表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

57/72

15-01 クマトモ領へ

そろ~りそろり…足音を立てずに玄関のドアを開け部屋に戻る…


ヨモギ「ほ~お、朝帰りですか#」


ヒィ~っ、ビクッ リビングからヨモギさんが出てきた。

俺「おはようございます(汗)」


ヨモギ「正座!」


俺「はい、でもヨモギさ…」


ヨモギ「言い訳は後よ、どこに行ってたか言いなさい#」


俺「はい、ヨモギさんの知らない別部署がありまして

僕らの警護をさせてる部署なのですが、そちらの方に」


ヨモギ「なんでそこに一晩中居るのよ」


俺「そこの連中が離してくれなくて…」


ヨモギ「ウソおっしゃい#」


俺「おーい、誰かいる~」


ヨモギの耳元で   部員A『はい』

ヒィ~っ、ビクッ! びっくりした~ なにこの技?


ヨモギ「本当だったんだ」


俺「いつもヨモギさんを守ってもらってますよ」

(なんとか誤魔化せた)


ヨモギ「キミは、ボクの事をそこまで…」


ギュ~~~ ヨモギさんに抱きしめられ、肩に俺の顔をのせ

髪の毛をヨシヨシと撫でられた。


俺「ヨモギさんはこの領地の大事な人ですから…」

(クンクン あ~ヨモギさんの匂い落ち着くわ~はう~)


ヨモギ「領地のかい?」

(クンクン あ~ユージの男の匂い良い匂い~ はう~)


肩から顔を上げ、見つめ合う二人…「ユージ…」「ヨモギさん…」


パセリ「あんた達、やっぱり付き合ってるじゃん」


ビック!!!!!!!


ヨモギ「起きてたの…」俺「居たのパセリさん…」

慌てて離れる


パセリ「あーそのまま、そのまま」

便所に消えて行った


俺「あ、あの俺、今日は昼まで寝てます」


ヨモギ「そ、そうね、今日は休みだしね」


ボーちゃんお掃除、ランちゃん洗濯よろしく~

メルちゃん便所の扉の前で重りになってて~


おやすみなさ~い 二人はそれぞれの部屋に入った。



夕方、領主邸に呼ばれ伺う事になった。


モーリー「よく来たねユージ、今日はカオフクの

領主から手紙が来てな、その相談だ」


俺「カオフクから?」

アーサーからはなにも聞いてないけどな


モーリー「うむ、カオフク領主シーマと

クマトモの領主とは折り合いが悪くてな

次回の会合も欠席を言ってきたらしいのだ」


俺「ではオタイオの村長も欠席ですね」


モーリー「そうなるな、そこでユージに

クマトモに行ってもらって、領主をたらし込んで

もらえないかと依頼が来てな」


俺「たらし込むって人聞きの悪い」


モーリー「いや、いつの間にか私達は

お前を気に入ってしまってる、まあ、


クマトモに行ってお前は普通にしてたら

周りが勝手に引き込まれるよ」


俺「そうですかね~」


モーリー「クマトモは乳牛が盛んで乳製品が豊富じゃぞ」


なんですと!牛乳、チーズ、ヨーグルトああ夢が広がる~


俺「行きます」


新型馬車の耐久試験にもなるだろう、道はガタガタだが

ケツの痛みは段違いだろうから今回は移動が楽出来そう。



「面白かった!」と思ったら


下にある⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から、作品への応援お願い致します。


面白くなかったら ⭐︎一つ付けて下さい


がんばりますので ブックマーク頂けると本当に嬉しいです。


アダルト【18禁】な内容は、ミッドナイトノベルズに収録しております

そちらも合わせてご覧いただけたら嬉しく思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ