第五話「海自」
演習描写が難しい。どうにかしないと戦闘シーンで困る事に。
追記六月二十二日、砲雷長、CICオペレーターABC、艦長、副長の表示を変更。
1月21日
AM9:00
海上自衛軍大湊基地護衛艦まきなみ甲板。
松野二等海佐「出航用意!。」
梅城三等海佐「曳柵放せ。」
さて、文中に出ていないが今 曳柵を外している俺の名前は清水良助、階級は三等海曹で第一分隊、いや砲雷科、
まぁ分かりやすく言うとこの艦の甲板要員だな。隣で曳柵を外しているこいつは同僚の巻波孝太三等海曹だ。
松野「左、帽振れー!。」
清水「・・・・・暇だ。」
巻波「いや、今帽振ってんじゃん。」
清水「でもなぁ。」
副長「総員もどれ。10:00時から訓練を始めるぞ。」
「「「了解!。」」」
AM10:00
まきなみ艦橋
松野「対空戦闘用意!。」
梅城「対空戦闘!。」
松野「70度仰角32に備え。」
同時刻
まきなみCIC
竹本二等海曹「敵ミサイル接近。八十度、二万八千メートル。
数は6・・・・・シースパローの射程に入りました。」
池田三等海佐「シースパロー、攻撃始め。」
竹本「攻撃始め。」
米川三等海尉「2発撃墜。なおも接近。」
池田「落ち着いて狙え。CIWS、主砲発射用意。撃ちー方はじめ。」
青野二等海曹「撃ちー方はじめ。」
同時刻
まきなみ甲板上
清水「なんて事が起きてるんだろうな。」
巻波「何言ってんの?。」
ただいま訓練中の清水だ。ちなみに訓練のシナリオではこの後第1波を迎撃した後、
第2波で左舷後部に被弾し、ダメコンをして第3波を迎撃する予定だ。
巻波「あ、CIWSが動き始めた。」
CIWSが作動して、20秒間動き止まった
この艦のCIWS、高性能20ミリ機関砲ファランクスは有効射程・対応時間・威力等の理由より能力不足ではないかという懸念があり、同時に機関砲では複数の目標を対処出来ないために建造予定の次期護衛艦にはCIWSにRAMも搭載する話もあるとか無いとか。
清水「よし、早く給弾するぞ。」
巻波「了解。」
俺たちは近くに用意していたファランクスの弾薬が入った弾薬を運び給弾を始めた。
~跳んで2時間後~
PM12:00
まきなみ艦内食堂。
巻波「しかし、大丈夫かな?。」
昼食を食べていると隣で新聞を見ていた巻波が呟いた。
清水「・・・どうした、いきなり?。」
巻波「ほら、この記事。」
そういって巻波は記事に指を差した。
清水「何々、史上最年少の官房長官就任。先行き不安視する声もあり?。」
巻波「そう、僕が言うのもなんだけどこんな若い官房長官で大丈夫かなと。」
清水「しらんがな。誰が官房長官に就任しようが知ったこっちゃ無い。」
そういうと清水はため息を吐いた。
巻波「まったく、君らしいよ。」
そう言いながら巻波は新聞をたたみどこかへ行った。
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