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11-04

翌朝ツンさんにコンブを取りに行く事を告げると

ツン「舟に乗らないと行けないよ、ウチの娘を使ってくれ

ちょうど良いバイトになるしな、おーいケイ、舟出してやってくれ」


話が早い、よろしくお願いします

俺「一週間で取れるだけ取りたいんですが」


日に焼けた健康的な娘が出てきた

ケイ「一週間だって、やったぜ、よろしくな」


漁港へ二人で歩きながら話をした

俺「魚を新鮮なまま食べれて幸せですね」


ケイ「あーん、肉の方がいいに決まってるだろ」

贅沢な話だ、やはり多様性が今後の鍵だ


俺「ちょっと漁港の市場に寄っても良いですか?」


ケイ「何すんだ?舟は向こうだぞ」


俺「余った魚を全部買いたくて」

な、な、なんだってー ケイが信じられない顔をしてる


俺「貴重なんだって、新鮮な魚、宝なんだから

俺は新鮮なまま保存出来るから、ここでしか食べられない物を

遠くに持って行くと価値が上がるんだよ」


漁港の人達は浮足だった、魚を取ったら全てを買い取る金持ちが

現れたのだ、突然のゴールドラッシュが一週間限定でおとずれたのだ。


俺は一つ前の町で会った商人たちに持ってる素材で買い取りを

持ち掛け、買えるだけ買って貰った、


シャンプーの売り上げの半分も持ってきてる。

この村の魚と海水とコンブが俺を次のステージに

持ち上げる原動力になるのだ、一週間で集めるだけ集めると決めてきた。


漁港の人と話をしてコンブも買い取るなら奥様連中を集めて

取りまくってやるとの事、お願いした。魚もコンブも朝買いに来る事を伝え、


ケイの機嫌が悪くなったので、一週間バイト代出すから町の案内と

磯に連れて行ってもらった。


ケイ「アンタ何者?」


俺「なんでも屋」だよ


二人で磯へ行ってケイと磯遊びしながら特殊な素材を集めた


海苔、貝、蟹、それと海水、そうストレイジの分解で塩をゲットするのだ

海水をストレイジ限界いっぱいまで入れる、分解して塩だけ取り出し真水を捨てる

それを繰り返し、塩の大量ゲットだ。


ケイと一日中磯で遊びながら採取して疲れてしまった

スライム達も初めての海に大はしゃぎだったのでヘトヘトだ。


ワイワイ言いながら宿に戻った。宿には村長の使いが待っていた、

明日の昼に伺うと約束して帰ってもらった。


明日から余った魚を買い占めるので、代わりに肉を格安で市場に卸してきた

村では一週間肉が食卓にのぼるだろう。


翌日も、ケイと市場に行きコンブと魚を買い取る、漁港の偉い人に挨拶された

この後村長だ、えらい事になってきた。


まず村長のドクさんからお礼を言われ、なぜ魚を買い集めているのか

聞かれた、ケイに説明した事を伝え、それから今後の俺の計画を話した。


俺「自分はこの村の資源を活用したいと考えています、ここで取れた魚を

街道を整備して他の街にその日の内に届けるのです、


魚を食べた事の無い人達に届けるのです、村の人だけで食べてた魚を

隣りの町に届けるのです、少なくとも今の5倍は売り上げが上がります」


ドク「夢物語でしょうが、この村にそんな未来があったのですね」


俺「個人では無理ですが、街道を結ぶ町の代表にこの話を持って行きます

当然ドク村長もこの計画に絡んでもらいますよ」


ドク「なんだかワクワクしますね」


俺「商品、人、お金がグルグル動いてみんなが幸せになるんです」


ケイは後ろで話を聴いていて、ユージを見つめ心臓がドキドキしていた。



※ 11-05 は スリープしか魔法が使えないんですけど!【18禁サイドストーリー】

ミッドナイトノベルズに収録

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がんばりますので ブックマーク頂けると本当に嬉しいです。


アダルト【18禁】な内容は、ミッドナイトノベルズに収録しております

そちらも合わせてご覧いただけたら嬉しく思います。

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