第4話 偉大なる目標を完遂する道筋
俺の目的は、自分の世界の自分の星「唯斗星」で漫画やアニメ、ゲームを極楽に満喫すること。
これを偉大なる目標とでも名付けよう。
前回はその目的に近づけるためにしたいことを2つたてた。
①この世界で創造神として出世して大きくなって2話冒頭で出てきた上司を説得してなんとか地球の世界を支配する世界にアクセスさせてもらう。そしてネット回線を使わせてもらう。
②自分の世界を進化させまくって、前世の世界にもまさるほどの文明を発展させて、自給自足させてもらう。
この2つを同時並行で進めることで最短で最高の満喫生活を送ることができると考えている。
ただし一朝一夕でできるようなものではなく、それはこれから歩む大きな扉の始まりにしかすぎなかった。
そもそも
①だか、そもそもどうやってあの女上司にあえばいいのか、あいつの名前すら知らない。たしかあの女上司が天界って言ってたけど、そもそも天界って、最初に行ったっきり全然わかんないな。方角も、そもそも論、次元というか世界が別って感じだし。
だから現状できる②をコツコツやってみるか。
創造主になるときに生命体がいるような星を作るためのマニュアルがあってもう少し手厚かったら良いんだけど、
これから試行錯誤でやっていくか。
こうして新米創造主の新生、地球の制作が始まる。
ここでふと思う。地球が出来てから俺らが生まれるようになるまで、何年経ったんだ?46億年だ。
「そんなに待てるか~い。」
こんな一人でツッコミしてる場合ではない。かなりの由々しき事態だ。
①もだめ、②もだめ、となると八方塞がりな気がしてきて、何とも言えない絶望というか、沈黙というか、そんな雰囲気になった。
半ばやけくそだが、何もない宇宙に大小様々な星を沢山作りまくって、銀河系を作って、良さそうな恒星の周りに惑星を作って、惑星系を作った。
その惑星系は、デミ太陽系とでも呼ぼう。
そして真ん中の大きな恒星、太陽とそれから3つ目の星が地球になる予定の星だ。
しかしそれだけでは勝手に文明は芽生えたりしない。仮にある日突然、人を、生き物を作ったとしても、それ以前の文明がなければ、人々はどうなるだろうか。そこに芽生えた文明は地球と同じように発展するのだろうか。自分たちのルーツを彼らは永遠に解明することが出来ないのに。
それでも何にもやらないよりはマシだ。
惑星の生物、生態系にどこまで関与して大丈夫か不安になりつつも理科の授業で習ったことを思いだしながらベビー地球の育成計画を早速始めた。
育成計画って言っても
海を作って、そこに最初の生き物である微生物を創造して、今できることはそれぐらいだ。
地球が出来てから10億年で生物が誕生したため、10億年の短縮になった。とあいえ、このあと人間が誕生するまでざっと36億年ある。
その36億年という途方もない時間をなんとか短縮出来ないかと探りつつ、このベビーの地球の行く末を見守ることにした。
そんなこんなで、中々苦戦したので、いったん唯斗星に戻った。
すると、天界に白い鳩のようなものがいた。
あれ、どこからはいったんだ?
そもそも俺の作った世界の生き物はまだ、単細胞生物くらいしか成長してなかったと思うけど、、、
そう言って近づいてみる
「今度、わたしの天界で集まりがあるんだけど新人さん、一緒にどうかな~」
男性のような声だった。
補足
男性のような、女性のようなは、あくまでも声の高さの比喩であり、有性生殖をする必要のない創造神には性別はない。
創造神は一回見たり聞いたりする、すべての言語の理解が可能である。




