表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

君の横顔に囚われて。

作者: 玉石 正理

君の横顔に囚われて、あと一歩が踏み出せない。

きっと1㎜の躓きに夢は夢となる。

素知らぬ君の横顔に囚われて、もう一歩も動けない。

ここから1㎜の躓きで、憧れは憧れとなる。

動きを忘れた僕は、誰に見られるの?

物珍しさの虜のコレクターに近づいてみて。

微熱のその先には、平伏す自尊心が待っている。

君の後ろ姿に囚われて、あと1秒で呼吸は止まる。

言うことを聞かない体に見切りをつけて、覚えたての祈りを口ずさむ。

僕だけの祈りの言葉。

書き残すのは後にしよう。

さっきから1秒も喪失して、不覚にも乾いた涙の虜。

もう1㎜も動かない。

君に見てもらえるなら、素知らぬ顔ですれ違う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ