第三十五話「条約締結」
第二章投稿!?。激震のたいへいよぷゲフンゲフン太平洋戦争開戦の時。
ゲストは山崎一士です。
「嘘予告すんな。しかしたいへいよぷ・・・・ブフッwww」
そこ、笑うな。
さて、今回は手っ取り早く言いますと日露間で交わされた条約についての説明です。
「ついに(この小説の中で)北方領土問題が解決する。」
・・・・とでも思っているのかぁ?。
「何?」
答えは本編で。第三十五話「条約締結」。どうぞ
九月一日
午後四時八分
東京
<霧本雄一郎内閣官房長官>
戦闘も終わり各省庁から入ってくる書類を片付ける。因みに書類は三十cmに積み上がっているのが三つ。
吉月。人もってこい!。吉月ー!。
・・・・・・・・・すまん。やってみたかったんだ。
さて、慰霊式典の後だが。慰霊式典の三日後、北方領土や占領した油田に関することを協議に入るために交渉団が旧シベリア共和国首都ハバロフスクに入った。
このハバロフスクで行われた交渉により、自衛軍が占領した油田及び北方領土の決着をつける事になった。
四日にわたる外交戦の末、以下の条約を締結することになった。
日露平和条約
一。日露両政府は択捉、国後両島及び歯舞諸島、千島列島(以下北方領土)について九月七日に国際司法裁判所において解決すること。
二。日本が占領した油田はロシア側に返還すること。
三。油田の開発を日露共同で行うこと。
四。北方領土のロシア軍施設は日本が接収すること。ロシアは機密に抵触するものに限り移転させることが出来る。
五。北方四島の住民に、日本に帰化するか、ロシアに帰還するかのどちらかを決めさせる。
六。空港で鹵獲した機体は四ヶ月以内に返還すること。
七。この条約は本日をから有効とする。
以上の七つだ。
この条約により北方領土問題は一応の解決を見せることになる。
油田を取れなかったのは残念だが、千島列島も取り戻せそうだし、北方領土のロシア軍施設も接収できたし、サハリンの共同開発に漕ぎ着けただけでも良しとしよう。
ついでに、鹵獲できた戦闘機もある。国後での陸上戦で鹵獲した陸上兵器も返却はしないでいいそうだ。
現在機体は解析中。解析した結果は国産戦闘機の開発に使われるだろう。陸上兵器も同上。
・・・・まぁ、技本はMig-35とかの最新鋭の機体を望んでいたらしいが。
確認の判を押し次の書類を確認する。
IMIJの報告書だ。
開戦前に中国の高官が目撃されたとの報告後引き続き調査を続行。
様々な方法で調査をした結果がこの書類に書かれている。
中国の高官とシベリア共和国が行った取引内容は中国が武器輸出や経済援助を行い、シベリアは見返りに資源の優先供給を中国に行う条約締結の準備などだけだが、
裏ではシベリア独立の支援をしていたらしい。
日シ事変の最中でも中国兵を派遣してたそうだ。
全く。面倒だ。とりあ得ず、この事はロシア政府が中国に抗議するだろう。
最も中国政府はしらばっくれるだろうが。
当面は北方領土の件に専念するしかないな。
吉月「霧本さ~ん。ラムネ買って来ました。」
霧本「そこにおいといてくれ。」
書類を纏め上げた時に、吉月がラムネを持って部屋に入ってきた。
ついでに新たな敵《書類》を持って・・・
吉月「書類もここに置いときますね。」
霧本「余計なものを・・・・・。」
いくらなんでもこの量はきつい。残っていた三十センチ束+新たに三十センチ束が四つ。
死にはしないが精神的に来るものがある。
吉月「これで最後ですので頑張って下さい。」
霧本「へいへい。」
ラムネの栓を開け一気にあおる。炭酸がのどに刺激を与え気分をリフレッシュさせる。
あぁ、いい気分だ。
さぁ、後はこいつらだけだ。気合を貯めて書類の作業に取り組む事にした。
「確かに解決はしていないが、解決の兆しは見えたな。」
えぇ。こっちでも解決すればいいんですが。
「・・・・・がんばれ。ついでに複線の改修の仕方が強引だぞ。」
アドバイスどうも。更新が遅れた理由はただ単に執筆を忘れただけです。
「執筆を忘れんなよ。」
あ~いとぅいまてぇ~ん☆。ねぇねぇ、このネタ覚えてる?
「・・・・・」←無言で9mm拳銃を構える。
・・・・・・次回は清水たち海自サイドの見舞いにあいつらが行きます。
とりあえず山崎君、話せば分かる。
「問答無用!。」
ズドン!。ズドン!。