第二十話「決定」
清水「何で俺達はここに?。」
巻波「さぁ。」
いや、座談会したいな~って前から思っててね。この章が終わったらやるつもりだったんだけど待ちきれなくてね。
因みに君達を呼んだのは本編で重傷を負って今離脱しているからね。
清水「何か、ありきたりだな。つか、更新速度を早くすれば?。」
それが簡単に出来たら苦労しないよ。
巻波「・・・・。僕達よりも空自の空守や鷲田を登場させれば?。」
あ・・・・・・・。
清水「忘れてたな。」
そ、それでは本編どうぞ。
清水、巻波「「あ、逃げた。」」
八月六日
十五時四十分
東京千代田区永田町
首相官邸地下一階危機管理センター
<霧本雄一郎内閣官房長官>
浅尾「戦果は?。」
三山「大湊地方隊が第三護衛艦隊と第四潜水隊と合流しましたが、海自は途中に支援攻撃をしたP-3Cが損傷。まきなみ、りゅうじょうが被弾し中破。ありあけ、きりさめが破片により小破。それとミサイル艇が撃沈。海保は退避中に巡視艇が三隻、巡視船が五隻が撃沈。空自はF-4二機、F-15が三機が撃墜されました。しかし今回の海戦で第114水域警備艦旅団を殲滅。第165水上艦艇旅団、第36水上艦艇師団、第19潜水艦旅団、第44対潜艦旅団を壊滅。
航空機はMig-31を四機、Su-27を四機、Il-38を一機、撃墜したそうです。」
浅尾「そうか。中々の戦果だな。」
現在北方領土でのまさか戦闘結果に驚愕している霧本だ。いつまでも驚愕している暇はないが。しかし、ロシアの攻撃も予想外だが、自衛軍の奮戦も予想外だな。おかげで一方的な戦闘と言うことはないようだが。
平間「えぇ、これで敵の水上戦力の約半数は破壊出来たのは儲け物でしょう。」
平間防衛大臣の言うとおりだ。一応この戦闘で敵の海上戦力の展開に制限が加わったのは間違いない。
しかし・・・・・。
霧本「航空機の数が少ないのでは?。」
三山「それは同時期にロシア軍がシベリア攻撃のために進撃を開始し、それに航空機の大半をそっちに回さなければいけない状況になったからです。まぁ、多数の地域で独立運動が頻発したので、ロシア側の兵力が足りなくなり進撃が停止しましたが。」
霧本「なるほど。」
梅本「実は、ロシア政府から北方領土及び極東管区への攻撃要請が届いているのです。」
新田「見返りに油田権益の一部割譲、歯舞諸島、色丹島の割譲を提示しています。」
なるほど。いよいよなりふり構っていられなくなったという訳か。
しかし・・・・。
浅尾「自衛軍は自分の領土の奪還を許されるんだよな。」
今泉「?。はい、可能です。・・・・・まさか。」
突然浅尾総理がうなずきながら言った。
浅尾「ならば、動員できる輸送船を動員し北方領土への上陸を行う。」
こういった直後どよめきが危機管理センターを覆った。何せ第二次世界大戦以来、初めての武力行使をするという宣言をしたも同然なのだから。
浅尾「何も問題あるまい。兵力も足りているし、法的に可能。攻撃も受けた。脅威の排除を名目に奪還するのも問題あるまい。連中が何かいうなら国際司法裁判所に引きづり出せば良い。これは大チャンスじゃねぇか。」
確かにこの機に応じて北方領土を奪還すれば支持率が上がるし北方領土問題が解決するチャンスだ。
でも言いたいことを全部言われるとはな・・・・・・。
永岡「ですが、兵力のほうは北海道だけでは足らないのでどこからか集める必要はありますよ。」
霧本「その点についてなら、陸総隊(陸上総体司令部の略称)と東北方面隊からから抽出すればいいのでは?。」
矢部「在日米軍のほうは?。」
街斑「事前に問い合わせましたが、ある程度の兵力抽出は可能との事です。」
浅尾「よし、霧本の案で行こう。反対する者は・・・・・いないようだな。」
俺の意見に反対するものが居ないか確認した後、
各方面で北方領土上陸作戦の準備を進めた。
戦後初の攻撃的な軍事行動。吉と出るか凶と出るか・・・・。
そんな考えを抱きながら、危機管理センターを出た。
清水「ところで、俺達が今後登場する予定は?。」
後書きだけに登場させる予定。だけど毎回と言うわけではないかも
巻波「最近登場していないキャラを出席させるから?。」
いや、単純に書く時と書かないときがあるだけ。まぁ、巻波の
問いも大体あっているが。・・・・・
清水「なんか詰まんない会話だな。」
・・・・・さて次回はロシアが北海道に上陸してきます。それでは。
清水「あ、また逃げやがった。」