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極東戦記  作者: ATD-X
3.帰ってきた日常編
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第四十一話「そして赤旗は降ろされる」

眠い。もうゲストを呼ぶ気力も無い。寄ってゲストはなし。


本編どうぞ。

九月二十六日

午前十時二十九分

アラスカ沖

<鷲田雄大三等陸尉>


さて、レッドフラグ・アラスカの最終演習となる今回の内容はいたってシンプル。

海上における航空阻止だ。部隊を対艦打撃部隊とその護衛部隊と制空隊に分けての演習だ。参加機数は九十機。なお、攻撃側は第三波まであり、俺は第一波の攻撃に制空部隊として参加することになっている。

参加国はレッドフラグに参加している国全てだ。そういえば、今回のレッドフラグに参加している国をいってなかったな。

まずは日本、アメリカ、イギリス、イスラエル、インド、韓国、シンガポール、台湾、スウェーデン、オーストラリア、ドイツの合計十一ヶ国だ。台湾は国として認められてないが、立派な国家なので一応数に入れてみた。参加には色々ともめたそうだが、中国の脅威が云々、外交がどうのこうのと言うわけで参加することになったそうだ。まぁ、有事の際は台湾と共同で行動する可能性があるからこちらとしては歓迎するが・・・。

因みに対艦打撃部隊には空守も所属していたりする。

敵役には第三艦隊が来るそうだ。



「それにしても壮大だな。」



周囲を見回しながら空守に話を振る。シベリア事変の時よりも格段二種類が多い。

大まかな種類だけで言えば

F-4、F-15、F-16、F-35、F-2、Mig-29、Su-30、ミラージュ2000、EF-2000、ジャギュア、Mig-27、グリペン、経国

と、かなりカオスな状況になっている。まぁ、今回の演習は最後の飾りみたいなものらしいからしょうがないと言えばしょうがないが。



『こんな漫画があったな。確かエリア88だったか。』


「俺は真っ先にエースコンバットが思いつくんだがな。」


『ずいぶんと古風だな空守。』


「TACネームで呼んでくださいよ。隊長。」



俺と空守の無線に割り込んできたのは空守の所属する部隊の隊長。名前は・・・・・名前は・・・・・・

誰だっけ?。



???『いや、スカイガードって柄じゃないだろ?。お前だってTACネームで読んでないだろ?。』


空守『すいませんね。フラン隊長。』



いや、そのTACネームはおかしい。少なくとも明らかに女性の声じゃない。ごつい男の声だ。

セルとスネークを絶妙に合わせた感じの声。

こんなおっさんボイスが495歳児の吸血鬼で、ありとあらゆるものを破壊する能力を持つ困ったちゃんじゃない。

まさか、その声であんたがコンティニュー出来ないのさ。とか言うんじゃないだろうな?。

それはそれで、すごいラスボス臭がするが・・・。



フランケン『その呼び方やめろ。フランじゃなくてフランケンだ。』


鷲田「あ~、そろそろ開始時間になりますが・・・・。」



腕時計を見て時間を確認。確かにそろそろ開始時間だ。

機内を異常が無いかチェックする。


・・・・どこに異常は無いようだ。



ガメラ『こちらガメラ。各員そろそろ作戦開始時間だ。気を引き締めろ。』


空守『じゃあ一番槍は任せたぜ。』



空守からの通信が切れる。周波数をカフー隊のものに合わせて戦闘に備える。

そして、一番槍として最初に攻撃することへの緊張をほぐすために深呼吸。これで問題ない。

後は、いつも無線で呼びかけてくる尾咲の声を聞けばいいんだが、今回ははなぜか呼びかけてこない。

だが、代わりに



高田『おい。全員準備はいいな?。』



高田准尉の声が無線から聞こえてきた。


近藤『こちら2、異常なし。』


尾咲『こちら3、準備OK』


鷲田「こちら4、準備よし。」



返事を返して再び深呼吸。やっぱ緊張するな。



高田『テイル、イーグル。いつもどおりやれば上手くいく。ドンと構えろ。』


尾咲/鷲田『「了解。」』



准尉の檄に。元気よく返事をする俺と尾咲。さて、そろそろ時間だな。



ガメラ『各機。状況開始。』



短くも、凛とした声に周りの戦闘機が一気に加速する。

そしてあらかじめ指定されていた高度で・・・・・・・・そのままの巡航速度に戻り自動操縦に切り替える。

いや、まだレーダーに敵が映ってないからミサイルが使えないからな。



鷲田「やっぱこういう時間はダメだな。どうも暇で仕方ない。」



一人ぼそりと呟き指定の地点まで、自動操縦に任せながらのんびりと空域に着くのを待つ。

無線は、無線封鎖で使えないので他のやつと喋ることは出来ない。

もし、この仲に戦闘気乗りを目指しているなら、狭い空間を何にもせずにじっと事ができるといいぞ。

前にも書いたが、ストレッチとかをやるとうっかりフットペダルを踏んでとんでもないことになるからな。








~そして時は流れて30分後~






ガメラ『レーダーに反応。第三艦隊の迎撃機だ。無線封鎖を解除。』



AWACSの声を聞き、加速しながらレーダーを見る。そこにはこちらに向かっている航空機が確認されている。

射程内に収まるのを待ち、AAM-4の武装を解除。ロックし、発射。

他の機体もミサイルをぽんぽん撃っている。



『FOX1!、FOX1!』



無線からは誰とも分からないFOX1の声が鳴り響く。混線してるな。

そう思いつつ再びロックし、ミサイルを撃ちまくる。そして、AAM-4を撃ちつくす。

レーダーで命中の確認をしようとするが既に他のミサイルと混ざりどれだか分からない。

だが、敵もこちらと同じくミサイルを撃っている。レーダーには複数のミサイルがこちらに接近している。

一応エスコートジャマー――――――戦闘機と一緒に前線を飛び電子線を担当する機種―――――がついているが、それでもミサイルは怖い。



ガメラ『ミサイル接近。ブレイク!。』



AWACSが言い終わる前にチャフをばら撒き散開。レーダーに映るミサイルはあさっての方向に飛んでいく。

だが、今ので三、四機やられたようだ。AWACSの通信からはそう聞こえる。

が、それにかまう暇は無く、今度はAAM-5に武装を切り替え発射。



鷲田「FOX2!、FOX2!。」



近くにいた敵に、ミサイルを撃って撃墜する。

だが、今度は別のやつが突っ込んできて、こっちにバルカンを売ってきた。

被弾判定を食らう。しかし、操縦には余り支障はない。

今度はこっちの番だ。



鷲田「FOX3!」



こちらも機関砲を一連射。撃墜判定を食らわせる。

ざまぁ見やがれ。余韻に浸りながら、敵機をさがす。

ちょうどこちらに後ろを向けている機体がいる。回避できない距離に接近してミサイルで攻撃する。



ガメラ『カフー4。コクピットに被弾。撃墜。』



ゑ?









高田「ま、ドックファイトに限らず、空戦は一つのことに集中しながら多方向に注意を向けることが大事と言うことだ。」



演習終了後、当てられた部屋で高田准尉から空戦での注意事項を聞かされる。それにしても攻撃しようとしたら落とされたとは・・・・・。今度は隊長の言うとおり周りに気を配りながら攻撃しよう。



高田「とりあえず、この本を読んどけ。参考になるぞ。」



そういって渡されたのは、大空のサムライと書かれた本。旧帝国海軍のエースパイロットの坂井三郎海軍少尉が書いた戦記で世界中でベストセラーになった本だ。

さすがに、ミサイル戦についてはかかれてないが、近距離での戦闘―――――――――特に、ガンファイトについて書かれている。その他にも空戦や日常での心構えもあるのでぜひ読んでみて欲しい。



高田「とりあえず、それをしっかり読むように。」


鷲田「了解。」



そう言ってちょっとトイレに行ってくる。と高田准尉は部屋から出て行った。

さて、帰国する準備でもしますか。

くっ。やはり小説を平行して連載するのはムリがあったか。


それでは次回もお楽しみに

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