不安に支配されながらもモデル事業 開始
そして俺は引き返さずに、ブスな奥様に囲まれる覚悟を決めて、
扉を開けた。
「おめでとうございます!!」
扉を開けると、
また別の係の男がいた。
「おめでとうございます! あなたは一夫多妻制のモデル事業に選ばれました。
あなたは5人から6人という多くの女性と、愛を育み、
産まれてくる可愛い子供達の父となられます。
本当におめでとうございます。」
俺の頭の中では、
・・・・でも、女性はブスだけどな・・・。
さっきも見たけど、クラスで上位を争うブスばっかだったけどな。
そんな女性との子供は、
たぶんブスに産まれてくるんじゃないかとも思ってしまうが・・。
男は説明を続ける。
「ここでの生活について、先ほども説明を受けたと思いますが、
改めて説明いたします。
まず確認ですが、1週間の休暇は取れましたよね?」
そうだった、そういえば通知にそれが書いてあったわな。
・一夫多妻制という制度に順応していただくために、
事業初日~1週間はほとんど部屋に缶詰状態で、
本当に必要な時だけ外に出ることはできますが、
原則外出禁止でお願いします。
最初は美少女のハーレムを作れると思っていたから、
気分ウキウキで同意書にサインをし、
会社にも休暇を申請してたんだよな・・・。
俺「もちろん、休暇は取ってあるよ。」
係の男「それでは、大まかに説明します。
まずあなたには今から行くマンションの一室に1週間住んでいただきます。
そこでここのシステムに慣れていただきます。
起床は6時、就寝は22時です。
起床時刻と同時にテレビの配信も開始されます。
ちなみに、このテレビを消すことはできません。
興味が無くても、ずっと流してもらいます。」
さっき説明されたけど、ブスばっか出てくるテレビ番組だよね。
おそらくそういうのを見続けさせて、ブスを可愛いと思えるような、
いわゆるブス専にさせるような狙いがあるのだろうなあ・・・・。
その狙いは分かるが、正直、それに順応できる自信はない・・・。
係の男「日々の食事ですが、こちらで用意し、玄関で受け取ってもらいます。
性欲が亢進するような成分が入っていますので、
ぜひ豊かな子作りに励んでいただけると思います。」
係の男「最後に、とても重要なことです。
そういった生活を続けるうちに、おそらく発散したくなる時期になると思います。
ですが、注意点として、自慰行為は行っていけません。
自慰行為を行うのではなく、本番を行っていただきます。
テレビの右側を押すと、
その日に、出産可能性が高い女性のリストが表示されます。
その中から選ばれると、その女性のいる部屋に行き、
本番行為を行っていただきます。
ちなみに本番行為を行うということは妊娠する可能性が高いので、
相手の女性が多くの妻の中の1人になるでしょう。
万一、女性の選別が難しいであるとか、
誰でもいいからとにかく発散したいという場合などは、
専用の係の者が相談、助言をいたします。」
そうか、そりゃあ少子化解消のためのモデル事業だもんな。
だから、本番だけというのは理解できるが・・・・
果たして、あのブス達に欲情できるのだろうか?
さっきのリストを見た時に、物凄く萎えていた。
俺「1つ質問があります。」
係の男「何でしょう?」
俺「もしその生活を続けて、ブスに欲情できなかったらどうなるのでしょう?」
係の男「ブスですか。ま、好みは人それぞれでしょう。
それはさておき、
一応、期間は最大1か月を見ています。
でも大丈夫ですよ!!
この事業を始める前に、いろいろな実験をしています。
それこそ非常に面食いな人だったり、
強情な人でも、1週間も経てば、
ブスというか、顔のことは気にしないで本番を行っていますから。
もし本当に駄目なら、性欲亢進成分を強くして、
動物のように誰でもいいから本番してもらうという措置もありますけど、
あなたなら大丈夫だと思いますよ。
ブスに対する嫌悪感とか完全拒否とかではないのでしょう。
ブスな女性についてはどのように思っています?」
確かに、先ほどのブスだらけの女性のリストを見せられて、
げんなりはしていたものの、
頭の中ではどうすればブスと愛を育めるだろうかということを考えているので、
それを考えている時点で、
完全な拒否感はないのだろう。
俺「ブスな女性についてですか、正直言えばかわいそうだと思っています。
遺伝とかいろいろあるとは思うのですが、
もう少し顔が整っていたらなと。
私がもしさっきのブスばっかな女性のリストの誰の顔でもいいんですけど、
その顔に生まれていたら絶望して、それこそ整形に走っちゃうかもです。
でも本当、かわいそうなんですよね。
上品な仕草とか盛り上げ役で楽しませてくれる子達でも、
結局、一般の評価は、ブスだからが先に来ますからね。
正直、私もお恥ずかしいですが、
ブスだからというイメージが先に来てしまう気がします・・・。」
俺はありのままを思いを言ってみた。
係の男「やっぱり、良かった良かった。あなたなら大丈夫です!!
そうやってブスな女性のことも思えるのであれば、
最初は慣れなくても、すぐに大丈夫になりますよ!!
それではマンションにご案内します!!」
そして俺は期待と不安が混じりながらも、
とあるマンションの一室へ。
係の男「では、素敵な愛を育まれていくことをを祈ります!!!」
そうして俺は、1人になり部屋の様子を確認しているうちに、
テレビの配信が始まった。
本番という言葉を書きたかったので、R15にしました。
行為の詳しいところは書かないですが、本番のように濁した書き方をしたいので、
年齢制限をR15としました。




