第12話 時空科学部
この話から本格的に学園編へと入ります。それに伴って主人公、中村唯斗の一人称視点で話が進みます。
私は専門学校なので大学のことは詳しく分からないので、想像で書いています。もし大学出身の読者様がいらっしゃいましたらアドバイスいただけると幸いです。
時空科学部、それはデューク先輩が担当する学部だ。
入学式が終わり、とうとう第一研究室の前まで来た。デューク教授に続き続々と時空科学部の生徒が入っていく。
いよいよ開ける
「さあ前の黒板にあるようにとりあえず座って、荷物をそこに置いてください。」
周りを見渡すと、今年この学部に入った学生は10人ほどで、先輩は30人、合わせて40人くらいになった。
「どうでしたか 入学式は。なかなか 緊張したでしょ。まあ その話は置いといて 今から1人ずつ 名前を呼ぶので前まで来てください。生徒証、渡さあないといけないから」
名前が呼ばれていく
「・・・・・ヤマダくん、ニシカワさん、ハタハラくん、ナカムラくん・・・・・」
さて、生徒証ってどんな感じかな?
あこの写真 この前見学に行った時 研究室の前で撮った写真だ。
「この生徒証には IC チップが内蔵されていてこの学校の図書館とか、プールとか、体育館とか、様々な施設を利用する時にも使うので無くさないようにしてください」
なるほどな 体育館を通る時に 今回はオフになってたけど駅の改札のような機械が置いてあったけどこれのためだったんだ。
「それじゃあ今から時空科学部で普段どのような研究を行っているかを皆さんに軽く 先輩が紹介するので、見てあげてください。」
すると、この前見学に来たときに作業していた先輩が軽く紹介をしてくれた。
「私たちの部活では・・・・・この装置は、時空乱観測装置で・・・」
要約すると、この学部では、時空の間について研究しており、異世界を観測したり、そことの情報伝達をすることを専門に研究するそうだ。
「さて、この学部についての紹介も終わったことだし、次は同じ机に座ってる人同士で自己紹介をする時間です。名前と、得意なこと、好きなこと、あと、言いたくないやつは良いんだが、どこに住んでるかも」
あぁ、緊張するな~こういうときが一番緊張するんだよな・・・
ニシカワがリーダーシップをもって、言った「じゃあ、私から時計回りに名前をいう感じでいい?」
「はい、それでいきましょう」
みんな頷いた。
「はじめまして。ニシカワといいます。えっと、得意なことは管楽器の演奏、好きなことは犬ともふもふすることかな、ジャム市に住んでます。」
「ヤマダです。得意なことは特にないっす。好きなことはゲーム、家は学校のすぐ近くです」
「ハタハラです。得意なことはDTM、好きなことはボカロを聞くこと。タレス市に住んでます。」
ヤバい、なんか得意なことあったっけ。創造とか言って正体バラすのもなんか嫌だし、あ、そうだ。神になったことで睡眠が取らなくても良くなったんだ。
「ナカムラです。得意なことは、徹夜で、好きなことは漫画、アニメ、ゲーム、家はデューク先生と同じアパートです」
デューク先生
「はい、もう自己紹介は終わったかな?」
「それじゃあ最後に、これ、この学校の地図です。ここに図書館、ここに体育館、あと、こことここに非常口があるから覚えておくように」
「まだ、分からないことがあるかもしれないので、そのようなことがあったら先輩に聞いて下さいね。」
「それじゃあ、今日の講義は終わりなので、それじゃあ、ありがとうございました~。気おつけて帰ってくださいね」
「あと、最後にいい忘れてた、明日以降講義受けに来るときは、教室の横にあるICリーダーに生徒証をかざしてね、それが出席確認になるから。もろに単位に反映されるから忘れないんでいるんだぞ」
そうして帰っていい雰囲気になった。高校時代からの友達なのか、男子3人グループとか、女子4人グループとか固まって第一実験室から出ていった。
教室の多くの人がカバンに付けてたストラップが気になるな。誰に聞こう。ヤマダに聞くのはちょっと怖いし、やっぱり優等生のような感じのニシカワさんに聞こうかな。
「すみません、ニシカワさん、みんなカバンに着けてるストラップって何かのキャラクターなんですか?」
「ケッチャマンだったかな。最近流行った映画のキャラなの私はあんまり興味ないんだけど、妹が好きな影響でちょっと名前が聞いたことあるくらい」
「そうなんですね。映画のキャラだったんですね」
俺はそんなに会話能力がないので会話が途切れてしまった。お礼を言って帰るとしよう。」
「今日はいろいろありがとうございました。僕は先に帰りますね」
「また明日」
そう言って第一実験室から出た。廊下を渡り、校門を通り、ボロアパートに着いた。
そして今日もらった資料とかが入ったリュックを床に置き、学校の友達が行ってるであろう近所の大型複合商業施設に向かう。
話かけるのが苦手なぶん、接点を増やして友達を作りたいと思い、まずはこの世界で今なにが流行ってるのかを調べるのは、ネットで調べるのもいいが、こうして実際に外に出て歩いてみるのも重要なことだ。
外を歩いてみたら、前世いた地球と面白いほど文明のレベルが似ていた。ただし、少し近未来的な所もある。時空を操作する鳩電話がこの世界にある通り、情報通信技術が前世よりもかなり発展していた。
自動運転車、そして空気を通してテスラコイルのように充電される携帯電話、街を行き交う自動運転のセグウェイなど、まさに近未来を体現したようなものだ。自動運転が前提なので、街に車用の信号や標識はなく、歩行者用のみであった。
またこの世界にも目が悪い人はいるようで、点字ブロックはあった。しかし黄色ではなく黄緑色だった。
スマホのマップアプリで見つけた駅の近くにある大型複合商業施設、チェリープラザ
に到着だ。
このチェリープラザには地下1階にはフードコートがあって、1回はコーヒー屋やケーキ屋、物産展など、二回は文房具や雑貨、家具屋、ちょっとお高めの服や、3階は、ファストファッションブランドと、100均、本屋の大きめの3店舗が構えてた。5階はゲームセンターとレストラン6階は映画館だ。
この中で行きたいのはゲームセンターだが、お金が無いからプレイは出来ないけど、どんな感じのゲームがあるのかは気になるから一応行くだけ行ってみる。




