息抜きって大切だ
そうして俺が一緒に組むことにしたやつはDaichiというやつで、元気な男だ、こんな俺にも優しくしてくれて俺は次第にDaichiとやるのが楽しく、いや最高に楽しくなった。
そうしてよく一緒に夜遅くまでランクを回していたのだが、Daichiは学生な為、夜しかできない、そしてそれ以外の時間に一人でゲームをやっていても面白くない。
その時俺は気づいたんだ、俺がこの寂しさを紛らしていることができたのはDaichiのお陰なんだって。
だから敬語をつけて喋ることにしたんだ、まぁ本人には苦笑されたけどね。
そのまま2ヶ月がすぎた頃か、Daichiさんが相談をして来たんだ、それはDaichiさんの好きな人が自分の注意不足でいじめられたということだ。
その時俺はそいつのことを無性に怒った。
何故かは分からない、でも俺と同じでおかしな事でいじめられている、そして俺と違うのはDaichiさんというとても優しい人がいるのに、自分の殻に潜っていることが許せなかった。
だから、だから・・・・・・
「はっ、ゆ、夢か」
と俺は少し汗をかきながら起きる。
そして、今日の夢はひどいな、Daichiさんとの話とかを思い出したからかなぁ なんて考えていると、学校に向かう時間が迫って来た。
なので俺は学校へと急ぐのであった。
「はぁはぁはぁはぁ」
現在俺はとてつもなく焦っている!
どうしてかというと、学校に遅刻しそうなのだ。
たかが学校の遅刻で〜、なんで言われるかもしれないが、俺にはあのライバルがいるから遅刻は厳禁だ。
もし遅刻なんてしたらそれだけで一日中煽ってくるに違いない。
なんて考えていると後30秒!
すると隣に笹木野が現れて⁈
「お前もやばいな」と話しかけてくる
「はぁはぁ、おまえ、なんで、そんなよゆう、なんだよ」
と息が絶え絶えになりながら言うと
「え?だって俺家学校から歩いて2分のとこだもん」
と衝撃のカミングアウトをして俺を抜き去って行く
「ちょ、まっ、て」
と虚しく抵抗するが目の前で校門が閉じられるのであった。
はぁ酷い目にあった。
今俺は反省文を書き終え提出してクラスに戻っているところなのだが、その廊下で大坂が女子と話している。
あの女子は・・・えっとクラスで大坂の次に人気のある、香沙薙千隼〈かさなぎちはや〉だったはず。
大坂が大和撫子の大人しい感じだというと、香沙薙は元気一杯ボーイッシュぽいな。
まぁどちらも美少女には違いないのだがな。
そうして彼女らの話を聞くとこれから始まる体育祭について話している様だ
「千隼さん、体育祭は何をやられるんでしょうか?」
「え〜私〜?う〜んと、やりたいのは借り物競走かなぁ?」
「そうなんですか!私もやりたいのが借り物競走なんですよ、一緒に頑張りましょう」
と大坂が笑顔で微笑むと周りは
「うっ」
「あ、俺の体透けてきた」
などと浄化されているみたいだ。
うーんすごい!
幼馴染ながらアカが抜けたなぁと思う




