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竜の威を借る魔法使い  作者: Kay Rodda
物語の始まり
1/11

※番外編 ~僅かでも興味を持たれた方へ~

『何となく興味を持った。大まかなあらすじや設定が知りたいけれど、これだけの大量の文章を読むのは面倒くさい』……その気持ち、大変よく分かります。


登場人物・組織・用語・設定を簡単にまとめてみました。これを見て『暇潰しくらいになら使ってやってもいいかな』と思われた方、是非『序章・救国の反逆者』から読んでみてください。


よろしくお願いします。

 登場人物紹介



 †レジスタンス†


――アイル・エアハート

主人公。14歳。趣味は読書と探検。

魂幹魔法《幻想召喚》:創作世界に登場する生物の召喚

外見:白髪、身長155cm




――ソーラ・シュヴァルツ

女剣士。22歳。趣味は剣の手入れ。

魂幹魔法 《詳細不明》

外見:髪の色はルビーレッド、身長173cm




――イオ・シンツィア・ファルネル

盛り上げ役。15歳。趣味は外で遊ぶこと。

魂幹魔法《神隠し》:人や物を亜空間の狭間に隔離する

外見:くせっ毛、身長158cm




――メリエル・フォーガス

癒し系。24歳。趣味は新薬の開発。

魂幹魔法《詳細不明》

外見:薄茶髪ロング、身長167cm




――ゼノヴィア・ラヴクラフト

参謀。18歳。趣味はチェス、読書。

魂幹魔法《詳細不明》

外見:藍色のロングヘア、身長164cm




――ガウェイン・グレイハウンド

兄貴分。24歳。趣味はメンバーをからかうこと。

魂幹魔法《詳細不明》

外見:髪、身長186cm





 †聖会・聖なる守護団†


――ハワード・エアハート

父親。41歳。

外見:茶髪・総髪、身長174cm




――ラルフ・ザックス

敵役。27歳。

魂幹魔法《操り人形》:人間の精神を掌握・破壊して自分の傀儡とする

外見:金髪、身長188cm




――サルマ・ローゲル

下っ端役。36歳。

魂幹魔法《詳細不明(登場予定なし)》






 †用語・組織・設定†



 土地


――クラウゼン王国

主人公・アイルたちが暮らす平和な王国。

緑豊かだが首都カーティスとその周辺はとても栄えている。

国全体が童話やお伽話、小説といった『物語』の類の文学作品を軽視する傾向にあり、10歳を超えてまだそれを読んでいようものなら徹底的に集団の輪から疎外され迫害される。なぜ国民にそのような偏見が生まれたのかは謎である。



――パールの町

アイルが暮らす町。首都からそこそこ離れた所にある田舎町。

魔法使い育成施設『パール魔法学園』と町の広場が名物。




 組織


《聖会》

クラウゼン王国の国家中枢機関。首都カーティスに本部を構える。

様々な部署に分かれており、王国のすべての政治をここで執り行っている。

基本的に王族は政治に口出しをすることは少ないが、かといってまったくないというわけでもないらしい。




《聖なる守護団》

クラウゼン王国が誇る国防組織。首都カーティスに本部を構える。

国中のエリート魔法使いたちが掻き集められ、日々国防のために練磨している。

主な仕事内容は国の治安維持活動や犯罪の取り締まり。また他国が攻め込んできた場合には国を守護する盾となる。

国中のありと至る所にその支部があり、誰もが皆優秀だが、とりわけ首都カーティスに配属されている守護団員たちはエリート中のエリートと言われている。アイルの父・ハワードも本部に配属されている。




《魔犬討伐隊》

魔犬(国家反逆者)たちを抹殺するために組まれた特殊隠密狩猟部隊。

通常は別々の組織である聖会と守護団が協力し合い、標的の抹殺のためならどんな卑劣な手段をも厭わない。

何よりも合理性を重んじるため、たとえ標的抹殺のためとはいえ玉砕覚悟で突っ込むような愚は冒さない。




《レジスタンス》

ガウェイン・グレイハウンドが組織した。

不当な理由で国外追放を受けた者たちが集まり、魔犬討伐隊の手を逃れて生活するための集団。

しかし討伐隊たちを皆殺しにするわけにもいかないため、最近は逃げてばかりでジリ貧になっていた。

しかし四年前、ソーラがラルフ・ザックスの国家転覆計画の情報を持ち帰ったことにより方針を変更。それからはザックス打倒のため活動を行っているが、なかなか上手くいかずにいる。



 用語


《通常魔法》

然るべき教育を受ければ誰にでも使うことができる、奇跡を起こす技術。

体内に流れる魔力の波動をコントロールしたり出力を変えたりすることで、様々な種類や規模の奇跡を起こす。

光・火・水・風・雷……この五属性は《エレメント系》と呼ばれ、魔法の基礎となる。

もちろん他にもたくさんの種類の魔法があるが、それはまたそのうち。




《魂幹魔法》

 通常魔法が『体内に流れる魔力の波動』を元に奇跡を起こすなら、魂幹魔法は『魔法使いの《魂》の情報』を元に奇跡を起こすことができる。13歳までの魔法使いには必ず発現すると言われていた(アイルは唯一の例外だった)。

 魔法使いがそれまでに築き上げてきた個性や価値観、アイデンティティなどといった『魂の情報』が直接魔法として具象化するため、通常魔法に比べて高度な魔力操作が必要なく、かつ強力な奇跡を起こしやすいというのが最大のメリット。

 基本的に魂幹魔法は一人につき一種類。

 よって、本人が最も得意な系統の魔法が強化されたものが魂幹魔法として発現される可能性が高い。


 ※しかしアイルは魔法の勉強そっちのけで『物語』にどっぷり浸かっていたため規格外の魔法が発現した。




《混沌魔法》

 基本的には魂幹魔法と同じ。しかし、聖会もしくはザックスが『あまりにも希少・強力すぎる』と判断した場合、その術者の魂幹魔法は《混沌魔法》と認定される。『世界を滅ぼす可能性のある魔法』と恐れられており、ザックスはこれを武力として利用しようと企んでいる。

 混沌魔法の術者にはとんでもない変人や嫌われ者、また普通の社会には馴染めない者が多い。



《混沌使い》

混沌魔法の術者。

今のところ、アイル・エアハートを含むレジスタンスメンバーの六人とラルフ・ザックスがこれに該当する。

 混沌使いに認定されるような魔法使いたちは皆個性が強く、価値観やものの考え方が常人のそれとは乖離していると言われている。



――《幻想召喚》

アイル・エアハートに発現した魂幹(混沌)魔法。

『物語』の世界から空想上の生物を現実に呼び寄せることができる。

 たとえば童話の絵本の中に全長七メートルを超えるドラゴンがいたとして、《幻想召喚》を使えばその全長七メートルを超えるドラゴンを現実に召喚することが可能。

 幼少の頃から童話やお伽話を読み漁り、創作の世界に首までどっぷり浸かり続けたアイルが、その成れの果てに発現した魔法。






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