希望の物語第3章「目が覚めると…」
体調と精神的な面で悪くて更新が遅れました。
そんな毎日をおくっていたある日のことです。
いつものように眠りからまぶたを開くと天井が白黒なのです。
寝ぼけているのかと思い部屋のあたりをみわたしても白黒で外が異様な静けさに気づき、これは現実なのか少し混乱しながらも、カーテンを勢いよく開けました。
アオの目に映ったものは町全体が燃えているのに、モノクロの魔物がはびこり人々が叫ぶように逃げているのに風の音すら、聞こえません。信じがたい光景でした。
アオは「なんなんだよ、嘘だって誰か言ってくれよ!」思わず口にでていました。アオはハッとします。自分だけが声も肌の色も服の色まで失っていないのです。アオは訳がわからなくなり、逃げ出したくなり、外に剣を持って裸足で勢いよく飛び出します。家の前にはリリアがいて、しゃがみ込んでいます。
アオ「リリア大丈夫か!?」リリアは白黒になっていたので心配して声をかけますが、リリアの涙までもが白黒で口で何かを訴えています。可愛いらしい声すらも聞こえないのです。
空から突然、笑い声が聞こえてきます。
???「フハハハ、愉快、愉快、我が名は魔王グルム、歌姫など声を失えば、ようなしだ。愚かなものたちよ、もっと苦しむがいい」グルムは灰色の雲を呼び寄せて白黒の雨が降り注ぎます。雨にあたるところは次々に
アオは「音が、色が、失われていく…」リリアはアオの袖を掴み雨で濡れた紙をアオに渡します。アオは渡された紙を開いて読みます。
「町の人達を守れなくてごめん、予知能力のあるババ様のところに行って欲しい、私の事は置いていって」アオは読み終わると、緑色のゴブリンもいれば灰色のゴブリン達がこちらにじりじりと近づいてきます。
ゴブリン「キャキャキャ」っと言いまるで殺すのが楽しそうに走って向かってきます。
アオは怖くて今にも震えが止まらず、状況も理解できないけれど、リリアをここで見捨てるなんて出来ないと強く思います。アオ「おいていけるか!死ぬ気かよ!」怒鳴るように言いましたアオはリリアの手を引っ張って魔物を剣で切りながらババ様のところを目指して二人で駆け抜けていきました。
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