16-02
カオフクへは馬車で2日かかる
途中で一泊するのだが、その場所が息を飲むほど美しい湖のほとり
夕陽に照らされて金色に輝き、正面にはソア火山がそびえたつ
雄大な風景、こんな美しい場所初めて見た
環状線が出来たら1番の観光地になる事間違いない
ハネムーン旅行を流行らせたらどうだろう
結婚したら環状線を一周する新婚旅行する事が
ステータス、各町で美味しい料理を食べ、
この湖で愛を誓う。
そんな話を旅の間中、マサとしていた。
マサは完全にこの計画を支持してくれた
これならシーマに合わせても問題ないだろう。
湖ではコノハが発情して大変だった、仕事しろ#
カオフクに到着すると、アーサーが出迎えてくれた。
俺「お久しぶりですアーサー様」
アーサー「ご苦労様、シャンプーがすぐに売り切れて
大変だよー、こっちに工場作らないかい」
俺「その話は後で、マサ様です」
マサはアーサーが小さな頃から知っている
軽く談笑し 領主邸に向かう
シーマ「よくお越しになられましたマサ殿」
マサ「まさか、俺がここに来る事になるとはな、あははは」
顔を合わせ話しをするとマサの誤解も解け、
意外と気が合う事も解り夕食会でも話しが弾んだ
環状線は3領主の承認が降りて後は作るだけとなった
次の会合をマゴシカでの開催となった、試作を見てもらい
正式に決定する、各領地が2区間ずつ工事すれば
以外と早く出来そうだ、俺は技術を教えて技術料だけしっかりもらう
技師が足りないところは派遣してそこでも儲けよう。
フェスの開催は晴天に恵まれて大成功だ
ガサ村からも急遽海鮮料理屋が出店して
海の幸と山の幸の味比べとなった、これも盛り上がった要因になり、
環状線構想の恩恵が形として見えた事に領主達も喜んだ。
ガサ村から、ケイとツンさんが来て海鮮お好み焼きを
作った、その他に海鮮BBQ、イカ焼き、たこ焼きと
俺が教えたお祭りメニューを出店、
やはりソースの開発を急がねばと思った。
ケイと夜待ち合わせをして、カオフクの町をデートして楽しんだ
耳元でずーっとコノハがブツブツ言ってる。
俺「ケイ、ごめんね今日は朝まで一緒にいられない」
ケイ「ええー楽しみにしてたのに、でも凄く忙しいのは
わかってる、今だって無理して時間作ったんだよね
私の為にありがとう」
ケイと分かれて宿に戻る、カオフクのスパイが山ほどいる
が今回は何もしないでおこう、半分は俺の部員みたいだし
俺「それにしても、ケイとしたかったな」
コノハ「ヌシよ、私がいるのに堂々とデートしてんじゃねーよ」
俺「コノハは俺の彼女じゃ無いんだからいいだろ」
コノハ「……彼女になる」
俺「無茶言うなよ、俺は……」
コノハも知っていた、ユージが誰の事を本気で愛しているか…
わかっているのに二人は今日も体を求め合った…
コノハ「ヌシよ、お前その内、女に刺されて死ぬぞ」
俺「知ってる…」
フェスの大成功で今度のマゴシカで行われる領主会談の時
6領村合同グルメフェスの開催も決まった。
俺は各領地の名物料理を考える事になった。
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