英語がわからず、困った時
日本人は、中学で充分な英語教育を受けています。ただ、それをすぐに会話につかえないだけ。
私も初めは単語をつなぎ合わせるだけの、ブロークン・イングリッシュ(下手な英語)でした。それでも大体はわかってくれます。
もしも、どうしても相手に伝わらない、相手の言っていることがわからなかったら・・・・・・。
紙に書いてみてください。その殆どが、耳慣れない発音に惑わされているだけ。書いてくれたら案外簡単な単語だったということ、多々あります。その単語を知らなかったら調べればいいのです。焦る必要はありません。
今は、かなり簡単に翻訳機能が作動してくれるみたいですね。
英語のサイトを開くと、必ずといっていいほど、「このページは英語です。翻訳しますか?」と聞いてくれるのです。
「はい、お願いします」と言って(私は本当に口に出して言います)クリックすると、まあ、これが曲者。
返って、意味がわからなくなることもあります。そんな時は、「結構です」と戻してしまいますが。
友人が遭遇した出来事です。
彼は空港で、乗り継ぎのために時間を潰していました。
すると空港内で、「日本語のわかる方、案内所まで来てください」とのアナウンスが。
早速出向いてみました。
そこには案内所の前で、大学生らしい日本人の男の子が二人待っていたそうです。
彼らは電子辞書も持っていました。しかし、その翻訳が適切ではなく、その単語に惑わされて、いつもならわかるはずの英語がわからずにいたらしいです。
その空港から彼らが泊まるホテルまで、直行の無料シャトルバスが出ているとのこと。その【無料】(free)が、【自由】(free)と翻訳されていたそうです。
落ち着いて全文を見るとわかるはずなのに、たった一つの単語の誤訳で惑わされてしまいました。
彼らはそのシャトルバスに乗ることができましたが、着いたばかりでの出来事、ちょっと不安を感じます。
カナダでの春休みを楽しんでいただけたらいいのですが。