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6-04

今日も朝からヨモギさんの店に向かう


俺「おはようございます、ヨモギさん」

ヨモギさんも慢心の笑みで挨拶してくる。


ヨモギ「おはようユージ君、家が綺麗に片付いてると気持ちいいね」

朝の作業は昨日作ったポーションを小瓶に詰め変えてコルクで蓋をする


その作業も手伝う。本当はしなくていいんだろうけど、二人ですれば早く

教えてもらえるしね。


早々に作業が終わりギルドの納品も午前中に行く事が出来た、

ギルドに向かう道の途中、孤児院の前で3歳ぐらいの女の子が泣いている


俺「どうしたの?」声を掛けてみたら、友達と喧嘩したらしい

ストレイジから蜜蝋を2かけら取り出して、女の子に渡す


俺「これで友達と仲直りしな」

女の子は何だろうと首を傾げてたが、食べるように促すと

口に運び、甘ま~いとぴょんぴょん跳ねて大喜びだ


女の子「お兄ちゃんありがとう」ニッコニコの笑顔で友達の方へ

走って行った。


一日一膳、気持ちいいなぁ ギルドへと向かった。

納品と便所掃除を終え 受付嬢のパセリさんが出掛けていたので残念と思いつつ

帰りに商店街を覗いて帰るか、と考えながら歩いていると


孤児院の前でさっきの女の子を先頭に10人の子供がこちらを見ている

女の子に「仲直り出来た?と声を掛けたら」


女の子「みんなも欲しいって」そりゃそうなるな

ここであげないと、この子の立場がないなと思い、全員に一欠片ずつ分けてあげた


みんな喜んで歓声をあげてる、「こんな甘い食べ物初めて食べた~」

きゃっきゃ、きゃっきゃ大騒ぎ。じゃあね、俺は商店街に向かった。


こんなに商品が溢れている所は初めて見た、果物や野菜、肉類は豊富にある

魚はこの町でも見ない。海が遠いのだ、干物や塩漬けは見かける


ヨモギさんのお土産にオレンジを買って帰る。

ん?お店の前でヨモギさんとパセリさんが話をしている


俺「こんにちはパセリさん、ギルドに居ませんでしたね」と声を掛けたら


パセリ「そんな事よりユージ君、ヨモギちゃんの髪どうしちゃったの」

そうか二人は知り合いだもんね、店の前を通ったらいつもと違うヨモギさんが見えて


話を聞いたら昨日の事を詳しく聞いたらしく

パセリ「私もしてほしい、私もして~」


と、勘違いされそうな事を大声で言うので、

俺「わかりました、わかりました、だからもう少しボリュウムを下げて」


今度の休みの前の日にパセリさんの家にヨモギさんとお邪魔する事になった

それまでにシャンプーを完成出来たらいいな、ヨモギさんと話しながら店に入った


明日のポーションの仕込みを終わらせて、シャンプーの研究を二人で始める。

俺の要望は、液体の石鹸で少しの量でモチモチの泡が出て、香りも良い。


俺は手持ちの素材を全部書き出した、それには貴重な素材もあったようで

ヨモギさんはまたかという顔をしてる。


色々よくわからない計算をしてるヨモギさんの邪魔にならない様にハーブティーを入れて

オレンジと一緒に出した


蜜蝋を入れると良さそうだ、香りはこのオレンジの様な柑橘系でブツブツ

ヨモギさんは自分の世界にイッテしまった。




「面白かった!」と思ったら


下にある⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から、作品への応援お願い致します。


面白くなかったら ⭐︎一つ付けて下さい


がんばりますので ブックマーク頂けると本当に嬉しいです。


アダルト【18禁】な内容は、ミッドナイトノベルズに収録しております

そちらも合わせてご覧いただけたら嬉しく思います。

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