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12-03

ヨモギ「ふ~ん、ちゃんと仕事してたんだ」


俺「ん?どゆこと」


ヨモギ「金が入って、ビーチで一週間、()()どこかの

女引っ掛けて豪遊してたんじゃ無いかって心配したよ~ちゃんとコンブ取ってたんだ~」


俺「どーゆう目で僕を見てるんですか#」

金でおばちゃん雇ってコンブ取らせて、毎日ケイと磯や浜で遊んで、

毎晩宴会して………どーしてこの人そんなに鋭いかなぁ~


ヨモギ「シスタークレア…」

ピクっ


ヨモギ「赤髪のアルス…」

ピクっ…ピクっ…


ヨモギ「ミント…」

ヒィ~


俺「だから、なんで知ってるんですか、その名前~

そんな話はいいんですよ、奴隷を全員平民並みにしたいって話しですよ」

話しをそらそう…


ヨモギ「また訳のわからん事言い出した、奴隷にいくら金やっても奴隷だろ」

今まで誰も疑うことの無かったシステム、あって当然、無ければ誰が3Kの仕事をするんだ?


俺「今の奴隷は飯だけ食わせて無償で重労働させてるでしょ

俺は、お金とやりがいを与えて平民の様に変えたいんです」


ヨモギ「奴隷紋はどうするの?」


俺「最初はそのままで、すぐに逃げられても困りますから」


ヨモギ「やっぱり奴隷は奴隷じゃん、綺麗事に聞こえるけどね

小金が入ったユージ君の自己満足に聞こえる」


奴隷と社畜の違いかぁ~俺にも違いがわからん


俺「孤児達が自信を持って働いてる姿を見て

そんな風に奴隷を解放出来たらなんて夢みちゃダメかな…」


ヨモギ「ユージくん…」


急にヨモギに抱きしめられる…

ヨモギ「キミってヤツは本当に…変なヤツだ…」


俺「よ、ヨモギさん…」

お互いに見つめ合う


ヨモギ「ユージ…」


俺「ヨモギさん…」


テンちゃん「……」


二人「て、て、て、テンちゃんんんんん」

テンちゃんが二人の顔の横でガン見していた


我にかえる二人

俺「そ、そろそろ寝ますか、もう遅いし」


ヨモギ「そ、そうね、また明日ね」


二人の夜は過ぎて行く。


ヨモギラボはコンブバージョンのシャンプーの製作に入った


ヨモギさんには貝殻の粉と火山灰を渡しコンクリートの研究

高速馬車道の実験試験路を研究と設置

そこを走る新しい馬車の研究、乗り心地の追求サスペンションの研究 クール荷台の研究


料理スキルを持ったチンとアイには海鮮料理の研究


俺はギルドと孤児院に帰領の挨拶、

お土産はギルドには酒の肴になりそうなもの


孤児院には 綺麗な貝殻と3枚におろした魚、だが生臭いと不評

子供は魚が嫌いだな


ギルマスに話しを通して

約束を領主に取り付けて会いに行く。


モーリー「ユージよく来たね、先にドク村長と、

カオフクの御子息の手紙を読ませてもらったよ」


俺「すみません、急に話が大きくなりまして、私の範疇を

超えてしまいましたので急ぎ領主様に報告に戻りました」


モーリー「ご苦労だったな、手紙は中々の内容で今後の

領内の在り方を大きく作用するものだ、じっくり検討したい」


俺「はい、私の方は領主の力になれるように準備をしておこうと思います」


領主「うむ、領主には領主の話もあるが、この話に深く関わっている

キミにも何らかの形で補佐してもらう事になるだろう、よろしく頼むぞ」


俺「はい、ご期待に応えられる様頑張ります、

それで一つお願いがあります。」


領主「ん、なんでも言ってくれ」


俺「私、起業しようと思いまして、良い物件などございましたら

紹介してもらえたらと」


領主「ほー、どのくらいの規模で考えてるんだい」


俺「今の工房が手狭になりましたので、そのシャンプー工場と

新製品の工場、自分の事務所と寮ですね」


領主「丁度良い空いてる場所があるぞ、中々借り手が無くて

困っておったのだが、メイドに案内させよう」


領主「それと、シャルが先ほどからウロウロしてるようだ、

連れて行ってやってくれ」


俺「はい、ありがとうございます、後、ガサの海産物をお持ちしておりますので、

料理長の方に渡しておきますね」


俺とシャルとメイドで物件を見に出かけた。


「面白かった!」と思ったら


下にある⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から、作品への応援お願い致します。


面白くなかったら ⭐︎一つ付けて下さい


がんばりますので ブックマーク頂けると本当に嬉しいです。


アダルト【18禁】な内容は、ミッドナイトノベルズに収録しております

そちらも合わせてご覧いただけたら嬉しく思います。

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