17-02
ゾクゾクと関係者が集まってくる。
カオフク御一行様が到着した。
もう、町はお祭りムードでいっぱいだ。
会議は領主邸で行われるが、アーサーも俺も
参与の立場なので多少の時間は取れる
ヨモギと一緒に街中を案内してあげた。
アーサー「この町はカオフクほどの大都市じゃ無いけど
町が綺麗だね、あの嫌な臭いもほとんどしないし快適だよ」
俺「衛生管理が行き届いてますので、病気も減りました」
アーサー「ここは、歓楽街か、へ~カジノもあるんだ
劇場に花街、飲食店も色々バラエティーにとんでるね」
ヨモギ「ここが私どもの会社ヨモギラボです、
いつも、シャンプーをお買い上げありがとうございます」
アーサー「おお、ここが。いやー皆んなテキパキ働いてるねー」
俺「食堂です、今、開発中の調味料です、
どれでもお使い下さい。」
食事にカレーとパンを出した。
アーサー「うめー、なんだこれ、調味料?すげ~、すげー」
俺「研究室は見せられませんがまだまだ色々開発中ですよ」
アーサー「全部くれ、全部契約しよう。
スパイも沢山来るだろう?良く秘密が漏れないな」
(いや、あんたが1番送ってくるんだろ)
俺「セキュリティも極秘の技術で流石に言えません」
アーサー「そうだよな」
(アイツらがロクな情報取れないのは仕方ないのか)
アーサー「シャンプー工場もだけど調味料工場も
是非カオフクに作ってくれ」
俺「セキュリティの心配があるので今のところ
マゴシカでしか考えてないのですが、将来的にその辺が
クリアされたら出しますね」
アーサー「そうか、今すぐに来て欲しいけど、待ってるよ」
俺「そうだ、将来的にシャンプー工場で働く人を
今のうちに教育しときましょう、人を送ってもらえたら
その人達に技術を教えますよ、沢山送ってください」
アーサー「そうか、工場が出来たらすぐに稼働出来るようにな」
(技術が手に入るか、よしよし)
俺「調味料も今のウチに教育しときましょう」(キーとなる技術は教えないよ)
アーサー「いや~来て良かったよ、ここは、いい町だ、道が出来たら
しょっちゅう来てるかもな、あははははは」
クマトモのマサ達も到着した、3領主会議の始まりである。
主要議題を片付け、昼から試作街道、街灯、新型馬車の試乗など
外部での視察、俺とヨモギが一つ一つ解説、感嘆が漏れていた
シーマ「これ程とは、凄いな」
マサ「この街灯はマジか、魔物が近寄らないだと、
どんな技術なんだ!」
モーリーが鼻高々としている
モーリー「ウチの技術は凄いだろーあはははははは」
よし、予算がもっと出そうだな
夕刻になり歓迎の行事と夕食会が行われ
ケイミーが歌を歌った、前回も人気だったが
今回初見のマサは興奮気味に俺の女にして~と言っていた、
残念だがもう、モーリーが手を出してる。
アーツ奥様は冷たい目で観てた、知ってるだろーな、あの人なら。
2日目は、6領村合同グルメフェスが開催される。
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