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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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えっ妹さんと?

作者: 里海 金以2

桜舞う中を僕は歩いていた。すると、

「卒業おめでとう。いいなぁ。私も(なぎさ)と、卒業して結ばれたかったなぁ。あのもしよかったらうちの妹も凪のことが好きみたいだから付き合ってくれない?無理か私のこと忘れなくなるか?でも妹も1人の人間です。私のこと忘てほしくない気はあるけど、でも少しでも、あなたが楽しくなればいいって願ってる。新しい彼女に嫉妬するかもしれないが応援はしたい。妹と少しの間でもいい付き合って欲しい。凪を私も妹も明るくしたいし、それに、妹も辛くさせたくない。ワガママでごめん。最後のワガママ聞いて、私の妹と付き合って欲しい」

と、消えたのだ。僕は彼女のことを思い出した。彼女は確か、妹には愛情が熱く、さらに僕にも愛情が熱かった。出会いは、確か・・・。

 小さい頃祭りで君が迷子で僕がお母さん。可愛そうだよ?迷子じゃないって、それで声をかけたのが始まり、君は、ずっと泣いていた。僕たち困っていたけど、そんな君が可愛かったよ。君の家族と家族が仲良かったんだよなぁ?どうしてか分からない。当時は、小学校4年になってから実は、親同士同級生の仲がよかったなんて、言ってきたのだ。僕は、今更なんて思っていた。

 小さい頃に戻すけど、まだ祭りだけど泣いていた。僕がお母さんに頼んで僕の好きなもの買ってもらった。僕は食べようと言うと泣きながらでも食べたんだ。喉がかわいったって、買ってあげると飲んでいたのだ。そこへ君の家族がきて、僕の家族と何か話していたのだ。僕らは気にせず食べたり飲んでいたよね。花火があがり共に見ていた。それを機に遊ぶこと増えたよね。僕は弱虫みたいで転ぶとすぐ泣いていた。君は転んだぐらいでは泣かなかったのだ。

 妹が出来たら今日は妹見ないとダメだから今日はごめんとか言っていたよね。僕にも妹にも愛がすごくて、妹は転ぶとすぐに泣くすぐに駆けつけて、大丈夫?って、僕にもやさいけど、棘のある言葉も言ってたよね?男のくせになくなって、もしかしたら僕は君に甘えていたかもね。

 学生になるとみんなからいじられたよね?僕はカップルだって、君はカップルじゃない友達だって、言い張ってたよね。高学年になったら僕は君に恋して距離を取ってた。君はお構いなしに近づいてきて、僕は困っていたんだよね。僕は好きだと反抗タイプみたいで、反抗してたのに、それを気づいてなのか?グイグイきてくれたよね?僕は、困っていたんだよ。ガチだよ。君も何かに気づいてか、距離をとるようになったよね?お互い距離あけたらいじられたよね。いじられるの僕は嫌だったけど、君はどうだった?君は恥ずかしそうだったね。

 君と高校は違ったのに遊んでいたよね。妹は姉ちゃん離れしたそうなのに、君がそれを阻止してたよね。妹呆れていたようなぁ。気を遣ってか後ろから見守ってたよね?まさか妹ちゃんも好きだったなんて思ってないよ。

 色々思い出して、悲しいよ。ましては君が今見えたから君との思い出を考えていたらいきなり

「あっ、すみません」

と、声がするのだ。僕が

「こちらこそ・・・。もしかして・・・」

「はい。もしかして、凪さん?姉ちゃんが私をここまで、連れてきたみたい?」

と、言ってきたのだ。

 「あの。咲さん。姉が妹も好きみたいだって、姉から付き合ってと言われた。もしよければ僕今フリーで寂しいのでつき会ってくれませんか?どんな感じでもいいので」

と、言うた。すると

「はい。私実は片思いしてました.私が頼みたいくらいです。お姉ちゃんみたいなぁ感じの私じゃないけどよければ」

と、

「咲さんは、咲さんのままでいい」

「本当ですか?」

「はい」

と、付き合ったのだ。結ばれるかは、まだ先の話である。

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