第三十九話「青春の一幕」
皆さんこんばんわ。最近自衛隊を目指すかなと真剣に考えているATD-Xです。
今回のゲストは、いい加減に出したいのに出せる話が思いつかない。霧本・・・陽子さんです。
「ATD-Xさん。私はいつ再びこの小説に出れるのでしょうか?。」
未定です。出したいんですけどネタが・・・・・。
「そろそろ出さないとまた飲ませますよ。」
・・・・・・あれは不味いでしょう。いろんな意味で。
それでは―――――
「それでは第三十九話「青春の一幕」。どうぞ。」
・・・・・こりゃ早く出したほうがいいな。
九月二十一日
午後一時
某高校
<木場京介>
昼休み。昼飯を食べ終えいつものように2chのスレを見る。スレのタイトルは【自衛軍。艦上戦闘機配備?】
無論、日本にジェット機を運用可能な空母がないのは分かっている。だが、上層部は何を考えたのかプロペラ戦闘機を製作してそれを艦載機にするらしい。
「しかも理論上は実現可能と言う・・・・・・。」
噂によると音速を超えることができるらしい。搭載する艦はひゅうが、いせ、ほうしょう、りゅうじょう、そして新たに建造する強襲揚陸艦三隻の合計七隻だ。その強襲揚陸艦も航空戦艦と言うぶっ飛んだ形状をし、それでいて艦砲射撃による影響をほとんど受けないとか。
日本ヤベェ。
ちなみに来年には初飛行されるらしい。早すぎだろ・・・・。
「まぁ、しかし、今回の防衛大綱はすごいな。」
これだけにとどまらず、球形飛行隊の武装型、P-1の重武装型とそれに伴う滞空防空ステーションの構築費用。自衛軍の増勢、新型装輪装甲車配備、etc・・・・。
この防衛大綱の反応は様々。素直に賞賛する者もあれば金がどうとかと言って批判する者、技術力に驚愕している者、侵略が動の項の言ってくる人。
海外ではテロリスト掃討に参加するため日本がついに重い腰を上げたとかアメリカの侵略に日本が加担するとかそもそもエンテ士気プロペラ艦載機は可能なのか?と色々とコメントが飛び交っている。
「木場。何を見てる?」
そう僕に声をかけてくるのが一人。こいつはあの乾武だ。
どうやらあの出来事で自衛軍に就職することに決めたらしい。まぁ、今まで自衛官だろうがぶっ飛ばすぜ!。なんて豪語していていざ現職の自衛官と対峙したら見事に負けたからね。その後、どういうわけかたまに僕を使って自衛軍の情報を収集させている。まぁ、あの頃よりはましだけどさ。因みにつるんでいたやつ・・・・・と言うか手下?。まぁ、そいつらとは今もつるんでいるらしいけど前と浜逆なことを行っているから周囲は気味悪がっている。因みに全員肉体系の仕事に尽きたいらしい。
ひょっとすると僕を使って彼らにも情報を提供しているのかもしれない。まぁ、問い詰めようにもだから何って流される河岸を飛ばされるかのどちらかだけど。
「今期の防衛大綱・・・まぁ、自衛軍の防衛計画みたいなものだよ。五年に一度発表される。それの反応を見てた。」
「ところでさ。」
「なに?。」
「自衛軍って駄作ね?。国防軍とかのほうがかっこいいと思うが・・・。」
「まぁ、そうだけどさ。」
そこは名前を決めたえらい人に文句を言ったほうがいいんだけどね。
でも、ほんとにやばいね。この防衛大綱。やっぱ今までの政治家が軍事に否定的だったけど、最近は肯定的な意見も出てきたし、予算にもだいぶ余裕が出たからやっちゃったんだろうな。
「んで。何を見てそんなニヤニヤしてる?。正直言うと気持ち悪い。」
「いや、今期の防衛大綱なんだけど。プロペラの艦載機が配備されるらしいんだ。」
「・・・・・・ヘリじゃないのか?。」
乾が疑うような目で聞いてくる。まぁ、それはそうだよね。何せ時代を間違えたプロペラ艦載機なんだから。
「プロペラです。想像してみてよ。アメリカのジェット戦闘機の隣にプロペラエンテ式の戦闘機が併走する姿を。」
「ジェットのほうがいいと思うが・・・・エンテ式って何だ?。」
「ようは主翼の後ろにエンジンをつけた感じ。これが分かりやすいかな。」
そして軍用機系の画像サイトに行きエンテ式のプロペラ機、震電の画像を見せる。
改めてみるといかにぶっ飛んだデザインか分かる。これが空母から発艦とかね・・・。
「俺としては陸の兵器が気になる・・・」
「陸はこんなのが配備されるよ。」
そういって今度は球形飛行隊が飛行している様子を見せる。
「・・・・・何かダセェ。」
「そう?。因みにこれ陸自の偵察機材だからひょっとすると運用するかもよ?。」
それに・・・。と続けようとすると休み時間終了のチャイムが鳴る。
そろそろ時間か。次の授業は調理実習なので家庭科室で行う事になってる。けどうちの高校は北と南の細長い校舎二つと体育館で構成されていて僕らの教室は北校舎。家庭科室は南校舎に別れていてそれぞれ右端と左端に位置している。と言うわけで早めに行かないと間に合わない・・・・・・のだけど。
「おい。さっさと続けろ。」
「いや、もう授業始まる―――――」
「アァ?。」
「・・・・・・拳銃を設置して武装偵察機に出来るそうです。」
結局この後説明する嵌めになり調理実習の授業に遅刻しました。
しかも、乾と来たせいで心配そうな視線を向けられ、乾には批判の視線が浴びせられた。
因みに授業で作った料理は卵料理。とてもおいしかったよ。
そうだ。休日の様子を書けばいいんだ!。思いついたが即行動。
すぐに取り掛からねば。
「そうですか。ところでATD-Xさん。」
はい?。
「最初に私の名前を言った時に詰まったのはどういうことですか?。正直に言ってみなさい。怒りませんから」
・・・・正直言いますと名前を忘れてました。
「・・・・・」
OK.婦人。その護身用のM36を仕舞おうか。あたったらヤバイ。
さて、次回は霧本家の休日を執筆します。それでは
「・・・・・・」スチャ
Oh。仕舞ってくれた。