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希望の物語第14章「ファイヤードラゴンチリスープ前日」

いつも読んでくれてありがとうございます。次回の投稿はゴールデンウィーク中にします。よろしくお願いします

早朝からアオは一階の厨房とトイレや廊下掃除をします。


ミムは洗濯物をホンヨさんと干していました。ホンさんはお風呂掃除が終わると昨日仕込みをしておいた具材を調理しています。


夜になると集落の人や、お客さんが一気におしよせてきました。

集落の人「アオさんや、こっちも注文お願い」


「はい!ただいま」


ホンは料理を作りながら、

「アオあそこのテーブルにこの料理を持って行ってくれないか?」


「はい!」


ミムとホンヨも料理をどんどん運んでいきます。


忙しい時間はあっという間に過ぎ、

お客さんが帰ってからみんなで食堂の店じまいをします。


ホン、アオ、ホンヨと朝干していたシーツを洗濯室で畳みながら話をします。


ホンは元気よくアオの背中を軽く叩いて

「今日は、よく働いてくれたね!」


アオはしみじみと、

「流石に少し疲れたよ、はは…」


アオはそう言いながら、二人が手早くキレイに畳んでいるなぁと感心し、手元をじっと見ていました。


その時二人の手が荒れている事に気付き、あるモノを作ろうと思いつきました。


ホンヨはアオに。

「明日の夜にはお祝いがあるのよ。

そうだ、お父さんが言ってたけど剣の修理が急げば2日で終わるって」


アオは驚いて、

「そんなに早くにできるの!?」


「なんでも元々の素材が良いから早く出来そうだって良かったね、アオ」

ホンさんはにこやかに言うのであった。


ホンヨはまかないを持ってきてくれた。


「今日は爽快ブロッコリーとブーブー・ベーコンにジャガイモ、暁トマトを使った、具だくさんチーズのピザにオニオンスープ、どうぞ召し上がれ!」



アオとミムは嬉しそうに。

「いただきます!」


ミムは熱々のピザを大きく口を開けていっぱいに、ほおばります。


「ピザにはオニオンスープが合うわね、ん〜!美味しー!」


アオは少し冷ましてから、ハフハフしながら食べます。のびたチーズが今にも落ちそうです。


「このピザ、あつあつでチーズがとろけて、美味しい」



「ごちそうさまでした!」

アオとミムは完食して同時に感謝を込めて言いました。



アオとミムはその後、お風呂にゆったりと浸かります。


一階の厨房では、ホンさんが明日のお祝い料理の仕込みをしています。

その頃アオは部屋に入り、ベッドでゴロゴロしています。


「あー…今日は疲れた、明日はお祝いか楽しみだなぁ」


明日が楽しみで仕方ありません。


魔道具の電球を消して、眠りにつきました。

希望の物語豆知識その②

ブーブーは豚の種類でまんまるで瞳もキラキラしていてとっても見た目が可愛いのです。だけど、足腰が強く、特に怒ると蹴りが強いので蹴られてしまったら大怪我します。なので気をつけましょうね♪

希望の物語豆知識その③

暁トマトは夜に育つ野菜です。朝になると別名太陽のようだとも言われています。甘くてとてもジューシーでまるで果物みたいだと言われています。

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― 新着の感想 ―
アオが二人の手早くシーツを畳む姿に感心するだけでなく、その手の荒れに気づくシーンが非常に良かったです。 ただ手伝いをするだけでなく、相手の苦労を察してあるモノを作ろうと思い至る展開に、アオの思慮深さと…
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