4. 吹奏楽部仮入部(本格化)
〜ユーフォニアムパートの部屋にて〜
二人「お願いしまーす」
先輩「はーい。ふたりともユーフォ*の経験ある?」
二人「ないです!」
恋奈「優香の実力はなめないでくださいね?先輩。」
先輩「噂では聞いたわよ?」
「え?なんで、私の話だけ?」
恋奈「あんたが化けm『人間ですぅ!』」
恋奈「優香も、随分とツッコミが早くなってきたわね。」
「恋奈のせいだけどねw」
先輩「まあまあ、吹きませんか?」
二人「はい!」
「ドーレーミーファーソーラーシードーレーミーファー」
恋奈「ドォレェミィファ↗↘」
先輩「優香ちゃん、ユーフォ入らない?」
「掛け持ちならしょっちゅうしてましたけど...」
先輩「ほんと!?」
「え、まさか、中学でも掛け持ちできたらするという意味でしょうか?」
先輩「ま、顧問に聞かなきゃわかんないけどねw」
「は、はぁ。」
恋奈「ホルンパートに行っても大丈夫ですか?」
先輩「いいよー!」
二人「ありがとうございましたー!」
〜ホルンパートの部屋にて〜
「お邪魔します。」
彩桜「この人です!先輩!化け物じみた人は!」
先輩「お〜。この子ね。」
「彩桜?何を吹き込んだの?先輩に。」
彩桜「化け物じみた人。」
先輩1「掛け持ちしょっちゅうしてた子。」
先輩2「ペット*を10分くらいで吹いた子。」
恋奈「ほとんどばけm『ちがう!』」
先輩3「ツッコミが早い子。」
「彩桜ちゃん?」
恋奈「まあまあ、優香も怒んないの!」
彩桜「え?事実じゃないの?」
先輩1「とりあえず、吹かない?」
「吹きたいです!」
恋奈「私は...少し難しいと聞いたことがあるのでやめときます。」
彩桜「え〜、うちでも30分で吹けたから吹けるって〜!」
先輩方「30分!?」
彩桜「え?30分じゃないんですか?」
恋奈「ついに、彩桜までも化け物化...」
「ドーレーミーファーソーラーシードーレー」
先輩方「え!?もう吹けたの!?」
「ん〜、少し難しいですね。」
彩桜「ほんとにバケモン。」
「彩桜に言われたくない。」
恋奈「それは言えてるわ。」
先輩方「みんな、すごくない?」
先輩1「特に阿部さん!」
先輩2「掛け持ちしてほしいわ!」
彩桜「せんぱーい!私の存在なくしてませんかー?」
先輩3「そうよ!とりあえず彩桜ちゃんがいるじゃないの!」
彩桜「とりあえずって!?」
先輩2「彩桜ちゃん、そんなに怒らないで?」
「彩桜どんまーい。」
恋奈「半分優香のせいでしょw」
先輩1「チューバパート行かない?」
恋奈「私は明日にさせていただきます!」
「私もです!」
※ユーフォ:ユーフォニアムの略
※ペット:トランペットの略