無意識に僕が目で追っている人。
___僕は、今まで“恋愛”というモノに全く興味がなかったんだ!
女の子を好きになって? どんな感じになるのかな?
・・・そりゃあね!
親や僕と仲がいい友達は、大事に想っているよ。
・・・でも? これって?
“恋愛”のそれとは、違うんだと僕の仲がいい友達に言われたんだ!
___別に僕は、、、“女の子が嫌いな訳じゃないよ!”
二次元好きって訳でもないしね!
普通に、女の子が好きなんだけど、、、?
恋愛に、発展するって事はなかったんだ、、、!
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___そんな時だったかな?
高校2年生になった僕が、生まれて初めて好きになった女の子。
・・・まあ、これが! 好きになるという事なのかは分からないのだけど。
知らず知らずのうちに、彼女を目で追うようになったんだ!
・・・そのうち。
無意識に、僕は彼女を好きなっていたのかもしれない。
好きな女の子が、何処にいるのか?
何をしているのか? 誰といるのか? 気になってしょうがないんだ!
▽
___僕の名前は、『白井 昇』16歳の高校2年生だ。
彼女は、『神楽岡 さわ』僕と同じ高校2年生だよ。
___彼女は、明るい女の子なんだ。
キレイな顔立ちに、すらっとしたキレイな指先。
長い黒髪がサラサラとキレイで。
制服姿が、また似合う女の子なんだよ!
清潔感が凄くあってね! 彼女が通った後には甘い香水の匂いが
残っているんだ。
___僕は、彼女と1度だけ話した事があるんだけど。
僕はその日、体調がよくなくて一人教室で自分の机でうずくまって寝ていると?
彼女が、僕にポンポンと肩をたたいて。
こう言ったんだ!
『___白井君、大丈夫? 保健室に行った方がいいんじゃない?』
・・・僕は、まさか!? 彼女が僕に話しかけてくれると思っていな
かったから、顔が真っ赤になって、、、ただ頷いただけだった。
___クラスのみんなは、体操着に着替えて運動場で授業をうけていたよ。
僕は、彼女に言われてそのまま保健室へ。
保健室の先生に、自分の体調の悪いところを説明すると。
『___ここで! 少し休んで行きなさい!』
『・・・は、はい。』
___先生は、僕にそう言うと、、、?
保健室を出て行ったんだ。
___僕は、一人保健室のベットで寝ていたと思う。
僕は、ベットの中に入ると、ウトウトしだして気が付いたら?
寝ていたみたいだ!
___どうやら? 熱がその時、出てきていたらしい。
体中が火照ってきて、薄っすら僕が、目を開けると、、、?
そこに! ぼんやりとだけど、、、。
彼女がいたんだと思う!
『___白井君! もう大丈夫だからね! 保健の先生に先、言って
きたから、直ぐに来るよ! 早く! 風邪、治るといいね!』
___僕は、ぼんやりと【うん】と頷いたんだ!
そして、そのまま、、、。
僕は、また寝てしまった。
___次、起きた時は、、、?
保健の先生がいたんだよ!
『___もう、大丈夫よ! 熱も下がったみたいだし! 家の方には
先、先生から連絡しておいたから! もう家に帰りなさい!』
『・・・ははい。』
僕は、家に帰る準備をして学校を出ると、、、?
僕の母親が、僕を心配して迎えに来てくれていたんだ!
・・・僕は、母親と病院に寄ってから家に帰ったんだよ。
病院では、ただの風邪だと言われ、薬を貰ってきただけだった。
___僕は、薬を飲んで自分の部屋でまた寝る事にしたんだ!
*
___だけど?
僕は、頭がボーっとしながら、今日の事を考えていたんだ。
___あの時、保健室にいたのは、、、?
僕が大好きな、神楽岡 さわだったのかと、、、。
熱が出ていて、ぼやけたそこにあの子がいたんじゃないかと思って
いるよ! もしそうなら、、、? 嬉しいんだけどね!
最後までお読みいただきありがとうございます。