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極東戦記  作者: ATD-X
2.北方紛争編
36/66

第三十二話「鹵獲」

すいません。バイトは23日からでした。今回のゲストは尾咲二等空曹です。


尾咲「もう少し、注意してバイトの日程確認しなさいよ。」


はい。しかし、こうも更新の期限が守れないとは・・・やっぱ戦闘描写は苦手だ。


尾咲「一応、時間がかかるだけじゃないの?。」


苦手だから時間がかかるんです。

それでは、第三十二話「鹵獲」どうぞ。

さて、空港に移ってからの行動予定はいたってシンプル。

三人一組に分かれ潜入。指定された場所に爆薬を仕掛け爆破。その後、増援部隊が来るまでに空港に立てこもると言うものだ。



倉持「こちらCチャーリー-2。チャージ(爆薬)の設置が完了した。」



空港に潜入し、弾薬庫にC4を仕掛け終え無線で報告する。



樋口「よし、集合場所に向かえ。防空網の破壊完了の知らせが入り次第爆破するぞ。」


倉持「了解。いくぞ。」



清野と久野の二人を引き連れ所定の位置――――予備戦闘機の格納庫へ向かう。

どこぞのゲームみたいに吹雪が吹いていないので堂々と歩けないので、夜陰に紛れ慎重に向かう。

途中で戦闘機の発進音にビビリながら格納庫の裏口から進入。

内部にはSu-27とMig-31がそれぞれ一機ずつ鎮座していた。近くには十組のうち八組が既に陣地構築作業をしていた。



倉持「とりあえず、小休止だな。」


黒木陸曹長「お前ら、陣地構築を手伝え。」



そして、先に待機していた黒木くろき陸曹長や岸田の隊等と雑談しながら陣地を構築する。

雑談内容は何てこと無い。今度のコミケに何を出すかだ。去年は東方Projectシリーズだ。

何でコミケかといわれると、どういうわけか陸上自衛軍はオタク趣味な隊員がかなり居る。

そして俺らの小隊は東方ファンの人が結構居る。

俺もその一人だ。

PX(売店)には軍隊の雑誌よりアニメ系の雑誌が多い。

後○○○な雑誌。これらで発散しているんだ。

何を発散しているかと言えば・・・・・・ナニ?。

ちなみに、ミリオタは俺の知っている限りいない。

さて、こうして時間を潰してみたものの陣地構築が完了し何分立っても、小隊長が来ない。首をかしげていると無線からの連絡が入る。



樋口『スマン、敵の部隊がたむろしていて動けん。そっちには現状じゃ向かえない。それと、防空網の破壊が完了した。俺が合図したら爆破だ。』


黒木「了解。倉持、岸田、西間にしま。お前らの隊は二階に行け。俺たちはバリケードを築き一回で応戦する。お前等は上から援護を頼む。」


倉持「OK。いくぞ。」


岸田たちと二階に上り体制を整える。

陣地のほうはバリケードを設置したり格納庫にあった航空機関砲を使い即席の銃座を作る。口径三十ミリだから大抵の装甲車には効果がある。上の階には設置していない。

二階に上ったやつの内訳は、機関銃手二名に狙撃手二名、小銃手四名、対戦車手二名の十名だ。

二つ入り口があるので、二手に分かれ入り口をカバーする。



樋口『いいか?。三、二、一、〇で爆破だ。』



無線を聞きながらC4のスイッチを握る。



樋口『三、二、一、〇!。』



スイッチを押す。瞬間、紅蓮の炎があちこちに立ち上る。

一瞬の間の後、非常事態を知らせるサイレンが鳴り響き厳戒態勢になる。



黒木『いいか。ここは何が何でも守りきるんだ。』



無線から黒木陸曹長の命令を聞きながらざっと点検をする。

そして、格納庫にシベリア兵の部隊が接近しているのを見てすかさず射撃。一人倒れる。



倉持「お前ら。これからどんどん来るぞ。」



そして俺の言葉通りぼつぼつと敵が現れ始めた。

指示を出し、敵の接近を防ぐ。

敵はまだそんなに数は無いので単射で精密射撃を行う。無論敵もこちらに気づかないわけも無く、攻撃してくる。



黒木『バリケードの設置が完了した。敵の様子はどうなっている?。』


倉持「ドンドン出てきている・・・・・岸田!、装甲車!。」



無線で報告しているときにBTRがこちらに来た。

すかさず岸田に指示をし、マルチカールで破壊させる。その間にもどんどん敵が来る。



黒木『そのまま上から撃ってくれ。』


倉持「了解。」



無線がきられると、下から銃声が聞こえてくる。下も交戦を開始したようだ。

散発的な銃撃音とともに次々と敵が倒れる。ただ、こちらも無傷とは行かないわけで・・・



久野「がっ!?。」


清野「久野!。大丈夫か!?。」


久野「この程度でやられてちゃ空挺団勤まらねぇ。オラ、お返しだ!。」



そう奮い立ち狙撃銃を乱射する。そしてことごとく敵に当たっている。無理にとめようとした場合は右フックが来るので弾が無くなるまで放置する。

撃ち終わった後簡単な応急処置をして再び攻撃を開始する。



清野「くそっ、撃っても撃ってもきりが無い。」


青山三等陸曹「時間さえ稼げれば問題ない!。というか、輸送機はあと何分ぐらいで到着するんだ!?。」



清野と機関銃手の青山が叫ぶ。

確かに、今は抑えられては居るがあまり時間がかかりすぎるようだと弾薬が無くなって大変な事態に・・・・。



倉持「弱音を吐くな!。待っていればきっと来る。」



部下二人を励ましながら射撃を続ける。

下では設置された三十ミリ機関砲が歩兵や装甲車をドンドン撃破していく。

三十ミリは伊達じゃないか。それでも弾薬の問題であまり多く攻撃出来ていないが・・・・。

俺達も負けじと射撃する。



『こちらシルフ。現場空域に到着した。』



無線から救出部隊の声が聞こえた。空に耳を肩身ければ轟音が聞こえてくる。

見上げればF-2が轟音と共に空港上空を旋回している。増援部隊の到着の沸き立つ。



岸田「RPGだ!。」



突如俺達の建っている場所が崩れ落ちた。

視界が回り地面に激突。ブラックアウトする。


何秒か、何十秒か

頭を振り意識に覚醒させる。

そして、BTRが正面に・・・・・腰からフラッシュバンを取り出し投げつける。

装甲車と言えど窓に閃光を食らえば見えないはずだ。

閃光で身動きが取れない間に落ちていたマルチカールを使う。



倉持「どわぁ!?。」



但し、至近距離で撃ったために爆風で吹き飛ばされる。

だが、BTRは爆発炎上。見事撃破したわけだ。



倉持「おい。全員無事か!?。」


岸田「な、何とか。」


清野「おい、しっかりしろ!。」


久野「くっ、いてぇ。」



血を流しながら何とか返事をする倉持に清野。

だが、久野と青山が血を流し倒れている。

久野は何とか意識を保っているが出血が酷い。青山を岸田に任せ応急処置をする。



倉持「清野!、久野を今すぐ格納庫に連れてけ!。岸田、青山の状態は?。」


岸田「・・・・・・死んでるよ。くそったれ。」


倉持「・・・・・・そうか。」



青山のタグを改修し、格納庫へ向かう。

後方から戦闘機の攻撃音を耳にしながら格納庫に入った。





「おし、全員そろったな。」



入り口の発見に手間をかけながらも格納庫に入った俺たちは今後の予定を聞く。

簡単にまとめると


一.輸送機が強行着陸。

    ↓

二.中から装甲車二台が出る

    ↓

三.装甲車、飛行機用のドアをぶち抜き入れ替わりでパイロットを降ろす。

    ↓

四.パイロットが戦闘機に乗るまで防衛。

    ↓

五.搭乗後、装甲車に乗車し折れた地は輸送機へ

    ↓

六.その間にSu-27とMig-31は離陸

    ↓

七.輸送機に乗りさっさと脱出。


といたってシンプルなわけだがすでに三つ目の部分もおわるっぽい。

なにせ、無線で飛行機用のドアから離れろって言う連絡が来たからな。


そして、ひしゃげた金属音と共にドアが吹き飛ぶ。

ちょうど戦闘機が通れるくらいだな。

ドアを破ったのは・・・・・FV(89式装甲戦闘車)かと後ろには96W(96式装輪装甲車)が続いている。

FVからは樋口隊長たちが、96Wのドアからは飛行要員? が降車してきた。

そういやぁ、樋口隊長のことすっかり忘れてたな。



樋口「遅れてすまない。」


黒木「謝罪は後です。今は飛行要員の防衛をしなければ」


樋口「分かってる。」



飛行要員は戦闘機へもうダッシュし機材を広げなにやらやっている。

漏れてくる声にはすぐに飛ばせそうとか。

俺たちの方は弾薬の確認と武器のチャックをして、迎撃準備を整える。

そして、出入り口に向かい、敵が来るのを待つ。



岸田「戦闘機の掃射であまり来ないな。」


樋口「言うな。」



だが、幸いなことに戦闘機の支援の攻撃であまり敵が来ない。

そして、戦闘機の発信準備が整ったと言うことで俺たちはそれぞれFVと96Wに搭乗する。



樋口「倉持、お前は銃手席に座って96てき弾(96式自動てき弾銃)を使え!。」


倉持「了解。」



命令に従い、銃手席につき96てき弾の点検をする。

そして、動き出す戦闘機二機と装甲車二両。

しかし、敵も戦闘機を奪取されまいと近づいてくる。

敵兵を96式で撃ち払いつつ誘導路の上を走りC-2に向かう。敵はほとんどFVが片付けてくれるが・・・・。

滑走路まであと少しと言うところで無線が入った。



『こちらシルフ。そろそろ敵が多くなってきた。早くしてくれ。』


『こちら、ベアー1(鹵獲したSu-27)。後は誘導が無くても大丈夫だ。先に行け。』


「と言うわけだ。少し飛ばすぞ。」



そして、急加速。C-2のハッチに近づき搭乗。後からFVも入ってきた。



「よし、閉めるぞ。」



ハッチの操作要員がハッチを閉める。完全に締め切らないままC-2は滑走を開始する。

大丈夫か?。とも思ったが締め切ったと同時に離陸した。



『こちらベアー1。全機離陸した。』



どうやら作戦は成功したらしい。後は護衛を受けて帰還するだけだ。

そう考えると急に眠気が襲ってきて俺はそのまま眠ってしまった。

起きた後に額に「肉」と落書きされたの気づき不覚にも爆笑した。

それにしても空自のF-XがF-35に内定とは。


尾咲「確か作者はタイフーン押しだったわね。」


うん。まぁ、一番要撃に向いているのはタイフーンだし。

マルチロールだし。

F-35はいろいろと問題ありじゃん。

要撃任務に向いてないし、開発はごたごたな状態だし。

F-18EFは・・・・・無難すぎてなんとも。一番落ち着いてるんだけどね。



尾咲「でも、二個飛行隊程度の配備だからF-15やF-2でカバー出来るわよ?。

それにライセンスも認めるし、国産の技術が使えるし、ステルス技術もらえるし。それに、タイフーンにしたらアードアの悲劇が再来しちゃうわよ。」


うーん。そこが痛いところなんだよな~。

因みにネタばれするけどこっちではやっぱり大変なことになるよ。


尾咲「もうこっちで欧州機がこれから選ばれる可能性はゼロになったわね。」


まぁ、報復にちょっとやらかしますけど。

それにしてもEF-2000にすればいいのになぁ。


尾咲「そんな事言っても仕方ないわよ。決めるのはあなたじゃなくて私たちなんだから。」


第一次F-Xのようなどんでん返しが起こってタイフーンになれば・・・・。


尾咲「今の政府にそんなことできるわけ無いじゃない。」


まぁ、そうですね。それでは、次回にご期待ください。

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