15-02
家へ帰る途中で孤児院からクレアが出てきた
俺「クレア、お疲れ様~いつも子供達を預かってくれてありがとう」
クレア「ユージさん、お金はもらってるし院の運営も安定したから
こちらこそありがとうよ」
一時談笑して別れた
俺「は~清楚で可憐だ、またハイキングに誘いたいけど
もうお互いに時間が取れないなあ」
俺「ヨモギさん今度はクマトモに行く事になったよ」
夕食の海鮮お好み焼きを焼きながら話をしてる
ヨモギ「キミも忙しいねぇ」
ヨモギには街道整備工事の道具一式の製作発注をお願いしてる
俺「ヨモギさんにもご苦労おかけしてます
お土産は楽しみにして下さいね」
ヨモギ「この、お好み焼きって簡単で美味しいねえ~」
俺「本当は(おたふく)ソースがあればもっと美味しいんだけど」
ヨモギ「ユージの頭の中にある味のイメージを伝えるって難しいね」
俺「欲しいイメージの調味料っていっぱいあるんだけど」
ヨモギ「厨房に調理スキルの人は今、沢山いるから
相談してみたらどう?」
俺「そうだねぇ、ダメ元で作ってもらうか」
それから、ソース類、味噌、醤油、マヨネーズ、ケチャップ、
ミックススパイス、出汁、味の素系、ドレッシング等、
思い出す事の出来たもの全てを研究開発させる部署を作った。
調理スキルが眠ったままの人は結構いるので採用は楽だった。
今回、クマトモに同行するのはカエデでは無くコノハだ
カエデも各地から集まってくる情報の整理などで忙しい
俺「ちっ、コノハかよ」 ドカっ!後ろからケツを蹴られる
俺「お前、主人を蹴るな!表に出てくるんじゃねーよ」
コノハ「悪口言うからだ、もうこの町にスパイは居ないよ」
こいつと旅をするのか、心配でならない
各方面に挨拶を済ませてまずは久しぶりに
オタイオ村へ向かう、あまり時間はたってないけど
懐かしいなぁ、この街道は初めて通る
前回の行き帰りは森を通ったんだよなぁ
今回は新型馬車に乗っての移動だ、
コノハも同乗してる、空気が重い
コノハ「ヌシ、あんたがまた女作らないか
見張っておくからな」
俺「俺じゃなくて、敵を見張れよ」
スライム達が足元でコロコロ転がっている
小鳥のピーちゃんは小鳥からオウムのような鳥に
成長し、家の庭に住んでる、別に使役しなくても
エリアから出ても戻ってくるのでフリーにしてる
喋ってくれると嬉しいんだけどな。
馬車の乗り心地はお尻にクッションを敷いてたら
全く気にならない、揺れはあるのだが酔うほどではない
サスペンションは普通の馬車に設置できるタイプも
開発中だ。
コノハと口喧嘩しながらだと時間がたつのが早い
オタイオ村にはいつの間にか着いていた。
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