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極東戦記  作者: ATD-X
2.北方紛争編
26/66

第二十三話「戦死」

空守「なあ、前回は次回予告でこの回の題名って「構築」だったよな。」


うん。


空守「題名ちがうよな。」


ついやっちゃうんだー☆


空守「ついやっちゃうんだー☆、じゃねぇ!。何だ!?。この重苦しいタイトルは!。」


まあ、抑えて抑えて。


空守「・・・・・・ところで、鷲田たちは?。」


鷲田が尾咲に連れられてどっかに行ったっきり連絡がつかない。


空守「やっぱりな・・・・・。それでは第二十三話どうぞ。」


え?、やっぱりって何?。

八月九日

午後七時

海上自衛軍

自衛隊病院


<清水良助三等海曹>


はっ!・・・・・・・知らない天井だ。

とまあテンプレート見たいな物は置いといて。ここは何処だ?。

なんか病院みたいだが・・・・・・。

状況を把握するために起き上がろうとするが。



清水「痛っつ!。」



胸あたりに激痛を感じ断念。骨折したか?。腕を見ると包帯が巻かれている。

多分これも同じだろう。



「目覚めたんだね。」



首だけを動かし隣を見ると頭に包帯を巻いた巻波が本を読んでいた。そして足には包帯が吊るされていた。

多分頭と足を骨折したんだろう。



清水「で、いったいここは?。」


巻波「自衛隊病院。」



だよな。さすがにミサイルが近くで爆発した挙句、その衝撃でドアが吹っ飛んできてぶつかり

壁に強く叩きつけられたもんな。それで無傷だったらどこの人外ですか?見たいな質問が飛んでくるしな。



清水「どのくらいで復帰できるか聞いてるか?。」


巻波「僕は見てのとおり骨折して全治一ヶ月。

君も同じさ。」



そういって苦笑いをする巻波。

まあ、その分ブランクが出てくるからな。訓練して取り戻すのが大変だ。



清水「ところで、海木海曹長はどこに?。」



そう尋ねると巻波の表情が暗くなった。

まさか、・・・・・



巻波「・・・・・戦死したよ。」



やっぱり。

・・・・・・なんてこった。



巻波「ミサイルの爆風をまともに受けて即死だったそうだよ。」


清水「マジかよ・・・・・。」



あのままの状況だったら、三人とも死ぬとはいえ・・・・。畜生。

もっと早くにミサイルの接近に気づけば。ほかにもっと方法はなかったのか?。

そんな思いを抱きながらだんだん暗くなる視界を最後に俺の意識はシャットダウンした。






<巻波孝太一等海士>


清水が目を覚ましたけど、すぐに眠った。まだ疲れが癒えてないのかな。

しかし、海木海曹長の死はかなりショックみたいだね。



巻波「でも、戦争だから仕方ないよ。」



そう呟いて割り切ろうとするものの割り切れない。

やっぱり、上官の死はつらい。

でも、何かを責めても何にも始まらない。



コンコン




巻波「どうぞ~。」


ナース「巻波さん。晩御飯の時間ですよ。」



もうそんな時間か。

ナースさんがテキパキと食事の用意をしている。

因みにナースと言って二十代と思っている奴。

目の前にいるのは四十代くらいのおばさんである。



「何か言いましたか?。」


「いえ、なんにも。それじゃ、いただきます。」


味気ない味を想像しながら僕は食事に手をつけた。

空守「さて、さっきの答えだが・・・・・。」


うん。


空守「前々回の三倍と言うことさ!。」


・・・・!!フラッシュバン!。



バン!。ピカアァァァァ!!



うお、目が、目がアアァァァァ。

↑目を押さえながら倒れこむ。



ゴオオオォォォォ!。



うぅ、今度は何だ。

↑目をこすりながら立ち上がる。


あれは、F-18にF-15二機?。

・・・・・まさか。



鷲田「今回は在日米軍に協力を要請した。」


尾咲「ゆっくり焼かれて行ってね!!!。」


ヒュウウウウゥゥゥゥゥゥゥン。


Oh,Shit.


チュドーーーン!!。

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