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極東戦記  作者: ATD-X
3.帰ってきた日常編
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第四十六話「どんなに性能がよくても信頼性がなければただの鉄くず」

最近一週間投稿が一ヶ月投稿に落ちて、焦っていますATD-Xです。

ゲストは生き物じゃありません。まきなみです


「その書き方だと護衛艦を招いたように聞こえますね」


いや、それであってるでしょう。なにせ護衛艦そのものなんですから。


「あはは、そうですか」


ちなみにタイトルの由来はそのまま。どんな性能の良い兵器もよく故障したり既存の兵器運用システムに組み込めなければただの鉄くずになるということです。



「それでは、第四十六話。どうぞ」


あ、俺の台詞…

2016年3月18日

十一時五十五分


<町田耕也二等陸曹>


今日は新たに配備された10mm拳銃と10.9mm 強装拳銃マグナムとXM8とMSG90と球形小型偵察機。そしてべネリM4とM26MASSの完熟訓練をローテーションで行っている。

ちなみに山崎は未だ帰って来ない。一応、あいつならば一般曹候補生課程合格は可能と考えているが、少し心配ではある。

新たに配備された武装は中々の性能を持っており、横で弓川が片手で、XM8をフルオート射撃を行っている。 



「班長。コイツを極めれば片手に量手持ちでフルオートの精密射撃なんてのも出来そうですよ!」



弓川が笑みを浮かべながらXM8を下ろして言う。これで体がロボットで滑りながら撃てたならかっこいいだろうなぁと少々トリップしている。まぁ、実際カッコよさそうだが、途中で転んだらどうするつもりだ?。



「片手でフルオートの精密射撃なんて出来るかよ」


「いや、だまされたと思って見てみろ」



機材を取りに行っていた西山と今月に入ってこちらに移った無線手の今井いまい耀司きょうじ一等陸士が戻ってきたようだ。西山が弓川に突っ込み、それに弓川が反論して再び射撃を行う。一応制御は出来ているが、的の中心には当たっていない。



「片手射撃を制御出来れば火力増大するな」



一人で納得する弓川を尻目に無線手が持つ装備を見る。今年から配備された球形飛行体だ。

カチャカチャと西山が9mm拳銃をセットし今井がコントローラーのアンテナを伸ばす。



「よし、準備完了」


「それじゃ、飛ばすぜ」



独特のプロペラ音を出しながら球形飛行体はそのまま空高く飛んで制御不能になった。



「しまった、高すぎだぜ!」


今度は高度を下げすぎて地面に激突。機体に問題はないが・・・。まるで、ラジコンヘリの操縦を見ているようだな。



「こりゃ、覚えるのに苦労しそうだぜ。最初は高度を維持することから始めるか…」


「がんばって精進しろ」



無線手の肩に手を置いて、軽く励ます。



「田中、西山、弓川。向こうで新型拳銃の訓練するぞ」


「了解」



そして、俺たちは拳銃の置いてある場所へ向かった。





●○●





「そういやぁ、おまえ幽霊がどうのこうのって朝居ってなかったか?」



訓練をひと区切りついたところで昼食をとる。今回は携帯糧食で澄ますことになっている。

そして、昼食を食っている最中に話のネタに何かないかと脳内検索をかけ、朝に山崎が「幽霊が実在していたとは…」なんていっていたのを思い出す。



「巻波からのメールで艦魂見えるようになったってメールと画像が着たんだが、その画像が」



これだったはず。と携帯をとりだしてチキチキと操作して画像を見せる。そこに写っていたのは浮いている皿とスプーンだった。



「…ポ、ポルターガイスト?」


「いや、本人曰くこの浮いている皿とスプーンは艦魂とやらが持っているから浮いているらしい」



山崎の聞いた話だとシベリアとの戦闘で死に掛けた時に見えるようになったらしい。

しかも艦魂は一隻の護衛艦に数名いるらしい。最もその内訳は艦魂一人と艇魂と呼ばれる内火艇や救難艇のものが多いらしい。



「性格も色々いるらしくてな。例えば巻波の乗っているまきなみは読書が好きでおとなしい性格でイージス艦のこんごうは特訓好きで厳格。おおなみはサボり癖があってすずなみは気弱。きりしまとたかなみは所属は違うが、自分の仕事に誇りをもっていて互いに好敵手と認め合っている」



艦魂にも色々いるな。さらにと山崎は言う。



「まきなみの所属している護衛隊群も個性的だぞ。りゅうじょうの艦魂は真面目でトップなのに~であります口調。あたごはおしとやかな性格らしいし、すずつきは無口だけど戦闘になると強くて、みょうこうは猫好き。ゆうだちはオタク気質でユーモアにあふれていて、きりさめは普段は無口無表情だが、戦闘や演習になると過激な言葉をほいほいと発言するし、ありあけは仕事に厳しいがよくりゅうじょうをフォローしてくれる、所謂姉御気質らしい」




もはや人と変わらないな。女性所帯だけどたまに見える人が艦魂の集まりに参加することがあるんだってと付け足す山崎。海外の艦魂も気になるが、その情報はまだ送られていないらしい。

今度護衛艦に乗る機会があれば、探してみようかと考えたところで昼食終了のラッパが鳴る。

気分を切り替えて再び装備の慣熟訓練に切り替える。次はM26とベネリM4とMSG90の訓練だ。

昼食の処理を行い、再び訓練場に向かい弓川と今井がMSG90を取りに射撃場へ。それ以外はM26とベネリM4の慣熟訓練を行うためにアスレチックへ向かった。

「ところで、こんな更新頻度で大丈夫ですか?」


もっと早くしたい。それこそ一週間に一度のレベルまでにあげたい。

じゃないと卒業して更新の頻度が一気に低くなってしまう。

新小説のアイデアがぽんぽんと出てくるのに…時間を止める力があれば


「それをしてしまうとキーが反応しなくなるのでは?」


くそ。これが孔明の罠だというのか…。あぁ、そういえばアットノベルの二次創作をちょっと一新したんでよかったら見てください。

そういえば最近○ーフィーの物まねに挑戦しているんですよ。


「ちょ、話が三転しましたよ!?」


嫌な話の後にはおもしろい話に限ります。ニコ動にあげれば夢の国チキンレース三銃士のタグが・・・


「それは色々やばそうですね」


えぇ。ですのでチキンレースなんですよ。それでは次回もお楽しみに。

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