8-03
と、とりあえずまわりを索敵するね、小鳥をテイムしようとするが
ぴーちゃんが居ない今は時間が掛かる、小鳥が寄ってこない
俺「ピーちゃん…」感傷に浸ってると、ボーちゃんの回りに小鳥が寄ってきた
ボーちゃんナイス! SPを少しだけ残してありったけの小鳥を使役した
アルスには俺の考えと共にメルちゃんの秘密を話した、球に変形した理由がわかった
と言われたが、それを踏まえても、A級には屁の突っ張りにもならんぜよ
子供の浅知恵だとも言われた。
鉄のテントの中で作戦会議をする、結果 索敵範囲小鳥40羽を使い1羽欠けても他で
カバーできるDNAのように二重線を作り、レーダーのように俺を中心に最長1kmで
360度一周させる
ゾッドのように上空から垂直落下の強襲は怖いのでテントを網目にして目視
も欠かさない
S級の縄張りにA級などが入ってくるのか?流動的で解らないので注意に
越した事はない、まわりを見渡すと動物は見かけるがモンスターは1匹も居ない
その辺敏感に感知しあってるのだろうか?それにしてもヨダレが出る程の素材が
そこらかしこに落ちている
俺「アルス~ここから出て拾ってきて良い?」
アルス「お前は呑気だなあ、さっきみたいに、いきなり死にかけたりしない?
私、体が震えて一歩も出れないんだけど、でもどうやって脱出するの?」
俺「それについては俺さ、少し考えがあるんだけど…カクカクシカジカで」
アルス「なにー!!サイクロプスを使役するだと~~」
俺「何となくだけど、サイクロプスっていつも寝てるって辞典に載っててね
俺さ寝てるモンスターの使役に失敗した事ないんだよね、それでサイクロプスに
安全な場所まで送ってもらう作戦なんだけど、
あっ、だからこの森の名前が、ねむりの森なのか~」
アルス「球の形のままA級の外まで転がって行くのは?」
俺「途中で捕まって、巣に持って行かれて棚に飾られたり
丸呑みにされたり、どう考えても突破出来ない」
アルス「だからと言って、S級だぞ…」
俺「まあ、一回試してみようよ、」
アルス「試すって、ユージお前は馬鹿なのか勇者なのか…」
俺「でも球になって移動はイイね、これで移動しながらサイクロプスを探そう
ついでに素材も拾って移動しよう」
5km程移動したところで反応があった
S級 LV120 鬼神型超進化種 サイクロプス
はぁすげえ、よし場所は解った、本当は夜がいいんだけど
夜は鳥の目が使えないので使役エリアの関係で全員で奴の目の前に行くことになる
みんなを危険に晒せない、作戦決行は早朝にする。
テントの中で簡単な食事をした、匂いや煙が出るものはダメだ
流石に今日は露天風呂に入れないな、今日最後の命だと思い
アルスと抱き合って寝た、不安で寝れないと思ったがお互いの体温の温もりが
心地よく心穏やかに眠りに落ちた。
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アダルト【18禁】な内容は、ミッドナイトノベルズに収録しております
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