。お気に入りなんだ〜。マメこそ、もっと可愛い服着なよ〜」

ひらひら揺れるカーディガン。

「私あんま服に興味ないんだよね」

「え〜、またまた〜、あ、あとで一緒に見に行こうよ〜」

私は笑う。

にしても姉妹、血の繋がってない私たちでもこんなに似るんだなと思う。

いや、似ていないところも確かにあるけど。

例えばリラは辛い物好きだけど私は甘いものばかり食べてるところとか…

でも話し方とか、マイページなところ、すぐ髪の毛を触る癖とかそっくりだ。

「準備できた〜?」

「リラは?」

「できたよ〜」

そう言ってマンションの扉を開けた。


—————————


はい、終わりです。


違和感ありましたか?

事件なんて起きてませんよね?

でもストーリーになってますよね。

この作品を読んでて、どんな設定がわかりましたか?

セリフだけで、誰が喋ってるか理解できましたか?

場面や描写は何となくでもわかりましたか?


それだけ分かればまずはOK!


では、このとき私はどうやってこのストーリーを書いたのか見ていきましょう。


①タイトルを決める(いつも最後に決める。今回はテーマを決める意味で)


②書き出す

→まず初めのシーンを決める(どんな場面?場所は?人の数は?誰が喋る?)

✳︎そこから書きだせば、後はキャラクターが勝手に動く!

(このキャラがこう喋ったらどうする?今どんな場面?空気?心情?)


③書きながら「口調はどうする?」


④ゴールを決める(今回の場合は出かけるところ、扉を出るところがゴール)

(もし話、一話が短くなったり長くなったら切ったり次の話と繋げたりする。)

(ゴールは途中で決めればいい。区切りがいいところ。)


ちなみに私の一話の文字目安は1500文字程度です。(最近は長くなるけど)

え?何で目安を決めるのか?

そりゃあ長くなったら飽きるし、読者から「はいこれダメー」と言われかねません。長すぎれば飽きも来る。


つまり、

一話分の長さ=集中力が必要な長さ


そうですね…テレビで言う金曜ロードショーやドラマとかみたいな?

CMがたくさん入ってくれば集中力が切れるし、だからといって本編が長すぎても飽きますよね。


だから文字数は意識してみると少し作者としてレベルが高いところに行けると思います。


集中力の長さ=力を使う時間

なので。

でも物によりますよ、2ちゃんねるみたいな電子掲示板の書き方なら長くても気にならなかったりしますし、そこは個人で調節してください。


っと言ってる間に長い文章に…次行きます。

次はもっと詳しく、そうですね、取り敢えず今誰かしらは「だからっ、キャラが自分から動いてくれてれば困ってねーつの!」って人いそうですので、まず「キャラが自分で動く」とは?から行きましょうか。



【今日のポイント!】

・別に毎回事故らなくても良い。現実世界と同じでストーリーにも「成り行き」がある。

・キャラが自分から動くようになると勝手に続く(次回解説)。

・文字数を少し意識してみると読者も読みやすくなる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ