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見世界  作者: エウレカ
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あなたの見える世界は広いか?

思考の沼へようこそ

  彼は思った


 俺は今、高校二年生の夏を過ごしている


 学校にも慣れてきた、友達もできた


 大人曰く自由もあって楽しい時期だそうだ


 自由って何だろうな



  彼女は思った


 私は今、病院で夏を過ごしています。


 生まれつき体が弱く、この先どうなるのかもわからないらしいのです。


 でも文字は読める、本は私を広い世界へ連れて行ってくれるんです!


 本は自由だなぁ


 

  彼は考えた


 道は多すぎる

 

 人を苦しめるくらいに選択肢があり

 自分はやりたいことは沢山あって

 周りはもっと高い目標を成し遂げている


 なんて苦しい人生なんだ



  彼女は考えた


 数多の本の文字を追うごとに思うんです


 すべての人には等しく夢があり

 楽しいときはこれがずっと続くことを願い

 死にたい人も死と言う名前の夢を求める


 その先が実現してないものを考える限りそれは夢なんじゃないかと思うんです


 今、目の前の本を読むことを達成できれば私はそれで幸せ!

 

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