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月を孕む夜







 貴方と共に在った世界は確かに、うつくしかった。


 きっと私と貴方は、物語になるのだね。私は貴方に、悲しいと呟く、剣になろう。貴方を脅かすものすべてを、私が斬ろう。



 貴方は、真っ白な呼吸しかできないひとだったから。私はいつもおそれていたんだ。貴方のいない世界を。



 世界に殺された貴方を、私は待ち続ける。深い眠りの底で。










     ― 月 を 孕 む 夜 ―










 ユタの現皇帝には、正妻がひとりいるのみだった。二年前に死去した、今は亡き王妃ただひとりだ。彼女だけを愛すると決めた皇帝は、一度も側室を迎えていない。よって現在ユタにおいて後宮は機能していない。先代が後宮として使っていた場所は、今は"花の宮"と呼ばれている。亡き王妃が花を愛したため、彼女が生きていた頃から、その庭や宮内までもが、彼女のための様々な花や草木であふれている。いまは主のいない花の宮だが、手入れは徹底され、王妃が生きていたころと同じ華やかさで、ルミアたちを迎えた。

 皇太子の花嫁であるルミアは、一週間後の結婚式で皇太子妃となるのだが――少なくともレノバルディアが王位を継承するまでは、城の深部の皇帝夫妻の部屋ではなく、花の宮で生活することになった。言うまでもなくルミアは花の宮の一番上等な部屋を与えられた。ルミアのための数人の侍女と、宮を守る兵以外に人気はない花の宮は、建物の装飾やあふれる花々でうつくしく華やかなはずなのに、どこかひっそりとした佇まいで、忘れられた物語の孤城を思わせた。夕焼けを追いかけるようにして、夜が空を支配しようとしている。

 ルミアの騎士はルミアの次に立派な部屋を与えられそうになったが、彼女はそれを拒んだ。そしてかつて後宮の侍女長が使っていた私室を使うことになった。



「うつくしい所ね」



 ルミアが彼女の騎士に言う。ルミアの部屋のバルコニーからは花の宮の庭園が一望できた。薄闇ではよくわからないが、昼間はきっと花々は輝いて、たいそう華やかなことだろう。



「ほんものじゃない」


「え?」


「偽物だよ」


「……」


「明日、触れてみるといい。きっと、命の感触がしないから」



 ルミアは静かに息を吸いこむ。たしかに、甘い花の香りは少しも感じられない。庭に咲き誇る花々は、ルミアの目には本物の美しい花に見えた。しかし、いまは初冬である。ため息は白く染まる。夜の冷気が体にまとわりつく。時を忘れたように咲いている、先程はうつくしいと思った花々が、いまのルミアには不気味に感じられた。


「……ティナ、これから、どうするの?」


 ルミアは正直、困惑していた。ユタの皇帝を前にしても、やはりティナはティナだった。彼女らしく、自分勝手ともいえる不敵さで、世界や国など興味はないが、ルミアを守ると言い切った。ーー彼女はいつだってそうだった。世界中の何よりもルミアが大切だと云う。守ると、云う。彼女の常套句だった。しかし、いまは実際に世界が天秤にかけられているのだ。彼女は彼女らしくいることが本当に正しいのだろうか。ただ守られるルミアからしてみれば、自分の命と世界を引き合いにすることなどできない。並べて語られることさえ、恐ろしいことだ。ルミアは、彼女が命をかけるほど、世界をかけるほど、自分をたいそうな人間だとは思っていない。

 彼女の剣が、彼女が、多くの命を救うために必要ならば彼女は剣をふるうべきだ。ルミアはそう思っている。


 しかし実際に選択するのは彼女だ。彼女は、ルミアの騎士であって、ルミアの従者ではない。彼女を従わせることなど、本当は誰も出来ないのだ。



「あのひとたちは、黄竜を全知全能の神かなにかと勘違いしているのかもしれない」



 ティナの言葉はルミアの質問の答えではなかった。ルミアはそれを咎めず、彼女に応える。


「でも黄竜さまは、世界の創造主、そうでしょう?」


「そうだけど、黄竜が全知全能だったら、人間は生まれていないよ」


「……」


「それに、竜は眠っている」



 ルミアは、自分の困惑が、身勝手な逡巡からきているのだと感じた。ルミアは彼女を視界から排して、目を閉じてみた。瞼の裏には、何も見つからない。

 竜は眠っている。彼女の言うとおりなのだ。竜は、眠っている。そしてルミアはーー“鍵”だ。


 ルミアは、ティナが傷つくとわかっていながら、それを言う覚悟をする。




「いつか、竜の眠りを、覚ますべき時が」


「ルミア」





 ルミアは彼女の纏う気配が、冷えきったのを感じた。ふたりの間に横たわっているのは底の知れない哀しみ。彼女がルミアに抱いているのは、単なる忠誠でも、友情でも、愛でもない。死の匂いを纏う執着だった。ルミアはそれを理解しているからこそ、守られるたびに、心は悲鳴をあげるのだ。



「……わたしは、覚悟できているわ」


 ルミアは声が震えそうになるのを抑え言った。しかしいくら取り繕っても、彼女には悟られてしまう。



「約束、忘れないで」




 ルミアは、はっとした。忘れていたわけではない。彼女の声色が、予想に反して弱々しかったから。ああ、忘れていたわけではないの、けれどね、わたしたち、大人になっていくからーー きっといつまでも幼い頃の約束のままには、生きられない。しかしそれを彼女に告げるのはルミアには酷すぎた。ルミアは、約束を忘れたわけでは、ない。しかしルミアは一国の第一王女、そしてもうすぐ皇太子妃だ。ルミアには、彼女のような世界を変えてしまうほどの力はない。運命というものの前では、無力である。けれど力以上の身分を与えられて生まれた以上、責任がある。守りたいものと、世界を、ルミアは正しく天秤にかけなければならない。

 ティナもルミアの立場は理解しているはずだ。すがりついているのは、彼女だった。


「忘れないわ」



 彼女は沈黙を以て答えた。先程までふたりの間に流れていたわだかまりが消えた気がした。彼女がバルコニーを離れ、部屋を出て行く。自分の部屋に戻るのだろう。扉がゆっくり閉まる音が聞こえる。ありがとう、と言われた気がした。



 一人になって、ルミアは空を見上げる。日が落ちるのがはやい。初冬は、真冬より寂しい。心もとなさばかりが加速する。もうすぐ侍女が夕食の時間を告げにくるだろう。あたたかいスープを飲んで、眠りたいと思った。今日はいろいろなことがありすぎた。まだ高くまでのぼっていない月がみえる。満月だろうか。ルミアは月のなかに竜を探す。月の輝きを目に焼き付けて、瞳を閉じる。そして静かに祈るのだった。























 うつくしい結末について考える。たとえば、正義というものが、存在すると仮定して。しかし、ある者にとっての正義は、彼以外の他者からしてみれば悪かもしれない。それは、もはや可能性の問題ではない。世界は、己の目を通して以外は、絶対的に知り得ない。間接的にしか感知しえぬ他者の心情、状況をどこまで推し量ることが正しいのか。正義が存在すると仮定した時点で、そこに己自身の価値観にまみれた正義感が掲げられるなら、やはり絶対的正義など存在しないのだ。ならば誰しもが幸福になるうつくしい結末は? そんなもの存在しないーーティナは人々が神と崇め奉る竜の眠る剣を握りしめる。

 与えられた私室は、埃っぽい匂いのする質素な部屋だった。ティナはその部屋を気に入った。ルミアのように煌びやかな広い部屋を与えられたのでは眠れない。その部屋には大きな窓があった。開けてみると、花の宮の裏手のようで、薔薇の垣根以外に庭園らしいところはなくてティナは安心した。大きな木が何本かあった。葉は落ちていて、焦げ茶の枝はささやかな風に微動だにしない。本物のようだ。冬の訪れに、時間が止まったかのように木は眠る。



 扉が、遠慮がちに叩かれた。


「騎士さま、夕食の御用意ができました」


 若い侍女の声がきこえる。ティナは答えの代わりに、扉の内側から鍵をかけた。その返事に、侍女が扉の前から去る気配を確認してから、ティナは部屋の窓から外へ降り立った。二本の剣と灰色のローブを携えて。




 あの男に後ろをとられたのは不覚だった。所詮皇子の戯れと侮っていた。ルミアのほうに気を取られていたとはいえ、距離を一瞬でつめられ、目隠しを外されてしまうとは。悔しかった。

 ティナはいつもよりきつく目隠しを結び直し、ローブを脱ぎ、剣の修行をはじめる。しかし、ここはアミリアの王城ではないので、修行のための木兵などもなく、思うようにいかない。明日はユタの騎士団の隊舎にでも行こうか。しかしまだルミアの結婚式前、どこまで自由がきくだろうか。しばらくは満足に修行できないに違いない。…………誰かいる。ティナは気配を感じたほうに向き直った。薔薇の垣根の陰に、誰かいる。



「……邪魔してわるいな、ティアーナ・ヴァレン」


 そういいながら出てきたのはユタの第二皇子だった。先程ティナたちに向かって剣を抜き、挙句目隠しを外した張本人。



「そう思うなら去れ」



 ティナが冷たく言い放つと男は笑った。



「さっきはいきなり剣を向けて悪かった。俺はユーノティア。」


「……」


「なぁ、その目隠し、本当に何も見えないのか?」



 この男はそんなくだらないことを尋ねるため花の宮まで来たのだろうか。ティナは内心そう思いながらも答える。



「魔法が織り込まれている。見えるよ。」



「? 目隠しをしていてもふつうに見えるのか」


「ああ」



 いまから数百年前、まだユタ帝国がなかった頃、アミリアは強大な国家で、今のユタのように大陸全土を支配していたという。そして大昔、ミトラ帝国とアミリア王国との間でも戦いがあった。第一大陸と第二大陸の間での海戦が主だったという。しかしミトラ帝国の軍の一派がアミリアに上陸したーーそのとき捕らえたミトラの兵たちは不思議な外套をかぶっていた。ミトラの魔法の力が織り込まれた外套だ。内側からはただの布、しかし外からは何も見えないーー兵たちの姿を隠す、隠れ蓑であった。それはアミリアの戦利品となり、神殿にある宝物に保管されていた。ーー……神殿に火が放たれるまでは。



「内側からは普通に景色が見えて、外からはただの布にしかみえない……アミリアの宝物庫にあった燃えかかった大昔の戦利品を、ちょっと拝借しただけだよ」




「……魔法って、ミトラの?」


「ああ、大昔のミトラの兵の持物。そういう話だが……使う分にはどうでもいいことだ」


「ちょっと、みせてくれるか?」




 何故みせなくてはならない。そう思いながらも、ティナは目隠しを外し彼に渡していた。




「見たことない模様だと思ってたがミトラの物だとは…………お、本当に向こう側が透けて見える」



「もういいだろう、返せ」





 男は、目隠しごしにティナを見つめる。魔法の目隠し、といえど、やはり肉眼よりは色の鮮やかさは識別しにくい。ゆっくりと目隠しを下ろして、彼女の瞳を見つめた。薄暗いためか、濃い青の瞳は、ほとんど黒に近い。薄闇の宝石。もっと、近くで。眺めたい。彼女の髪と同様に黒く長い睫毛が、ばさりと伏せられた。



「……何をじろじろ見ている」


「……きれいだな」


「は?」


「あ、いや……その目、なんで、隠してるんだ?」



 何か理由があるのだろう。そして、それをいま聞くことは、間違っている。男は自分の失言を自覚していた。しかし聞かずにはいられなかった。彼女の瞳がそうさせる。強い光をたたえているくせに、どこか危うい、生を持った瞳が。

 知りたいと思う。しかし、いま答えてくれなくても、かまわないとも思っている。

 自分の問いかけによって、伏せられていた彼女の目が再び、自分を真っ直ぐに見つめたのだから。




「……お前に教える義理はない」


「ああ、そうだな。確かに」


「……」


「俺は、お前の瞳、好きだ」


「……何を、言っている」


「これから長い付き合いになるんだ。仲良くしようぜ。俺のことは、ユノって呼んでくれ、ティアーナ・ヴァレン」


「……ティナでいい」



「おお」




 この男がいたのでは修行にならない。部屋に戻ろう、そう判断したティナはユノの手から目隠しを取り上げ、踵を返した。



「おいっ、帰るのか? 剣の修行だろ? 付き合うぜ」



 後ろをふり返ると、ユノが剣を抜き、不適に笑っている。



「……泣いても知らないぞ」



「男が泣くかよ」





 剣と剣のぶつかりあう音。やわらかな光をはなつ月と、静かな胸騒ぎを孕んで、夜はふけていく。




















 当初、今日の晩餐はルミアと皇太子ふたり、そして皇帝という顔ぶれで催されるはずであった。しかし後から、ルミアの騎士も、晩餐会に同席を命ぜられた。ーーあのティナが来るとは、ルミアは勿論思っていなかったので、ティナがこの場にいないことは十分納得いく。彼女はアミリアにいたころも王族と食事を共にするのは頑なに拒んでいたから。

 しかし、ルミアは困惑していた。食の間に入る際、皇帝は執務のために晩餐会を欠席する、との連絡が入った。あの皇太子ふたり、か。と、それでもルミアは気が重くなったのに。しかし入室してみれば、席についているのは、レノバルディアしかいないではないか。

 きっと、ユーノティア皇子もすぐいらっしゃる。そう思ったのもつかの間、礼をして、席についたとき、気まずい沈黙を破るようにしてレノバルディアは言った。


「ユノは消えました」


「はっ?」


 あまりに突然のことに、ルミアは頓狂な声をあげてしまった。思わず口元に手をあてた。ユノとは、ユーノティア皇子の愛称だろう。しかし、消えた、とは……



「彼はよく晩餐会の約束も、執務も投げ出して、どこかに行ってしまうのです。堅苦しいことが性にあわないのでしょう。……行った先は大体想像がつきますが、……まぁ、良いでしょう。弟の無礼を許してください」





 レノバルディアが丁寧に話した。ルミアは彼が思っていたよりよく喋ることに驚いた。



「いえ……私はかまいませんわ。ティアーナも来ていませんし。こちらこそ、せっかくのお誘いを無下にしてしまい、申し訳ありません」



 やがて食事が運ばれた。ルミアはすっかり身についたテーブルマナーも、頭でしっかり確認しながら丁寧に食事をした。

 ルミアの向かい側に座り食事をするレノバルディアのほうを、ルミアはなんとなく見れなかった。

 息のつまるような沈黙。ルミアはナイフやフォークが、皿にあたり音をたててしまわないように、いつも以上に気をつけなければならなかった。こんなに神経を使う晩餐は、初めてだ。レノバルディア皇子も、気まずさをかんじているのだろうか。ちらっと彼のほうをみると、彼はスープを飲んでいた。ゆっくりと完璧な所作でスプーンを口に運び、目は軽く伏せられている。整った鼻筋と唇、それから、空色の瞳ーー


「僕の顔に何か?」



「あっ……、いえ、すみませんっ」



 あわててルミアは顔をふせ、レノバルディアが飲んでいたのと同じスープを飲む。

 ほどよい塩味と、じんわり広がる肉の旨味。美味しい。アミリアにはない味だ。


「このスープ、とっても、美味しいですね」


 ルミアは思わず、顔を綻ばせ言っていた。



「……ユタの伝統料理ですよ。ユタ帝国の起源は、騎馬民族なので。高地に住むラザという動物の骨のだしから作ったスープです」


「……そうなんですか」



 伝統料理の話は、ほとんどルミアの耳に届いていなかった。ふわりとレノバルディアが微笑んだからだ。

 この方も、こんなに優しい顔をして笑うのね。





「僕のことは、レノ、と」


「え?」


「これから婚儀をあげるのです。冷え切った結婚生活をあなたが望むのならかまいませんが、お互い気まずいだけでしょう。初の謁見が、あんな形になったのは、僕に非があります。しかし、僕は、貴女とは良い関係を築きたいと思っている。まずは形からでも、構わないでしょう。僕のことは、レノと呼んでください」



「……わかりました。レノ。ではわたしのことは、ルミア、と」



「……ルミアラ、ですか」


「え?」



「貴女の名前の由来、ですよ。アミリアでしかとれない宝石、ルミアラ。夜空のような濃紺、しかし光をあてると深い青色、貴女の瞳のような」




「ええ……そうです、ルミアラが、この名の由来です。レノ……は、博識ですね」



「いえ、……僕の名は、Le・no・val-dia、ユタの古い言葉で、月の光、という意味があります。母から頂きました」



「月の光……」



「花の宮は、気に入っていただけましたか?」


「……ええ、とてもすてきなところですね」






















 最初気まずくて仕方がなかった晩餐は、たわいもない話をするうちに、いつのまにか穏やかに時間は過ぎていった。


 ふたりは、おやすみなさいを丁寧に言い合って、それぞれ自室に戻った。



 ルミアはレノのことを考える。思っていたより、優しいひとなのかもしれない。気まずい空気を和らげるために無理をしてくれたのかもしれないけれど。それでも、楽しかった。なんとなく、これからやっていけるような気がしていた。

 たとえ、レノの気づかいが、ルミアをユタに引き止め、確実に婚姻を結び、ルミアの騎士ーーティナをもこの国に縛りつけるための思惑であったとしてもだ。





 レノはルミアのことを考える。彼女が顔を綻ばせたとき、なにかが彼をやさしく揺さぶったのだ。あついスープのように、じんわりと、しかし確かに体をあつくする。そんな得体の知れぬ何か。気がつけばレノはたくさん喋っていた。緊張していたのだ。言わなくとも良いことまで、口走っていたかもしれない。思い返してみると、恥ずかしかった。やはり、喋りすぎた。しかし彼女は聞いてくれた。穏やかに微笑みながら。












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