14-03
町に戻りサーチを掛ける、俺に敵意を向けてる奴は…何か増えてる…
オッケイカエデ、俺に敵意があるコイツらの事調べてきて~
Google並みに使えるやつだ
商売を取り上げられた奴隷商ゾークが
盗賊やらヤクザを呼んだようだ、やっぱり繋がってんじゃねーか#
俺は早速、テイム&すり込みでゾークを部下にした
俺「力のありそうな奴隷をどんどん集めてこいや~ゴラ~」
ゾーク「かしこまりました主様」
テメーだけは最低賃金で使ってやる#
ケルクックとグーフを奴隷関係の責任者にして任せた。
後はヤクザか、カエデ~拉致ってくれた~?
盗賊とヤクザ合わせ15人、全員使役じゃー
ヤクザと盗賊は廃業させ、この町で娯楽産業をさせる事にした
旧スラム街を領主に言ってエンタメエリアに再開発してる
大負けして生活を壊さない程度の賭博場を作り
その中でケイミーにショーをさせる事にした。
可愛い娘も集めて劇場を完備した賭博場ができた。
ヤクザと盗賊はそこで真面目に働いている。
結婚し子供を産んで普通に生きて欲しい。
責任者をポックとスポックに任せた。
働ける場所を次々に作り失業者が減り住民が増えていった。
俺「ヨモギさん、予算が降りたよ、馬車と道の試作品に取り掛かっていいよ」
ヨモギ「とうとう動き出したねー、武器屋にサスを発注するねー」
俺「領主から中古の馬車もらったから実験しよう、その間に
街道の試作を作ろう」
二人で、工場の食堂で飯を喰いながらワイワイ話してたら
ポンがミィと一緒に入って来た
俺「おーいポン、デートか~」 ヨモギ「やめなさい#」
二人は顔赤くして出て行った
ヨモギ「あんたねー、デリカシーのない事するんじゃないよ」ボコッ、
頭にゲンコツが飛んで来た
俺「ごめーん、初々しくて、いじめたくなるんです」
ヨモギ「初々しいって、あんたも変わんないじゃん」
俺「中2と小6じゃ、ぜんぜん違うでしょうがー」
ヨモギ「ちゅうに?しょう…なに?
まあ、あんたオッさんくさいから、たまに歳がわかんなくなるよね」
俺「なんだと、ヨモギ~もうやめてくださいって言うまで
くすぐり地獄をまた喰らいたいか~」
ヒソヒソ… ヒソヒソ… あの二人絶対付き合ってるよね…ヒソヒソ…
厨房のおばちゃん達の格好の話の種になってしまった。
ケイミー「あ~、主さんとヨモギちゃんがイチャついてる~」
俺「人聞きの悪い事言うんじゃない、休憩時間なの?」
ケイミー「今から領主ちゃんとご飯なの~」
俺「へ、?そんな事になってたの?」
ケイミー「ガサ村で仲良しになったんだよー
主さんの彼女も可愛かったね~」 な、な、な何言ってんのこの人
はっ!俺はヨモギの方を横目で見ると、般若の形相の鬼がコチラをみてる…
俺「ケイミーさん何言ってんのかなー?」
ケイミーはゴメンポーズをとって行ってしまった
俺「お、僕、ギルドに用があって、ちょっと、行って来ます」
ヨモギ「ちょっと待ちなさいよー」
走って逃げた
ヒソヒソ… ヒソヒソ… あの二人絶対付き合ってるよね…ヒソヒソ…
俺「カエデ、知ってた?」 カエデ『うん知ってた』
俺「やってた?」 カエデ『うんやってた』
アーツ奥様、なんかゴメン…




