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極東戦記  作者: ATD-X
2.北方紛争編
41/66

ついに来た!。設定解説兼座談会

解説自体はともかく、座談会は非常に楽しみ。

因みに私の一人称で進みます。

それではどうぞ。

2012年

一月四日

某所

Side ATD-X



ATD-X「はい、突然ですが、座談会です。

今回のゲストは霧本雄一郎と鷲田雄大、町田耕哉、清水良助です。」


突然始まった座談会に霧本、鷲田、町田、清水の四人がいぶかしげに俺を見つめる。

俺を含め五人は円状に並び真ん中のちゃぶ台のお茶を飲んでいる。

やはり茶は落ち着く。

のほほんと和んでいると霧本が口を開く。


霧本「おい。なんで座談会を開いた?。というか、前回は政治サイドの話になるはずじゃ?。」


ATD-X「いや、解説をこの章の終わりに付け足すのをすっかり忘れていてね。スマン。

座談会形式なのは解説をしようとしたんだけど解説だけじゃさびしいので、座談会形式でやってみようかなと思って。あ、ここに安倍川餅があるよ。」


鷲田「ふ~ん。お、うまいな。」


町田「俺はあんこがいいな。」



しばし、お茶菓子の安倍川もちを食べ、沈黙。する部屋。

部屋の間取りはいたって普通の和室。奥のほうには、襖があり庭が見える。

そして、町田。お前とはいい酒が飲めそうだ。・・・・飲めないけど。



清水「中々美味いな。」


霧本「さて、このままだと話が進まないのでとりあえず俺から言わせてくれ。」


ATD-X「何です?。」


霧本「たびたび最初の年表を修正するのをやめろ。」


ATD-X「う、そうしたいのは山々なんだけどそれが出来ない。一応シベリアとの戦争を終えたら修正はしない予定なんですが・・・・。」



流石官房長官。痛いところを突いてくる。こっちとしてはもう修正はしないつもり。

まぁ、どうなるかは分からないが・・・。



清水「期待しないで置こう。ところでこの小説を書こうとした理由って何だ?。」


ATD-X「長くなるけど?。」


清水「あぁ。」


姿勢を正し、口の水分を補給するためにお茶を飲む。

温かいお茶がじんわりと体にしみる。

ほぅと息を吐く。因みに活動報告にも理由を書いてある


ATD-X「それはな。前ににじファンで小説を書いててね。」


清水「あぁ、携帯で書いていた時か。たしか母親が携帯の会社を変えた後に新しい携帯で小説家になろうにアクセスしようとしたらフィルターでアクセスできなくなったんだよな。」


鷲田「まぁ、パソコンで小説を書くということを六ヶ月も思い浮かばなかったらしいが。」


ATD-X「ほっとけ。それで、転生物を見ていた時に思いついたんだよ。」


町田「なぁ、だんだんこの小説と関係なくなっていないか?。」


ATD-X「うん、気にするな。」


鷲田「いいから早く続けろ。」



なら、話に横槍を入れるな。まぁ、一見関係なくは見えるが・・・・。



ATD-X「分かっている。それで転生物の死亡原因の大半が交通事故や隕石、神の気まぐれや間違いとかだろ?。

それじゃ、戦争でなくなったやつはどうしていないという考えに行き着いてな。」


町田「?。だったらそのまま兵士を転生させればいいんじゃ無いのか。」


ATD-X「いや、どこの戦場から転生させるかと言うことになってな。現実の戦場にしようかと思ったんだが、結局は架空の戦場から転生させる事になったんだ。」


霧本「なるほど。ようは架空の戦場の妄想がだんだん膨らんでこの小説になったというわけか。」


ATD-X「YES。そういうこと。」



再びお茶を飲む。おお。口が潤う。



鷲田「ちなみに現在のこの小説の日本はどういう状況になっているんだ?。」


ATD-X「基本は現実と変わらず。まぁ、日本が憲法第九条を改正したり、軍事費を増やしたり、政治家の汚職が一気に告発されたりマスコミから政治系統の報道が消えてたり、番組の質が墜ちています。極東情勢は少し不安定化したけど安定はしていた。」


霧本「まぁ、シベリアと戦争状態になったから不安定になったがな。」


ATD-X「ああ。そいでアメリカも海外に自衛隊・・・・もとい自衛軍を派遣させようと動いてる。

そんな中で、シベリアとの戦闘が発生して、終結。現在ロシアと北方領土について話し合っています。」


鷲田「装備のほうはどうなるんだ?。」


ATD-X「ドンドン増えます。

空自はEF-2000のトランシェ3を無事に獲得でき、最初は無改造機を導入。次に、日本向けの機体が徐々に生産される形。導入時期は2016年1月を予定。

トランシェ3の獲得には、防衛省の中の人の奮戦とF/A-18E/Fを採用するぞの脅し文句で予算を出させ、トランシェ3を何とか開発させたという経緯があります。

F-2のほうはロッキードとの協議→改良型配備で再び生産する予定。

新型対艦ミサイルのXASM-3も採用して、ASM-1も退役してきます。と言っても、88式地対艦誘導弾(改)に改造されますけどね。

陸自のほうは近接戦闘車や機動戦闘車が配備が2015年に10月から始まります。

それと、新型銃を色々と採用する予定。

海自は新たな艦隊の創設と隻数が変わる以外はなし。ただ、スノー隊みたいなものとかがこれから出てくる予定。海保も巡視船、巡視艇共に対空ミサイルを装備。弾薬も三種類に統合される予定。

この軍拡や陸上自衛軍の編成替えのおかげで、陸自の装備の更新が一部を除きストップしています。」


町田「陸は重要度が低いからな。・・・・・畜生。」



町田がやけくそ気味にもちをがっつく。

おいおい、そんなにがっついたらのどに詰まるって・・・・・言わんこっちゃ無い。

町田の背中を叩きながら口にお茶を流し込みのどのつまりを解消させる。



町田「た、助かった。ありがとう。」


ATD-X「どういたしまして。」


鷲田「しかし、なぜ編成替えを?。」


ATD-X「ぶっちゃけ、こっちのミス。とりあえず、編成替えの理由は戦闘能力の向上ってことにしています。」


霧本「まぁ、現実で通用するかは分からんがな。階級もアレだったし。」


清水「弾道ミサイルとかの装備はどうなっているんだ?。」


ATD-X「現実と基本は変わらず。これからも弾道ミサイルは配備しません。巡航ミサイルはしますけど。」



のどの渇きを潤すために、お茶を飲む。

おっと。そういえばあのことを忘れていたな。



ATD-X「政治のほうもドンドン変わります。」


霧本「年表をたびたび修正して新しい法律を成立させているからな。」


町田「ん?。不況はどうなってんだ?。いくら政権が変わって軍事費が増えたとはいえ脱出しているとは限らないぞ。」


ATD-X「現在の不況は消費税を増税しなくてもお札を生産すれば問題ないんですよ。中国はリーマンショックの不況の時にいち早く増刷して不況から脱出したし。円高を止めるには今の規模は小さいからもっと大規模にするべき。それに円高の原因は、欧米の銀行危機を先読みした投資家が群がるように円を買ったのと、諸外国が通貨をたくさん刷ったのに、日本がおっとり刀で少ししか増刷しなかったのが原因らしいし。

政治や経済の事はあまり詳しくないけど。話は戻るけど、ようは第二次麻生内閣のときに増刷したんだよ。民主政策の見直しとかでね。」


鷲田「そういえば年表に民主党政策の見直しって書いていたな。」



ぶっちゃけ、現政権の政策は日本を破壊しようとしか思えないから、小説のほうでストップさせて

異例の総選挙を開催させたわけなんだが・・・・・。



ATD-X「実を言うとこっちで解散総選挙が開催される可能性が出てきているんだよね。」


町田「まじか。」


ATD-X「大マジ。消費税の増税で今、政治が大きく揺れていてね。野田は増税が通らなかったら、衆議院の解散も辞さないと言い、谷垣自民党総裁も解散して民意を問えとか言ってる。」


霧本「それはまたなんともいえない偶然だな。

因みに総選挙は衆議院が解散するか任期の満了。任期は四年だからこの話がなくなれば2013年まで総選挙の話は、少なくとも出てこない。」


町田「よく分かる説明ありがとうございます。」



さて、ここで一息一服。一応これで説明は終わるはずだが・・・・。

説明漏れが無いか確認する。



ATD-X「もう説明することは無いかな。」


霧本「そうか。じゃあ、そろそろ帰るか。」


「だな。訓練もあるし。」


「俺は実戦だ。」


「俺なんて入院していたからブランクを取り戻さないといけないからな。」


「出口はあちらです。」



そういって四人を案内する。

挨拶を交わして、出口の扉を閉める。



「それでは皆さん。これからも極東戦記をよろしくお願いします。」



さて、次回からはついに新章突入。

日シ事変の混乱も収まり日常へと復帰する日本。しかし、事はそう簡単にいかない。

いったい何が起きるのか。

新章「日常Ⅱ(仮)」にご期待ください。

日常Ⅱ(仮)なのは章タイトルがもしかしたら変わるかもしれないからです。


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