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11-01 漁村 ガサ村

二日酔いのヨモギさんとパセリさんが2階から降りてきた

今日は休日で昼まで寝ることが出来た


ヨモギ「あ゛た゛ま゛い゛て゛~」

パセリ「あ゛た゛ま゛い゛て゛~」


こいつら...

俺「どんだけ飲んだんですか~」

ハーブティーを二人に入れ、遅い朝食を作る


ヨモギ「パセ彼の、のろけを永遠に聞かされる地獄、あ゛ー」


パセリ「あんたも早く彼氏作りなさいよ」


パン粥に蜂蜜をかけた物を出す

パセリ「あら、美味しい!ユージ君、私の嫁に来てよ」


ヨモギ「ユージは俺の嫁なんだから、#また__・__#取らないでね#」


パセリ「本当に付き合ってないの?あなた達」


俺「社長が社員に手を出しちゃダメでしょう、命令されたら従いますけど」


ヨモギ「じゃあ、お手!」


はいはい、両手で手をギュッと握る

ヨモギの顔が真っ赤になる


パセリがニヤニヤしてる


ヨモギ「もーっ#それよりユージ君はあれからどうしたのよ」


ビクっとして右上を見上げながら

俺「えーっと、子供達を寝かしつけて、家に帰りましたよ~」


二人ともジト目で見てくる…

俺「僕、今日は用事があるから、今から出かけますね」


二人「コラー待てー怪しいぞーどこに行くんだ~」

ふたり揃うと本当にうるさい


今日は領主のモーリーさんに呼ばれてる


モーリー「やあ、ユージ君、お店のオープンおめでとう」


俺「ありがとうございます、これ娘さんに」

シャンプーとリンスを差し出す


モーリー「ああ、ありがとう、おーい誰かシャルを呼んできてくれ」


シャル「ユージ、いらっしゃい、シャンプーありがとw」


俺「こんにちはお嬢様」


ぷーっと膨れて

シャル「シャルでしょう#」


親父の前で言えるか!

モーリー「今日きてもらったのは、シャルの件なんだが

音楽と絵、どちらの世界に進んだらいいと思う?」

死ぬ程どうでもいい


モーリー「君は人の才能を見抜く事が出来るとギルマスに聞いてね、

占い師もやってるのかね」

だとしても、俺如きの意見など聞くなよ


俺「人には向き不向きがありまして、たとえ不向きだとしても

何事もやる意味はあると思いますし、好き嫌いと向いている

のも別物ですので、参考までに留めてもらえれば」


モーリー「ああ、もちろんだよ、決めるのは本人だ」

ではと、シャルの両手をギュッと握り、目を覗き込む


シャル「キャっ」顔が真っ赤だ 親父が睨んでる


俺「……お嬢様は音楽に優れた才能がございます、

そちらに進まれますと人より上をいく事でしょう、

絵には能力が用意されてませんので、ご趣味に留めてもらえれば…」


シャル「お父様、私…音楽はあまり好きでないの」


俺「いくら才能があっても嫌いなものを続ける事は不幸だと思いますし…」


モーリー「うむそうか…それは残念だ、今日はありがとう。

私は出かけるが、ゆっくりしていってくれ」


領主は忙しいな

シャル「ユージ、お部屋でお茶でも飲みましょ」


部屋に移動してお茶とお菓子をいただく、こっちが本命だったのか

シャル「今日はユージと話したくって、お父様にお願いしたの」


色々な話をし親交が深まった

俺「最後に、シャルはお嫁さんに向いてると思うよ」

親父の前では言えなかったが、子宝の能力がついてた


シャル「ユージ…」ああ、遠回しのプロポーズ?

顔が真っ赤だ


また、お菓子を沢山もらって帰った。


「面白かった!」と思ったら


下にある⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から、作品への応援お願い致します。


面白くなかったら ⭐︎一つ付けて下さい


がんばりますので ブックマーク頂けると本当に嬉しいです。


アダルト【18禁】な内容は、ミッドナイトノベルズに収録しております

そちらも合わせてご覧いただけたら嬉しく思います。

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