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13話 お風呂を作ろう!

ミファと取りに行った鉱石はもう底をついていた。

村長に相談すると栄養事情がよくなった村人たちに、悠斗と鉱山に行って鉱石を取ってくるように命令した。


ヴァンが指揮をとり、人員をわりふった。

村長の息子はカリスマ性に溢れてる。

羨ましい。


ステンレスの凄さを目の当たりにした村人たちは喜んで引き受けてくれた。


これでストーブを作ることができる。

去年は飢えと寒さで何人も亡くなってしまったと聞いていたのでストーブ作製は重要だ。


村人たちと総出で鉱石を取って帰った。


それからはストーブに水くみポンプ、台所用品、農機具など、グレゴリオと二人で一心不乱に作った。

ソルは契約者がレベルが上がると自分も力が戻るのであっという間にもとの大きさに戻れるようになった。


いつの間にか鍛冶レベルは23まで上がっていた。

ちなみにMPは2のまま……


一番作りたかったステンレスのお風呂を作った。

流石に全員分は作れないので男湯と女湯と大きい浴槽を二つ作製。


お湯は魔石を使って出せるようにした。

簡単ながらも排水設備も作った。


みんなとんでもなく汚れているので湯船に入る前に洗ってから入る決まりを作った。

この世界では日本のように体を洗ってから湯船に入る習慣はない。


お風呂は大大好評でお年寄りたちは1日に何回も入るほど。


ミファと一緒にお風呂に入りた……すいません。


一通り作れるものは作った。

気がつけば冬になっていた。


ボロボロの家々はすっかり綺麗に建て替えられ、始めてきた村とは比べものにならないほど豊かになった。


村のみんなに笑顔が戻った。



鍛冶が落ち着いたところで村では手に入れられない石鹸、布や砂糖を王都で買うことにした。

塩は岩塩をサーチ能力で探せたので大丈夫!

ちなみに塩は高価です。


勇者が魔王を倒してから50年後。

国民から税を取り立てて贅沢三昧な国王と貴族たちによって王都もかなり貧しくなっているらしい。


王都もなんとかしたいところだが、村の復興のほうが優先だ。


お年寄りたちに温かい服を着させてあげたい。


靴は皮をなめして人数分作れた。


毛皮はコートにしてみんなに配った。


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