10-01 領主
それから1ヶ月忙しい毎日が続いた、ポーションを納品した後
俺は、使役[ポン、チー、カン]の3人の能力解放のため毎日3人を連れて森へ
スライムを使役出来るようになるまで一週間
ヒールスライムとボムスライムに進化するのに一週間
調合の6人[リン、ピヨ、トウ、シヤ、カイ、チン]
はひたすらポーション作りを学ぶ
加工の3人[アイ、マイ、ミィ]はヨモギさんの手伝いでシャンプー作り
販売までの在庫を作りまくる。
スライム2匹連れの3人は街中を掃除、格安で回復の練習をさせて名前を売らせた。
ギルドでは一部改装工事が領主のお金で施工され薬草買取カウンターと
ポーション製作工房が出来た。
調合の6人も能力解放しヨモギも舌を巻くほどの成長を見せた、
すでにギルド内で製造販売を始めた、冒険者達にも可愛がられている
加工の3人も早々に能力解放しヨモギ直轄の部隊として
シャンプーとコンディショナーの製造ラインを支える
そして、今日シャンプーの販売を迎える
ヨモギ「お客さん来るかなぁ」
俺「あれだけ噂になってるし大丈夫だよ、
品物もヨモギさんの自信作だし、領主の奥さんに宣伝お願いしてるし」
~~数日前~~
パセリ「おはよう、ユージ君、ギルマスが呼んでるわよ」
美しさに拍車が掛かって、最近彼氏が出来たパセリさんが2階から呼んでいる
俺「おはようございます」
ズレータ「おう、よく来た。チビ達もよく働いてるようだぞ
殺伐としたギルドが、みんな人が変わった様に親切でにこやかな顔になってるぞ、
おっさん達も帰りがけに薬草を摘んでくるモンだから、
大忙しでポーションを作っているぜ」
俺「良かったです、才能のある子に教えると、急激に能力が伸びますね
計算の強い子とかもいますので、違う能力も伸ばそうかと思います
その時はギルドで雇ってもらったら嬉しいです」
ズレータ「ああ、その時は任しとけ。今日はな、領主に金だしてもらった手前
お前の話をしたら、領主がお前に会いたがってな、今から時間取れるか?」
急な話だが、今俺がやってる事は、子供達の様子を見てまわる事と
使役の3人と一緒に町の汚物を清掃して回り、体調の悪い人を診て治し
シャンプーのサンプルを配ってお店と孤児院の評判を上げる事をしてるぐらい、
大丈夫ですが、この格好はちょっと…
ズレータ「かまやしねーよ、ここの領主は珍しく話の解るいい領主だからよ
格好なんて気にしないぜ」
こっちが気にする。
ギルマスは俺を引っ張って、そのまま領主邸に行こうとしたので
店に寄ってシャンプーとリンスを手土産に小綺麗な服に着替えて行った。
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