表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

第2話 創造主に転生しちゃいました⁈

「気づかれたでしょうか、あなたには新たな世界を創り出してもらいます。その方法は…」

「お、お待ちください。ここはどこなんですか?」「それに、誰なんですか?」

「話を遮られるとはいささか腹立たしいですが、仕方ありませんね。

ここは、最上位の天界です。私はあなたの上司に相当する存在ですよ。」

中村唯斗は異世界転生ものをたくさん見てきたので、理解は早かった。

「私は転生したということですか?」

「転生ということは、前世の記憶があるようですね。」

              

「はい、では私は何になったのですか?」

「創造神という言葉が適切でしょうか、」

「えええ、創造主?では、私はどうすればいいんですか?」

「だからそれを説明しようとしていたら、あなたが遮りましたから…」

「すみません。あの時は少し動揺していて」

「まあいいですよ。今から説明しますので…」


【女性の声(これからの上司)の説明を要神約すると大体こんな感じである。】

◇  創造神はまず天界という4次元空間を作って住む

◇  3次元空間(即ち世界)を自在に作る

◇  宇宙や星々、生物は天界からイメージすることで、生み出すことが使命だ

◇  また、食事 睡眠の必要はない。また実体も無い

◇  創造主に感情があるのは稀で普通はただひたすら宇宙や星を作る     

◇  たくさんの創造神がいて、創造神一柱につき、基本は一つの世界がある

◇  創造神を取りまとめるのが彼女の仕事


説明が終わると、唯斗は虚無の空間に追い出された。

暑さ、寒さ、などの感覚は一切無く、ただただ暗かった。

『あの上司ってイメージしろとか言ってたけどどうすりゃいいんだよ』

彼は虚無の空間に追い出され、暗闇に包まれていた。しかし、彼のには創造の力が宿っている。思いを集中させ、目の前に浮かぶイメージを探し始める。すると、少しずつ明るさが増し、唯斗の周りに光が広がっていく。彼は自分の想像力を信じ、心の中で上司の姿を思い浮かべる。すると、ぼんやりと辺りに色が生まれ、暗闇ではない場所が生まれた。

「できた! でも,,,」

『これが天界なのか?少し物足りないな』

こんなところでずっと過ごすなんて耐えられないと、唯斗は思った。

どうしたらこのような退屈な環境を抜け出せるのか。

『元居た世界ではおそらく死んだことになっているだろうし抜け出すにも当てがないし、方法も分からない』

『そうだ、自分専用の星を作ろう』早速取り掛かかろう。創造神としての力は非常に便利だ。思い描いたものを具現化することができるのだから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ