並行世界
どーもこんにちは作者です。
前書きって何書けばいいのか良く分からない
ですけど、一応何故この作品を書いたのかを
書かせていただきます。
私の家ではカラスがよくベランダに止まっています。そして最近思うようになったのです。
『お迎えかな』...と。
カラスは魂を持っていく、そんな言い伝えがあったような気がして、カラスのことが気になりました。
うちの周りには猫がたくさんいて、最近は黒猫がうちの前をうろちょろしています。
やっぱりお迎えですかね。
さて誰なんでしょう。まあそれはさておき、そのことで気になる点が1つ。
カラスの死骸を、私は見たことがなかったのです。
今まで気にもなりませんでしたが、なんだか不自然な気がして、ググってみました。
...色々なご意見がありました。寝床で死ぬ、食べられる、カラスが連れて帰る、など。
結局は良く分からないのです。
そして、世界の法則を考えました。
それがこの作品です。
昔、誰かが言っていた。
『世界の出入口が見付からないのは、カラスの死骸が見付からないのと同じこと。』
確かにカラスの死骸は滅多に見ない。
見付けたら不幸になるという言い伝えもあるという。カラスにとったらいい迷惑だな。
カラスの死骸を僕は見たことがある。
カラスの死骸を処理したのは、カラスだった。
カラスとこの世界は似ている。
誰かさんはそれを言いたかったんだろう。
誰なのかは、覚えてないけど。
────────この世界は、秘密をひねり潰して今を生きている。都合の悪い事だけを消すんだ。
な?カラスみたいだろ。
世界は生き物だ。化け物だ。ご都合主義の産物だ。
これはそんな世界の一部の話。