第5話 お茶会への招待状
奇妙な白い鳩はこう言った。
「今度、わたしの天界で集まりがあるんだけど新人さん、一緒にどうかな~」
男性のような声だった。
「何なんだ?このハトは。」
そう言いつつも唯斗は興味津々だった。
もしかしたら他の創造神さんと出会って、何か方法②を進めるための情報が得られるかもしれないし。
今度集まるって、何だろう?お茶会みたいな感じかな?
そうしてハトのようなボイスレコーダーのようなものを、みながら言った。
「今度って言ったけどいつか聞かないとな。折り返しメッセージ伝えるにはどうすれば良いんだろう?」
するとこのハトのような機会が答えた。
「そうだね~3日後の3時とかどうかな。」
「えぇぇぇ、こっちの声聞こえてる??」
「ははは、驚いてる。これは、鳩電話って言って、、別の世界を繋いでくれる電話にもなる鳩なんだ。良いでしょ~じつはわたしの部下が作ってくれたんだ」
「そうなんですね~
(ふむふむ。この技術を応用すれば、もしかしたらもといた地球とも。。。)
それで、3日後の3時ですね。全然大丈夫っていうか、むしろ大歓迎です。というか今すぐでもいいんですけど、
(丁度俺の偉大なる計画が行き詰まってたところだし)」
「ごめんごめん、今は俺は大丈夫なんだけどさぁ、どうせならみんながいるときにしないか」
「いえいえいえ、とんでもございません。今すぐというのはいつでも大歓迎という感じというか意味で、3日後の3時で全然大丈夫です」
「そっか、じゃわかった。じゃあ3日後の3時に、またな!新人くん」
「ちょっと待ってください。私はその、他の世界への行き方がまだ知らないので、そちらの世界にはどうやって行ったら良いですか?」
「あ、すまんすまん、そこからだったか。天界から行きたい世界に向かって、ってそもそも俺の世界の場所も知らないもんな。ま、とりあえず、明々後日になったらその鳩を動かすから、それについていけばいいよ」
「分かりました。なにからなにまでありがとうございます。3日後を楽しみにしてます。」
「おぅ、じゃあ3日後な」
そうして通話は切れた。
いやいやいや、今めちゃくちゃいい情報手に入れたぞ。この鳩の技術を応用したらますます夢が広がるな。
あぁ、明後日が楽しみだ。緊張も少しはあるけど。
楽しみな時間は中々過ぎてくれない。この3日間が長く感じる唯斗であった。
そういえばさっきの創造神のお兄さんが天界から行きたい世界に向かって、とか言ってたけど、あれってどうやって行くんだろうな。
この前作った場所の天界に行く。思い浮かべ、念じればそこに行けた。
唯斗だけの4次元の空間だ。
周りは虚無に包まれていて、どちらか上か、下かもわからない
「ずっといたら酔いそうだ、速く唯斗星に帰ろう。」
そう言って、いまいた唯斗星にすぐ戻った。
「やっぱり俺はここが一番だな」
なんだかんだで、1ヶ月くらいここで過ごした。実家のような安心感。
「そういえば春樹と愛、どうしてるかな。お母さんも、お父さんも」
実家といえばそんなことも思い出してきた。
いつか元の世界に戻る手立てがついたら遊びに行っても良いかもな。
そんなこんなでいろんなことを考えているとうとう3日が過ぎた。
今は2時50分、体内時計でなんとなく分かる。
白い鳩電話から声が聞こえた。
「おーい聞こえるかい?いまから案内するからついてきてくれ。」
「は~い。お願いします」
なんか直前になって緊張してきた。もし悪い人だったら、どうしようとか。
でも、もっと話して、あの偉大なる計画を完遂するにはどこかで前進しないといけないんだ。
そう思いながら唯斗は進んでいく。
作品内知識
唯斗は長男、春樹は弟、中学1年生、愛は小学3年生だ。
日付、時間について。先程話していた時間は地球と同じです。
なぜなら物理的な科学合成、分解で動く生き物が生育できるような星は恒星のサイズ、惑星のサイズ、恒星との距離が大体同じくらいで自然と条件は絞られてきます。
地球は丁度その平均的な値で、それが創造神界での標準時間になっているからです。




