表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極東戦記  作者: ATD-X
2.北方紛争編
32/66

第二十八話「予感」

一日遅れの投稿。今回のゲストは巻波一等海曹です。


巻波「こんばんは。」


久しぶりですな。とりあえずさっさと本編に進みます。


巻波「いや、まだ僕全然喋っていないんだけど・・・・・。」


今、PSPで投稿しているから文字入力がめんどくさい。

と言うわけで本編どうぞ。

同日

七時〇八分

埼玉県さいたま市北区

木場家

<木場京助>


朝、起きてパソコンで今朝のニュースをチェックするとトップに「自衛軍・在日米軍北方領土上陸!」と言うニュースが飛び込んだ。



木場「ついにやったか。」



制服に着替え下に降りる。

親に挨拶をして、ついていたテレビのニュースを見る。



キャスター「現在、自衛軍は国後島。在日米軍は択捉島をそれぞれ共同で攻略しています。

また、未確認情報によりますと、既に歯舞諸島は奪還に成功したとの事です。」



国後、及び択捉に展開している戦力は第十八機関銃・砲兵師団でロシア経済の回復に伴い、機材の交代等の近代化が始まったばかりであったが、その後のロシア経済の停滞とシベリア独立前後の混乱等により完全な近代化は達成されなかった。

そのせいで配備兵器はT-55とT-80U。グラード、ウーラガン。ZU-23-2、シルカ、ツングースカ。と新旧が入り混じっている。

北方領土上陸にはかなりの兵力が動員されて、本土からもかなりの兵力が引き抜かれている。

無論、僕の家の近所にある大宮駐屯地からも例外じゃない。引き抜かれたときは本土の防衛をおろそかにする気か!?。とか批判されていたけど。



母「ご飯出来たわよー。」


木場「はーい。」



町田さんも向こうにいる。死んでいないかどうか心配になったけど、今頃はのんびりと哨戒任務に精を出していることだろう。

根拠?。テレビやインターネットでほとんど抵抗が無かったって言ってた。

それに、不良をあんなにボコボコに出来たから前線に出ていても多分無事だろうし。

さて、脳内論議はここまで。朝食を食べるとしよう。








同日

同時刻

北海道国後島内陸部

陸上自衛軍

<町田耕哉三等陸曹>



町田「誰かなんか言ったか!?。」


山崎「知らん!。そんなことより撃ちまくれ!。」



ちくしょう、ここまで残っているとは思わなかった。

状況は橋頭堡確保が完了した後に内陸部に中隊規模で先行偵察したら、大量の敵に待ち伏せされて、ついでに戦車の攻撃を受け機甲化部隊へ退却中だ。

既に車両が二、三両破壊されている。ただいまゲリラ攻撃の厄介さをこの身で体験しています、こんちくしょう。



田中「くそっ、なんて数だ!。」


町田「西山!、MMRの榴弾でやれ。」


西山「もう装填して―――――げっ、戦車!?。」



西山が車内に転げ込んできた。周囲を見渡せば戦車―――――T-55が砲身をこちらに向けていた。運転席に座る田中が回避行動をとる。そして発砲。難なく回避できた。が社内に西山が転げ落ちてきた。



弓川「痛い痛い痛い!。バカ、踏むな!。」


西山「すまん!。」


田中「サッサと上れ!。狭い!。」


山崎「くそ、六番車が横転した!。」



山崎の指差すほうを見れば、六番車のLAVが横転している。乗員は放り出されているが、何とか生きている。

救出はしたいが、車両のスペースが無い。どうしたものか・・・・。



土屋「六番車の乗員を救出できる隊はいないか!?。」


「こちら第五小隊五班。車両にスペースがあり。今横転した車両の救援に当たる。」


土屋「ありがとう。全員救出の援護をしろ!。」



思案していると味方が六番車の救助に向かった。

通信を聞き周囲の味方が一帯に弾幕を張るように攻撃をする。

こちらも無反動砲、小銃から弾丸を吐き出す。隣の味方から軽MATが飛び出しトップアタックで敵戦車を撃破する。

戦車撃破に敵がひるみその隙に救出車両と思われるHMV(高機動車)が接近し、乗員の救出に当たる。

が、敵の攻撃も絶えず、攻撃は絶やさない状況が続く。いや、逆に押されてきている。



町田「本部、近くに航空部隊はいるか?。敵の攻撃が激しい。」


「第一対戦車ヘリコプター隊、第一小隊が現在そちらに向かってる。もうすぐ到着する。耐えるんだ。」


町田「一繋がりで縁起がいいな。町田より全部隊。もうすぐ対戦車ヘリコプターが来るぞ!。」



ヘリコプターの増援の報を聞き無線からテンションが上がった仲間の声が聞こえる。

そして、高機動車が離脱し、再び退却する。



田中「おい、この音は・・・へりだ!。」



ヘリの音がどんどんこっちに近づいて来る。しかも一、二機じゃない。かなりの数だ。

そして姿を現したのは―――――――――


Ka-52だった。



弓川「ちくしょう。そっちかよ!?。」


山崎「口でしゃべる暇あったら引き金を引け!。」


町田「西山、無反動砲!。」


西山「もう、弾が無い!。」


町田「何だと!?。」



弾が無いって、どうやって撃墜するんだよ!?。くそっ、ここまでか。

ヘリは最初にこちらに狙いを定めたか機首をこっちに向ける。

その動作がやけにゆっくりと感じる。そして発射される――――――――――前に突然チャフをばら撒き謎の機動を取る。そしてヘリがいたところをミサイルが通り過ぎた。

ミサイルが飛んできた方向を見ると、陸自の導入した対戦車ヘリコプター、AOH-1がこちらに向かいつつミサイルを発射していた。その後ろではAH-1が追従していた。やっと来たか。



「こちらサムライ。遅くなってすまない。援護する。」


そういい、AH-1が地上の、AOH-1が空中のヘリを攻撃する。

ヘリ同士の空中戦ドックファイト。・・・・胸が熱くなるな。両方とも機動性能がヘリにしては異常にあるからな。

見てみたい気もするが、混乱から回復したのか地上からの攻撃も激しくなってきた。上空の対戦車ヘリの援護を受けさっさと退却する。

これで山場は越えた。後は機甲化部隊と合流して補給地点に戻るだけだ。


しかし俺はこの後さらに危険な状況に陥ることを知らなかった。




本部「第三小隊リーダー。聞こえるか。」


土屋「こちら第三小隊。聞こえる。」


本部「君達は補給が終わり次第、撃墜された空自パイロットの捜索、救難任務に当たってもらう。

詳しいことは補給が終わってからだ。」


土屋「了解。」

さて、一日遅れた理由は


議論が白熱した。


以上。


巻波「それだけじゃ判らないでしょ。」


来年の文化祭で公開するRPGの設定で白熱した論議を副部長と毎回してたら遅くなった。


巻波「もう、文化祭の準備?。早いね。」


善は急げって言いますしね。

次回は遅れないように投稿します。それでは。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ