晴一復活!アリアは王女?
洞窟内のとある部屋。そこでアリアはモンスターに攻撃されそうになっていた。アンが叫んで
振り向くが敵はもう攻撃を仕掛けてきていた。やられると思った瞬間、モンスターの
動きか止まり、そのまま消滅した。
「た、助かった。あなたは」
「大丈夫ですか?立てますか」
「は、はい。ありがとう」
「そっち!危ないぞ」
「な!?」
アンが安心しているところにまたモンスターが攻撃をしてきた。しかし、それも止まり
また消滅していった。そこにはまた別の人がいた。
「油断大敵!まだ敵はいる」
「ああ。わかってるよ」
アンは身構えた。そうして謎の二人が加わり、ここにいるモンスター達を一掃した。ようやく
全滅して部屋は静寂に包まれた。落ち着いたところでアリアが話しかける。
「あの、ありがとうございました」
「いえ。当然です。我々はあなたを守るのが使命ですから」
「アリア、知り合いなのか?」
「えっと」
「わかりませんか姫様」
「!?ジェームス!それにエヴァ!」
ゴーグルをつけていた男がそれを外して誰だかわかった。もう一人の女性も同じで
素顔を見せる。
「アリアそいつら何者だ」
「えっと」
「もしかして教えてないんですか?」
「ええ。まだ」
「そうですか。でも、あなたの仲間ですよね?それなら話てもいいと思いますよ」
「そうね。でも、それなら皆揃ってからって言いたいけど、ジェームス秘石って知ってる?」
「秘石」
アリアは今の状況を説明した。
「そうですか。それなら我々の持っているので治せます。ただ、その医者は敵でしょう」
「敵ってやっぱり」
「ええ。暗殺集団ファイアーバードのメンバーだと思います。私達以外にも街に
いる者がいるので」
その話を聞いてからアリア達は洞窟を出た。すぐにホバー船に乗り、サーハラズに戻ってきた。
すると、街が少し壊れているのに気づいた。話を聞くと誰かが戦っていたらしい。
それを聞いて晴一が狙われたのかと思い、宿まで急いだ。
部屋に入るとそこにはのどかともう一人老人がいた。夕子達も起きている。
「アリアさん。アン!それにそっちの二人は?」
「後で話します。それよりのどかさんその怪我は」
「大丈夫です。ある程度は治しました。この人が助けてくれたので。それにそっちも
何かあったみたいですね」
「ああ。デマだったよ。散々罠にかかった」
「よく無事に戻れましたね」
「ああ。こっちもこの二人が助けてくれたんでね。アリアの知り合いらしい」
「そうですか」
「それより。ジェームスお願い」
「わかりました。彼が熱を出してるんですね。その彼の横にいる君、これを飲ませて
あげなさい」
「これ薬ですか?」
「ああ。これで熱は下がる」
言われた通り、夕子は晴一に飲ませた。少し様子を見ると汗が引いてきた。手を当てると
熱も下がってる感じだった。
少しして晴一が落ち着いたように見えたのでアリアが彼らの事を夕子達に説明した。そして
アリア自身の事も。
それを聞いた夕子達は驚いた。アリアはエデンバーラ国の王女だった。そして、ジェームスと
エヴァ、のどかを助けた老人、オリバー。彼らはアリアを国を守るエデンバーラ聖騎士団の
メンバーだった。アリアは国の状況を聞いた。どうやらほぼ壊滅状態だが、騎士団の
生き残りがおり、王と王妃も無事らしい。それを聞いて安心したアリア。
それから三人は戻り、夕子達も疲れを取るためにすぐに眠りについた。
翌朝。一番最初に起きたのは晴一だった。体を起こして部屋を見ると横には夕子と
オリビアが、違うベッドにものどか達がいたが、アリアの姿がなかった。
夕子達を起こさず部屋を出た。まだ日が登りきる前の時間。街もあまり人は外に
出ていない。その中を一人歩く晴一。少しして小さい湖がある場所にきた。そこに
アリアがいた。
「セイイチさん!もう大丈夫なんですか?」
「ああ。大丈夫だ。どうやら迷惑かけたようだな。普通に起きたが、記憶がないって
事は俺倒れてたんだろ」
「はい。それでその私の味方が治してくれました」
「味方?夕子ちゃん達じゃないな」
「はい」
アリアは晴一にこれまでの事を話した。
「そうか。本当に悪かったな。俺のせいで皆が酷い目にあっちまって」
「いえ。セイイチさんが悪いわけじゃないです。それに、私も助けてもらいました。だから
これでおあいこです」
「そうだな。それで、お前は大丈夫なのか」
「はい。国はほとんど壊滅してしまったみたいですけど、でも、両親は無事でした。国の
聖騎士団の皆が守ってくれて」
「そうか。よかったな」
晴一はそう思いながらもこれもこんなイベントはないと今までのゲームデーターを
頭の中で流した。やはりこの先もゲームの内容が違うと思った。
宿に戻ると夕子達が起きていた。晴一に抱きつく夕子。泣きながらきたので晴一も
思わず、悪いと言いながら夕子の頭を撫でた。オリビアも抱っこした。
アン達にも礼を言う。それからこれからの事を話し合った。
そこにジェームス達がやってきて、晴一と初めて話した。その後晴一達はジェーム達と
動向し、すぐにアリアの国、エデンバーラに向かう事にした。




