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宝山寺で感じた“聖なるエネルギー”

作者: 毛利秋王




先日、仕事中にお客様から生駒山にある宝山寺(ほうざんじ)の写真を見せてもらい、




『これは行かなければ!』




と、導かれるように行ってきたのである。















ケーブルカーで山を登り、たどり着いた宝山寺。






ここのところずっと続いていた不安定な天気が嘘のように、真っ青に晴れ渡っていた。





まだ蝉が鳴いていたりと、




ここだけは夏が終わっていないみたいで、




だけど都会のうだるような暑さではなくて、




カラッとした気持ちの良い汗をかきながら、




どこまでも続く石段を僕は上がっていった。











お客様から見せてもらった写真には“屈折した光”が写っていて、



それを見た瞬間、




『これは偶然できたものではなく、その場にあるエネルギーが写し出されたものだ』




と感じていた。











そして、




『ここに行けば、何かしらのエネルギーを受け取れるはずだ』




と、居ても立っても居られなくなったのだ。















…というわけで、




僕もスマホのカメラを使い、至る所で写真を撮りまくったのである。


(※当たり前ですが、【写真撮影NG】となっている場所では撮ってません)












写真を撮りながら、




『俺もあの神々しい光を写真に収めたいなー』




なんてことを最初は思っていたのだが、




『そういう変な欲を出していて撮れなかったらショックを受けてしまうだろうし、執着するのを止めよ』




と頭の中を一旦リセットさせた。














200体ものお地蔵様がずらりと並んでいるため、その全てにお賽銭を入れたわけではない。


(予備知識なく行ったので、まさかあんなにお地蔵様がいるとは思いもしなかったです…)










しかし、




小額だが、何体ものお地蔵様にお賽銭を入れているうち、






“自分の中にある




『執着する気持ち』




を手放している”






そんな思いがしてきたのだ。














お賽銭を入れるたび、




お地蔵様へ向かって




『ありがとう…ありがとう…』




と、見返りを求めず、




心の中で




何度も何度も




感謝の気持ちを伝える。















自分の中にある、あらゆる“執着”を手放す。













そうしていくうちに、心と魂が次第にクリアーになっていく。













その場にあるエネルギーを全身で感じる。














そして…




写真を撮っているうちに、




あの“神々しい光”が姿を現し始めたのに気がついた。













お客様から写真を見せられたとき、




『もしかすると、ここは“ゼロ磁場”なんじゃないか?』




と僕は真っ先に感じた。












“ゼロ磁場”というのは、磁気が他の所と比べて極端に低い場所で、



そこは




“5次元世界への入り口”




とも言われている。













実際にはどうかわからないし、ゼロ磁場とは違うかもしれない。






だけど、ここに集まっている“聖なるエネルギー”は特殊なもので、それは間違いない。






導かれるように僕が宝山寺へとやって来たのは、きっと偶然ではないはずだ。














(※この記事はアメブロ、Ameba Owned、小説家になろう、Instagram他にも掲載します)




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